ダイハツ ソニカ 内装パーツ塗装承ってます

 先日到着しておりましたダイハツソニカの内装パーツ一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容は各パーツをダイハツ純正の「ルージュレッドクリスタルメタリック」(カラーコード:R45)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っています。

 こちらのシフトパネルは全体に小傷が付いているので、分解後「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってからの上塗りとします。

 シフトレバーパネルは少しだけの傷なので、軽い研磨のみで上塗りを行う予定です。

 メーターパネルはシルバーの部分のみ取り外して塗装を行います。

こちらはルーフアンテナのベースとブレードです。同じく「ルージュレッドクリスタルメタリック」で承っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

マセラティリモコンキー分解

 先日お預かりしておりましたマセラティのリモコンキーです。

 このリモコンキキーはエンブレムの下にネジがあるので、まずはそちらを外します。

一番最初に分解をした時はこれが判らず、ネジがついたまま隙間からへらを差し込み、無理やり開いてその固定部を破壊するという方法を行いました(当時はどこ探してもこれに関する情報が無かったので仕方ありませんでした)。

 エンブレムは両面テープでの固定なので、まずドライヤーで熱々に温めて糊の粘着力を弱くし、先を曲げたピンセットを隙間に入れて外します。カバーパネルは塗装するので傷がついても問題は無く、とにかくエンブレムの方を綺麗なまま外すようにします。

 さらに3か所が爪で固定されていて、その内の目視できる一か所を、先を曲げた金属棒で爪を起こし、隙間からへらを入れて開きます。先ほどエンブレムを外す際に熱々になっているのでこの間に行うのがコツです(プラスチックは暖かいと割れにくく、弱に冷たいと割れ易いです)。

 今回は幸いに一か所だけの破損で済みました(最初の頃は三か所全て破壊して分解していました)。

 破損した部分をペーパーで削って足付けし、脱脂をしてプラスチックプライマーを塗布、そしてエポキシ接着剤で固定します(エポキシ接着剤だけを使って固定しても全く無意味です)。

食み出てはまずい部分にPP(ポリプロプレイン)製の板を当てて、割れた部品を固定します。PPはやはりプライマー無しでは接着剤がくっつかないので、その特性を利用して型枠としています。

その間に細かい部品を取り外し、これで分解が完了です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!