スターバックスタンブラー 下準備

starbucks9 先日塗っておいたサフェーサーが完全硬化したので研いでおきます。やはりと言うか実際に触れてみると表面はかなり凸凹しているので当て板と#320のペーパーを使ってラインを整えていきます。

starbucks10 そしてご依頼頂いていた「PORSCHE」のロゴを入れる準備をします。ステンレス製のタンブラーに比べると磁気製タンブラーは胴回りが太いのでロゴも少し大きめにしておきます。

starbucks11 で、サイズが決まったらカッティングプロッターでマスキングシートを作成しておきます。段々イメージが出来てきましたね。

starbucks12ステンレスのタンブラーも下準備をしておきます。元々塗ってあったイエローのクリアーを剥がしたら良く脱脂洗浄しセッティングします。

starbucks13こちらは特にラインを修整したりする必要は無いのでサフェーサーでは無くプライマーの塗装のみで完了です。

金属に直接トップコートを塗る事は出来ませんから、そういった場合はこのプライマーが橋掛け的な役割を担ってくれます。ちなみに凸凹を修整する場合はこの後にサフェーサー(2液ウレタン)を塗るか、またはプライマーの前にパテを使って対応します。尚、プライマーの後にパテを塗ると一緒に剥がれてしまうケースがあるのでそれはそれで注意が必要です。

が、ここでステンレスにポリパテは付くのか、と言った疑問が出て来て、恐らく説明書にはそれは明記されていないと思いますので(私は見た事がありません)、自分でどうなるか何度もテストしてみる事が必要です。まあそれ以前にエポキシ系のパテを使えばいいだけの話なのですが、こういった作業工程を自分なりに考えて行うのも塗装の面白い所ですかね。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ。

スターバックスタンブラー 素地調整

starbucks7 こちらもお待たせしております。スターバックスの磁気製タンブラーです。もう一個のいつものステンレス製のタンブラーは定番ですが磁気製のこれは初めてです。「って言うかそれって塗れるの?」と思われそうですが(これ二回目ですね)、素地調整次第では他の被塗物同様に塗装は問題ありません。既に何年も前にこれのテストは済ませているのですが、そもそも釉薬が掛かった物に再度塗装を行うという事自体が稀なので実際に仕事で行う機会が今まで無かったのです。

starbucks6磁器の場合は透明の釉薬が塗ってあるのが普通で、この白は素材自体の色だと思います。緑色のプリントは勿論色付きの物ですけどね。

実は私は小学生の頃に陶芸を習っていた時期があって、ただそれは私が習いたかったと言う訳では無く、父の友人が陶芸家でどうもパトロン的な形として半強制的に私をその方の下に就かせたようなのです。まあお陰で良い経験にはなりましたが(いやそれにしても早すぎた気が・・・)。

ちなみにタンブラー内部と底は塗らないのでマスキングして傷が付かないようにします。磁器も陶器も素地調整としては「サンドブラスト」で表面の釉薬を落としてしまえば良いのです。こんな事は誰に習う必要も無くちょっと考えれば当たり前の事なんですが、どうも先入観があるとこういった事を理解するのが難しくなるようです。私的には何よりもこういった事に気をつけて行きたいですかね。

starbucks8表面のガラス質(釉薬)は固くて大変そうに思えますが、サンドブラストは固い物に対しては威力を発揮するので実は結構簡単に終わります(ここまでの準備の方が大変です)。それよりもやり過ぎて穴を開けないように注意する方が大切で(勿論経験済みです・・・)、反対にゴムのような弾力がある物に対してサンドブラストは無力に近いのです。

この性質を利用して作られている身近な物が「墓石の文字」でして、あの掘り文字を一つ一つ彫刻で刻んでいるなんて恐らく一昔前の話かまたはそれを売りにしている彫刻屋さんくらいでして、現代の殆どの墓石の文字にはこのサンドブラストが使われていたりします。

という事でタンブラーの周りの釉薬は綺麗に取れましたが磁器の素地はガタガタに荒れてしまっているので、この後サフェーサーで平滑な下地を作る事となります。結構な荒れ具合なのでキッチリ充填しておく必要がありそうですね。

また作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

スターバックスタンブラー×2 塗装承ってます

starbucks3 すっかり紹介が遅れてしまいましたがようやく現場が少し落ち着いて来たので順次紹介していきますね。お待たせして申し訳御座いません。

こちらは定番のスターバックスタンブラーですが、右側の磁器製の物は初めてです。磁器となると「塗装は大丈夫なのか?」と思いそうですが、確かにそのままだと厳しく、磁器表面に塗られた釉薬はガラス質なので塗装の密着性は相当劣ります。が、それも下地処理と使う下地塗料次第でして、ちょっと詳細は紹介出来ませんが既にデータは取ってありますので通常通りの密着性を確保する事は可能です(ただしその分費用は高くなりますが・・・)。

starbucks5 ただちょっとネックなのが「見切りライン」でして、単に上塗りを行うだけではなく、下地処理と下地塗料を施す箇所のラインも重なるようになるのでこの辺の作業がちょっと難しいです。

ボディは側面から上のフチ~内部まで連続して繋がっていますからこれをどこで見切るかが今回の肝となるのです。現時点でイメージ出来ているのは内部と上面との境界線「内側の山のライン」ですかね。まあもう少しイメージを煮詰めてみたいと思います。

starbucks4裏側はさほど考えるまでも無く外側の山のラインで見切ろうと考えています。素材自体が堅いので底面を塗ってしまうと直ぐに塗装も剥がれてしまいますからね。であれば塗らないのが吉かと思います。

ちなみに御依頼頂いている色は「赤」でして、特に厳密な御指定は無く、「もっと簡単に言ったら赤色の内装のポルシェに乗っけて見劣 りしない赤だったら」との事ですので、であれば今回は(と言うか今回も)フェラーリの赤で挑みたいと思います。私的な見解ではありますがポルシェの外装色の赤より綺麗ですしね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

サーモスケータイマグ タッチアップ

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先日紹介したバラの塗装のオーナー様からご依頼頂いているもう一つの案件で、以前当店で塗装したサーモスケータイマグの部分的なタッチペンの作業で、画像は色を作っているところです。こちらも大変お待たせしました。

色は普通のレッドパールに見えますが実はキャンディーカラーになっていてちょっと複雑です。今回はタッチアップ(筆塗り)での修正なので塗料が半透明だと隠蔽しませんから厳密なキャンディーでは無くそれと原色を混ぜて作っています。

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こちらは以前このサーモスをご依頼頂いて完成させた時の画像です。奥に写っているのが色見本としてお預かりしたマニュキアでそれに合わせてこの色を作りました。ロゴは金色のデカールで作ったんですよね。今年の事かと思いきや去年、もう半年も前の事だったようです。それにしては綺麗に使って頂いていたようで有り難い限りです。

色を筆で塗ったらさらにその上にクリアーを筆で塗り、後は来週になれば硬化していますのでバラと共に完成のお知らせを出来るかと思います。もう少々お待ち下さいませ!

 

サーモスマグ補修&バラ(?)の塗装承ってます

baraこちらも紹介が遅れてすいません。連休前には届いていたサーモスのケータイマグとバラのシリコン型?です。

以前からこちらのサイトにご訪問の方は判ると思いますが、サーモスのケータイマグは以前当店で塗らせて頂いた物ですね。ゴールドのロゴはデカールで作成した物です。

bara1 で、こちらのケータイマグはオーナー様が誤って床に落としてしまったとの事で、ただ幸いにして床は柔らかい場所(絨毯?)だったので底面は無事だったようですが、製品の底部品がその時の衝撃で上にスライドしたと思われ、金属の継ぎ目の部分で塗装が剥がれてしまいました。

という事で今回はこちらの部分的な補修をご依頼承っています。と言ってもこちらはタッチペンだけの作業ですので実は「ついでに」といったサブ的なご依頼となっています。

bara2今回のメインとしては実はこちらのシリコン型で、以前から当サイト(の社外記)で紹介していた「廃クリアーを使ったダースベイダーの作成」をオーナー様がご覧になりまして、「これと同じような物をバラの形で作って欲しい」、と言うのがご依頼となります。

が!実はそれも本来のご依頼ではなく、今回は「それで出来たバラを塗装する」、と言うのが本来のご依頼となっています。ややこしくてすいません・・・。

バラの製造自体はダースベイダーの作業と同じく「余ったクリアーの再利用」と言う事での対応なので費用は掛かりません。市販のシリコン型だけご用意して頂ければどなたでも対応致します。ただし余ったクリアーでの作成なのでとても時間は掛かります事をご了承下さい。本来は専用のレジン(固形分のある樹脂材)を使う所を塗装用のクリアーで行う訳ですので・・・。しかもその作業自体はクリアーが余った時のみなのでそれも含めて3ヶ月くらいは掛かると思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂きありがとう御座います!