30系ヴェルファイアテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタヴェルファイアの純正テールランプです。後期型になるのでしょうか。こちらのオーナー様は6年前に以前の型のヴェルファイアテールランプの塗装をご依頼頂いた方で、今回は新型でも当店をご利用頂きました。この度もご贔屓頂き有難うございます!

ご依頼内容は前回と同様、透過性の赤=レッドキャンディーで、今回は3箇所×2=合計6か所のクリアー抜きをご指定頂きました。

外側のテールランプ(リヤフェンダー側)は下側の部分で、予めオーナー様に印を着けておいて頂きました。こちらを左右同じ様にクリアー抜き(この部分を赤くしない)とします。またスモークは行わず、レッドキャンディーのみとなります。

そして内側(リヤゲート側 )のテールランプです。こちらも下側にあるLED部分を、

このような感じでクリアー抜きとします。真っ直ぐですが途中で一旦切れるような感じです。左右を同じ様にしたいので、一旦これらをデータ化してマスキングシートを作る仕様を予定しています。

以前ご依頼頂いた時の画像も紹介しますね。

この時もスモークは無しで、今回もこちらと同じくレッドキャンディー+クリスタルクリアーで承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

COTTAサムレスト 下準備

先日お預かりしておりましたCOTTAのサムレスト(カメラ用部品)です。

「COTTA」のロゴはてっきり彫刻されて凹んでいると思っていたのですが、どうやらそうでは無かったらしく、印刷か何かで出っ張った物となります。

となると下地処理を行った際にこれは取れてしまいますので、

改めてロゴデータを作成し、

それをデカール用紙に印刷を行います。通常白を印刷するのは難しいのですが、ALPS社のドライプリンターであれば個人レベルでもそれが可能となります。

ドライプリンターを使ったデカールの作製については以下の記事が判り易いかと思いますので、宜しければご参照くださいませ。

1/43ポルシェミニカー用 デカール作成

ちょっと判り難いのですが、横幅9.6mmのロゴを白で印刷しました。後に黒を塗った上にこれを切り取って貼り、上からクリアーを重ねます。

そしてサムレスト本体です。塗らない部分はオーナー様にマスキングテープに貼って頂いていましたので、そちらを確認後、

剥がします。

よく脱脂清掃し、改めてマスキングテープ→ガムテープを貼ります。

小さいゴム板は接着剤で着いているようなので、そちらもそのままでマスキングを行っています。

そのままだと塗装が密着しない為、サンドブラストを行って既存の塗膜(またはアルマイト被膜)を剥がします。

そしてサンドブラストが完了です。

マスキングの密着が悪いとサンドブラスト中に取れてしまうので、最初に脱脂をしたのはその為ですね。指定箇所と当たりゴム部分もしっかり残っていたので問題無く出来ました。

この後はリン酸処理→プライマーを塗装します。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!