Finalmouse TenZワイヤレスマウス塗装 完成

先日本塗りを終えていたFinalmouse Starlight Pro – TenZ ワイヤレスマウスです。

分解時の画像を見ながらそれぞれのパーツを元に戻していきます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はシルバーに黒いラインが入って塗装が施されていた物を、

クリックボタン側(画面向かって右)を紫系の色に、

手前側を青系の色で塗装を施しました。

それぞれの色は見る角度で色味が変わるクロマフレア系の顔料を使っています。旧DUPONTだとクロマリュージョンカラー、日本ペイントだとマジョーラと呼ばれるような色ですね。

クリアーは半艶仕様となります。

全体を一旦黒に塗り、その面積を多めに残した仕様でのグラデーション塗装となっています。

側面のパーツとも繋がっているので、グラデーションを塗る際には仮組みをした状態でスプレーしています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

動画の方が色の変化が判り易いかと思い、こちらでも撮影しておきました。

https://youtube.com/shorts/uRv6pVoxT08

(ショートになってしまうので埋め込みが出来ませんでした。)

ここからは室内での撮影となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

アルファロメオ樹脂製エンジンカバー 本塗り

先日凸部にシルバーを塗って全体にクリアーをコートしておいたアルファロメオ用樹脂製エンジンカバーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

現状艶あり仕上げなので素地の粗が目立ちます。

凸部は予め研磨して表面を均していますが、それ以外の部分はザラザラとした梨地なので、クリアーを塗ってもそれがそのまま残った状態となっています。むしろ変な仕上がりですよね。

まずは全体を軽く水研ぎし、

 

その後スコッチとナイロンブラシ、ウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。

よく洗浄し、大体な感じで凸部をマスキングしておきます。後で凸部についた塗膜を除去する際の手間を少しでも楽にする為ですね。

 全体に今回のベースカラーとなるGM社の「Dark Argent Charcoal Met」(カラーコード:6270)を塗布します。

よく乾燥させたら、

マスキングテープを剥がします。

凸部の周りを汚さないように養生し、

余分をシンナーで拭きとって、当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスオレンジ)を使って研磨し、凸部天面に乗った黒メタリックを除去します。

同じ様にフィンも処理します。

AlfaRomeoの凸文字は流石にマスキングは出来ないので、この状態から黒メタリックを除去していきます。

下地には完全硬化したクリアーが塗ってあるので剥がれる事は無いのですが、周りの黒メタリックにはちょっとでも触れただけで駄目になってしまうので、ここの作業ではある程度時間掛かってもミスの無いようじっくり行います。一か所1時間くらいで3~4時間くらいでしょうか。

凸文字全ての処理が終わったら全体をタッククロス(粘着剤が塗着した不織布)で拭き取りながらエアーブローを行って埃を飛ばします。

そして全体に艶消しクリアーを塗布します。

ウェットで艶がある状態だとどうしても素地(素材)の粗が目立ちますが、

艶が消えると梨地が目立たなくなります。素地の凸凹が光を反射せず吸収してくれる為ですね。

画像だと黒メタリックが明るく見えますが、原色に使われている粗いメタリックは光に当たると輝きが強くなる傾向にあり、これがエンジンルーム内=ボンネットの下に装着される状態であれば丁度良い感じになると思います。梨地のザラザラ感と相まって金属的な質感は鋳鉄のような風合いでかなり格好良いと思います。

凸凹だった素地は予め研磨して均しておいたので、ピシッとした感じが表現出来ていると思います。

マスキングではかなり難しいAlfaRomeoの塗り分けも、

今回の「二度塗り」の工法であれば、

自然な感じでしっかりとした塗り分けが出来ているかと思います。2度塗り自体も結構な手間ですが、各凸部のマスキングシート(データ作成)を行う事を考えればこれでもかなりコストを落とす事が出来ています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BeoLab3スピーカー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたBang&OlufsenのBeoLab3スピーカーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はラバーコートが施されていて、

これの特徴としては経年で劣化すると表面がベタベタになり、爪で引っ掻くと簡単に削れてしまったりします。

なので既存の被膜は全部剥がし、新たに艶消し黒の塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

今回施している塗装は自動車ボディのそれと同様の物ですので、今後同じように経年でベタベタしたり簡単に剥がれたりはしませんのでご安心くださいませ。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ゼンハイザーXSW-D ワイヤレスオーディオ塗装承ってます

先日到着しておりましたSENNHEISER XSW-D XLR BASE SET、ハンドヘルド型ダイナミックマイクを手軽にワイヤレス化出来る製品です。こちらのオーナー様はおよそ4年前に同社E935のマイク塗装を御依頼頂いた方で、

この時と同じくレッドキャンディーカラー、またクリアーも高品位なタイプのクリスタルクリアーで承りました。「大変素晴らしく、年数は経ちましたが色褪せする事もなく、また欠ける事もなく、当初のままの状態が維持されています。」とのお言葉も頂戴しております。この度も当店をご贔屓頂き誠にありがとうございます!

分解するのは難しいそうな(壊れてしまう可能性が高い)構造 で、

なのでインジケーターランプとボタン、マイク差し込み部分はマスキングで対応します。

USB端子取り付け部には、要らないケーブルをカットしてそれを差し込んでマスク型に使おうと思っています。

裏のシールはマスキングで行うと著しく仕上がりが悪くなってしまう恐れがあるので、

ドライヤーで温めて剥がし易いようにしてからピンセットで丁寧に摘まんでみましたが、簡単に千切れてしまったので再利用は出来ない素材なのが判りました。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ランボールギーニリモコンキー塗装承ってます

先日到着しておりましたランボルギーニ ウラカン用のリモコンキー(スマートキー)です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容としては、鍵本体の黒い樹脂部分をブレンボレッドの近似色、またLamborghiniのロゴ部を黒に、クリスタルクリアーの艶あり仕上げで承っています。

メッキの部分とボタンについてはそのままで、今回塗るのは黒い部分のみとなります。

表面はザラザラとした梨地なのでそのまま上塗りを行っても艶のある仕上がりにはならず、ただ「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった作業だとLamborghiniのロゴが埋まってしまう恐れがあるので、今回は「2度塗り」の工法を予定しています。

凹み文字の塗り分け方法については以下のような感じとなります。

この時は最初に赤に塗って完全硬化させ、その後黒を塗って余分を除去、最後にクリアーで全体をコートしています。

今回の鍵には両サイドに何かに嵌める為の溝があって、ただ恐らく使う事は無いと思うのでパテで埋めてしまうという事も考えていたのですが、

念のためこちらはそのまま残して塗るようにしようと思います。色自体は一緒に塗るのでこの部分も赤になります。

赤については車体に装着されているブレンボキャリパーのレッドと合わせたいとの事で、

この時の赤を採用しようと思います。

また今回のリモコンキーには灯火する箇所があるので、そこはクリアー抜き=色は塗らないようにしようと思います。クリアー自体は塗るので段差等の違和感は無いようにします。

以前施工したこちらのロジクールワイヤレスの「G」の部分のような感じですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!