レンズ関係透過性塗装 下準備

次回の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツです。他のご依頼品と順番が変わっていますが(抜いてしまっていますが)、同じような内容の物は複数を並行して作業をするようにしておりますので、何卒ご理解を頂けますようお願い申し上げます。


・NAロードスターテールランプ&フロントウィンカー塗装承ってます

・R34スカイライン用メーターパネル塗装承ってます

・ダッジマグナムテールランプ塗装承ってます


メーターカバーパネルはレンズ単体なので、塗りながらスモークの濃さが判るよう透明なシートを貼ってマスキングを行います。カッティングステッカー等を転写させる為のアプリケーションシートで、その中でも粘着力の強い物を採用しています(弱・中・強の三種類を使い分けています)。

ただアプリケーションシートはコシが強いので皺が寄る部分は浮いてしまいますから、端はマスキングテープで、さらにその重なり部分を透明なセロテープで抑えています。万が一にも塗料が入らないようにですね。

テールランプは電球ソケットが付いていないと穴が開いたままになるので、まずはそれらを塞ぎます。気にされて元々貼っている方もいらっしゃって、その場合はそれを最後までそのままにするか、または貼りなおしておいたりします。とにかくこれをやらない状態でエアーブローとかはしませんのでご安心くださいませ(人を雇ってやって貰うとそういう所が気になってしまうので結果一人で全部やる事にしました)。

その後被塗面以外の部分をマスキングします。ネジ等で突起している箇所は紙が破けるので二重にしたりマスキングテープやガムテープでその都度補強しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アウディエンブレム&内装パーツ塗装承ってます

先日到着しておりましたアウディクワトロのエンブレムと、エアコン吹き出し口の「つまみ」部のパーツ2点です。こちらのオーナー様は14年前に当店をご利用頂いておりまして、この度もご贔屓頂きありがとうございます!

こちらのクワトロエンブレムは少し前にも同じものをご依頼頂いておりまして、ただその時とは少し仕様が変わります。

判りやすいよう以前施工した時の画像を紹介します。

この時は文字と枠を黒、内側平面部を赤でしたが、今回はこれとは逆で、


「縁とquttroの文字を赤、文字背景の平らな部分を黒」


で承っています。

色については見本でお預かりしている物を参考に簡易的な色の作成(非調色・5分程度の作業)、艶あり仕上げ、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

そしてこちらは内装エアコン吹き出し口のつまみ部分のパーツとなります。

現状は未塗装、黒の樹脂素地状態ですが、

これをこちらの見本と同じような配色にします。つまみ部分を艶ありの黒、レール部分を艶ありの赤ですね。

そのままの状態では塗装が出来ないので、まずは分解を行います。

樹脂素地は比較的柔軟性と粘りがあるので割れ難く、恐らくはPP=ポリプロピレン樹脂と思われ、その特性のお陰で各部割れずに分解出来ましABS樹脂だったら爪固定部分は全部割れていたと思います)。

分解すると一固定の為の金具と板バネがあるので、それぞれ無くならないように保管しておきます。

こちらが艶あり黒で、

こちらが艶あり赤となります。可動部(左右両端の突起部)はマスキングをして塗らないようにしておきます。

念のためそれぞれ元通りに出来るよう印をつけておきました。また組付け時に間違えないよう分解前の画像もかなりの数を撮影してあります。

参考までに以前ご依頼頂いた時の画像も紹介させていただきます。

この時は2010年頃で今の工場に引っ越す前、川崎にある知人の工場に間借りしていた時です。その時のメール等の記録は残っていないのですが、画像はありました!。ヘルメットに取り付けるデジタル速度計ですね。

今だったら音叉マークはデカールでやっていると思いますが、この時はまだドライプリンターを持っていなかったので(存在すら知らなかったので)、マスキングシートを作って塗装で対応していたようです。なんて恐ろしい…(笑)。

当時は固定経費が少なく済んでいたので比較的安価で対応出来ていましたが、今はその時に比べると2倍~3倍くらいの塗装費になっていると思います。それでも「あの時の塗装が非常に美しかったので今回また依頼させていただこうと思い問い合わさせていただきました。」との事で、有難い限りです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

IMPULアルミシフトノブ 本塗り

先日本塗りを終えていたIMPULのアルミシフトノブです。その後残った打痕部にクリアーを筆挿しし、60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

全体を#800→#1500で水研ぎして表面を均し、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。

再び台にセットして本塗り準備完了です。

色を塗る必要な箇所は無かったので、

そのままクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

深い傷や打痕も綺麗に払しょく出来ました。

この後は再び60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

IMPULアルミシフトノブ 本塗り

先日下塗りを行っておいたIMPULのアルミシフトノブです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。打痕等はそのままなので現時点では仕上がりが悪いのですが、彫りの浅い凹み文字を極力残したいのでとにかく研磨をしないように作業をしています。

特に大きい文字の方は彫りが浅いので、マスキングを併用しないと上手くいきそうにありませんから、データ作成から行う事にしました。

ある程度のデータが出来たら実際にカットして試し貼りをし、再度修正してを何度か繰り返します。

オス型で形が合ったらメス側のマスキングシートを作成しておきます。

凹み文字の色についてはゴールドで承っていまして、色はお任せなので見本からブルーブラックにあった物を探します。

こちらの赤味の無いホワイトゴールドがブルーブラックによく似合っていたのでこちらを採用する事にしました。

平面は#800→#1500の水研ぎでラインを均し、その後ナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行います。

台にセットし、脱脂清掃を行ったら本塗り開始です(実際にはもう一度塗るのでまだ下塗りというか中塗りですかね)。

まずは小さい文字の方から始めます。

その部分だけにゴールドのベースコートを塗布し、

溶剤でのふき取り&研磨で余分なゴールドを除去します。が!、やはり懸念していた通り下側の文字の深さが浅く、いつものやり方だと色が取れすぎてして残りません。

という事ですが、もう一度部分的にやり直し、強く擦らないよう気を付けて今度は何とか残せました。

ちなみにこの時点でどうにもならなくなったら全部最初からやり直し→文字部を削り落としてエポキシパテを充填、IMPULの文字も含めてデカールで塗装かデカールでやり直そうと思っていました。

そして次はIMPULの凹み文字です。

実際には一文字ずつを、さらに各辺を修正しながら塗装しています。

そしてベースコート完了です。何とかなりました・・・!

そしてクリアーを塗って本塗り(中塗り)完了です。

画像だと塗ったばかりなので判り難いですが、全体にはまだ打痕が残っています。

ただ二回目のクリアーを塗り終わった感じでは結構埋まっているので、パテ等は使わず、クリアーの筆挿し&研磨でそれらを均し、もう一度クリアー塗装だけで大丈夫そうです(ダメだったら文字部以外の部分をブルーブラックで塗り直します)。

少し青味掛かった黒にしっとりとしたゴールドが良く似合っているかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

IMPULアルミシフトノブ 下塗り

先日お預かりしておりましたIMPULのアルミシフトノブです。

全体に打痕があるのですが、凹み文字の深さが浅いのでこの時点で研磨作業が出来なく、なのでそのまま下塗りを行う事にしました。オーナー様的には難しそうなら細かい文字は埋めても構わないとの事なのですが、IMPULの方もかなり厳しいんですよね。

と言う訳で凹み文字を無くさないよう、サンドブラストで全体の足付け処理を行います。

その後リン酸処理を行いました。通常であればこの時点でパテで打痕を埋めたりしまうが、それ自体に防錆効果は無いので、

一旦全体にプライマーを塗布します。

細かい文字は下の方が浅そうに見えますが、何とかなりそうです。

続けてベースコートを塗布します。黒に見えますが日産純正色の「ブルーブラック」(カラーコード:BG8)となります。

打痕は残っているので後にパテ作業、また再びブルーブラックを塗る必要があると思いますが、とにかく凹み文字を残す事を優先にしています。

そしてクリアーを塗って下塗り完了です。

凹み文字周りはクリアーも薄めにして埋まらないようにしています。

小さいほうの文字は大丈夫そうで、逆に大きいIMPULの文字は輪郭がはっきりしていないので(サイズの割に深さが浅いので)マスキング等での塗り分けが必要になりそうです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!