サングラスフレーム塗装承ってます

oakley先日到着しておりましたオークリーのサングラスです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

最初は分解した状態で届いたのですが、どうやら普通のフレーム形状のようですので一応後からレンズも送って頂き実際に組み付けて確認してみました。メガネのセルフレームみたいに凄くキツイとレンズを嵌める時に塗装を剥がしてしまうので確認しておきたかったんですよね。お手数を頂き有難う御座います!

oakley1フロントとツルの接合部は一般的な蝶番では無く単に嵌めこみなのですが、如何せんこれがかなり堅いです。取り外しはオーナー様ご自信でやられたのですが取り付けはこちらでやっておこうと思いまして、色々シュミレーションした結果最初に上を差し込んでから多少強引に上に押し上げてフレームを変形させ、さらに無理やり下側を押し込むような形でようやく嵌ります。既に抉った後が多く見受けられますのでオーナー様も相当苦労されたのでしょうね。判ります判ります。

oakley2画像には写っていませんが、ツルに着いていたオークリーのエンブレムバッジもありまして、そちらは元々両面テープで着いていたようですから同じ様な感じで元通り貼り付けておきます。

ちなみに肝心のご依頼内容はマットブラック(艶消しの黒)となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

メガネチタンフレーム 下準備

titan16 先日サンドブラストを行って旧塗膜を剥がしておいたチタン製のメガネフレームです。お待たせしていてすいません!

ちなみに鉄であれば直ぐに錆びてしてしまうので、ブラスト後には直ぐにプライマーを塗る必要がありますが、チタンは酸化皮膜が安定していますので急いでプライマーを塗る必要はありません。

brembo135なので何か他に一緒にプライマーを塗る仕事が・・・と待っていたら、いつもの業者さんからブレンボのキャリパー塗装を御依頼頂きましたので、その時一緒にプライマーを塗る事が出来ました。

尚、今回のメガネフレームは二色の塗り分けがかなり微妙で、到底他の作業と一緒には出来ませんから、もう少しタイミングを見計らってからの本塗りとなる予定です。お待たせして申し訳御座いませんが(後から抜かれてしまってすいません・・・)、何卒ご理解の程よろしく御願い致します。もう少々御待ちくださいませ!

“alain mikli” Eyeglasses

alain2こちらでは紹介していませんでしたが少し前に御依頼頂いていたアランミクリのセルフレームです。どうしても黒が欲しかったとの事なのですが手に入らなかったので今回の御依頼に至りました。レンズは入っていますが恐らくまだ未使用の状態でした。

alain3セルフレームメガネの塗装において一番厄介なのは最後にレンズを入れる事で、元々無理やりレンズを嵌め込むような装着の仕方ですから普通に入れようとすると必ず塗装を剥がしてしまいます。実際私も何度も苦い思いをしまして、それ故に多分どこの塗装屋さんもメガネ屋さんもやっていないのだと思います。

ちなみに無保証で宜しければこれの取り付けをサービスで行っていまして、ただ無保証と言う事は、取り付け時に塗装が剥がれたりレンズが割れたりフレームが折れたりしても一切の責任が負えないと言う事ですので(破損したまま返却すると言う事です)、その点をご理解の上でしかお受付はしていません。もし少しでもご懸念される事があれば当店には御依頼されないようにして下さい。

alain4 下地処理から塗装の方法、使う材料は自動車補修の内容と全く同じで、強度についてもそれと同じ様に考えて頂ければと思います。ですので塗装自体はお近くの自動車板金塗装店で普通に出来る筈です。ただ受けてくれるかどうかは判りませんが・・・。

alain5 使っている塗料は2液のアクリルポリウレタン系の物で、完全硬化はしたとしても直接肌に触れる物ですからアレルギー等ご懸念される場合は塗装はやめておいた方が宜しいかと思います。それについての保証なども一切お受付はしておりませんのでご注意くださいませ(ただしそういった報告は一度もありません)。

alain6 レンズは予め「入れられるギリギリのサイズ」に削って加工していて、またレンズとフレームが接触する箇所の塗膜が厚いとそれだけ剥がれる可能性が高いのでその部分は極力塗膜が薄くなるようにしています。ただしかといって肌がザラザラとしたり艶が無かったりと言う訳ではありません。

alain7 2液性アクリルポリウレタン樹脂塗料は軟化剤などを添加する事で塗膜を柔らかくしたりする事も出来ます。またクリアーの種類にも色々とあり、普段よく触れる物であれば耐擦り傷性や耐UV性、耐薬品性の高い高品位なクリアー(現在はSTANDOX クリスタルクリアー)などに変更する事をお勧め致します。

alain9 レンズを削っているとしてもそのまま簡単に入れられると言う訳では無く、装着する時には洗剤を使って塗膜が滑り込むようにさせ、あとは力いっぱいレンズを曲げて差し込むようにして溝に挿し込むように入れます。レンズを加工している時点で50~100回くらい脱着していますから大体のコツは掴めていますがそれでもかなり緊張します。尚、レンズが分厚くて小さい場合はしなりが無いので難しいかも知れません。

alain10 蝶番の分解は簡単ですが蝶番自体を取る事は出来ないのでこの辺はフルマスキングで対応しますが、極力塗ったとは判らないように仕上げるようにしています。

alain11 商売として考えると実は割りには合わない所もあるのですが(なのでどこもやっていないのだと思います)、出来る事だけをやっていると自分が劣化してしまうような気がするので、多少なりリスクがあるような事も必要だと思っています。ただ先日塗らせて頂いたタブレット端末のSurface3はさすがに一歩間違えれば廃棄物なのでちょっと危険だったかも知れません(無事完成してオーナー様にはお喜び頂きました)。

alain13 この時の御依頼は「お任せコース」なので磨きはしていません。所謂塗りっ放しです。

alain14本当は色々な塗るのではなく、「テールランプの塗装専門」とか「自転車フレーム専門」といった感じで一つの物に特化してしまった方が利益率は高いのですが(しかも楽かと・・・)、今はとにかく何でも経験しておいて、いずれ徐々にフェードアウト(笑)して対象を絞っていこうと思っています。

チタン製メガネフレーム 素地調整

titan14 こちらもお待たせしております!チタン製のメガネフレームですね。作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

現状の塗膜は至る箇所で剥がれ掛かっていて、その下からは艶々とした金属素地が出ていますから、どちらにしても単に塗膜を剥がすだけでは塗れないのでサンドブラストを行って足付け処理と一緒に塗装を剥がしてしまいます。

titan15こんな感じで素地調整完了です。これだけ表面がザラザラしてくれればアンカー効果が期待出来るので新品時の塗膜のようにペリペリとは剥がれませんからご安心下さい。と言うか元々はプライマーも塗っていなかったですから、あれでは剥がれて当然なんですけどね。

また作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々御待ちくださいませ!

メガネチタンフレーム塗装承ってます

ogura 先日到着しておりましたチタン製のメガネフレームで、こちらは以前BMWの内装スイッチツマミの塗装でご依頼頂いたオーナー様です。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座います!

ogura1 現状は既に塗装が施されていて、ただ至る箇所で塗装が剥がれてしたから素地が見えています。

ogura2 塗装がまだ残っている箇所も、レンズが擦れ合うようなストレスが掛かる部分は塗膜が既に密着していません。小物製品への塗装の場合、焼付け塗装はそれ自体の密着性が良いので下地処理をしないまま直接色を塗ってしまうようなケースは良く見受けられるのですが(と言うかコスト上殆どがそうだと思います)、艶々の金属の上にプライマーも塗らずに色を塗れば剥がれるのは当然なので、大抵は数年経ってから一気に劣化が見られるようになります。最初の一年は結構大丈夫なのでクレームも言い難いんですよね。

尚再塗装の際には全体をサンドブラストで掛けて塗膜を全て除去してからの塗り直しとなります。

ogura3 ツルの部分は立体的なデザインになっていて色も塗り分けされています。今回の再塗装ではこれと同じような塗り分けで、ブルーの部分をBMWの純正色「アヴスブルーメタリック」(カラーコード:276)、黒の部分をやはりBMWの「DIAMOND BLACK」(カラーコード:181)でご指定承っております。何だかこれくらいの塗り分けだともう普通に感じてしまうのは気のせいでしょうか(笑)。

ogura4 早速分解してみました。レンズは填め込みでは無くネジでフレームを閉じて締め付ける構造なのでプラスチック製のセルフレームと呼ばれる物に比べると簡単です。

ogura5ちなみに金属素材がチタンかどうかは実際には不明なのですが、蝶番のネジ部分に皿状の座金(ワッシャー)が付いている場合はチタン製の筈です。実は以前これを一個飛ばして無くしてしまい新たに購入する時に調べました。多分金属の摩耗を防ぐ為に付いている物と思われます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂き有り難うございます!