スバルフォレスター内装パーツ サフェ入れ

先日下準備を行っておいたスバルフォレスターの内装パーツです。

よく脱脂清掃し、

 エアーブローを行い、

プラスチックプライマーを塗布します。

スイッチが入る穴の内側は、サフェで膜厚が大きくならないようマスキングしておきました。

フチまでしっかり塗りたいので片手で持ってスプレー出来るようにしています。

ドアグリップのパーツ4点は素材がABS樹脂なので塗装(塗料)との相性が良く、プライマー無しでも密着性は良好なのですが、念のため(塗ってもデメリットは無い為)通常のプラスチックパーツと同様、最初にプライマーを塗るようにしています。

対してこちらのPP=ポリプロピレン樹脂の場合は塗料や接着剤との相性が悪い為、素地調整やプラスチックプライマーが必須です。

裏側など見えないからといって無用に塗料を飛ばすと後からそれがペリペリと剥がれて厄介なので(バンパーを再塗装する際などによく見られました)、そういう箇所にもプライマーを塗っておくか、もしくはマスキングをしておくようにしています。

またPPやPAの場合は念の為ガスプライマーでの火炎処理も行っておきます。

特に足付けがし難い谷のラインや、塗料が剥がれ易いフチなどを重点的に行っておきます。

続けてサーフェサーを塗布します。

サフェはウェットで5コート程を塗りました。

一度に膜厚をつけると塗膜中に溶剤が篭ってブリスター等のトラブルの原因になるので、

コート毎に15分~30分くらいの乾燥時間=フラッシュオフタイムを設けています。

ただしこれが夏場だと途中でスプレーガンのノズルやカップのフチなどでサフェが固まり始めるので、

場合によってはサフェを2回に分けて作り直していたりもします。

なのでサフェを塗り始めてから塗り終わるまでに2時間くらいは掛かるのですが、

その間の他の作業=メールの返信を打ったり届いたご依頼品のチェックや梱包作業など、無駄なく時間を使えるようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルフォレスター各パーツ 下準備

先日作業前の準備を行っておいたスバルフォレスターの内装パーツです。

ドアグリップカバーは「艶あり黒」で承っていまして、

表面にはヘアラインとザラザラとした梨地になっていますので、

#120→#180のダブルアクションサンダーでそれらを削り落とします。

その後#180→#240の手研ぎを行い、フチの裏側などは#320→#500の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で足付け処理を行っておきます。

メーターフードは艶消しに塗られた状態だと判り難かったですが、やはりヒケなどで表面が結構凸凹としていました。 ネジ穴の奥の方もしっかり研磨しておきます。

スイッチカバーは細い溝などがあるのでペーパーだけでは奥まで当たらず、最後にウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)とナイロンブラシで細かい部分を足付け処理します。洗浄剤も入っているので脱脂も出来るのが良いですね(その代わり手がとても荒れますが…)。

その後脱脂清掃を行い、サフェを塗りたくない箇所=クリップで止まる爪の部分等をマスキングします。

続けて手で持って塗れるよう芯棒を取り付けます。芯棒はロールマスカー(養生紙)を使い終わった時に出る廃棄物で、塗装中の固定や塗装後の保管時に丁度良いので捨てずに取っておいています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルフォレスター各パーツ 作業前準備

先日よりお預かりしておりましたスバルフォレスターの内外装パーツ一式です。

最初にお預かりしたのは今年の1月頃だったのですが、その後追加の御依頼を何度か頂き、重複する作業は並行して行おうと言う事でお待ち頂いていました。

それぞれの案件の記事を紹介しますね。

・フォレスターSJドアミラー&ピラーカバー塗装承ってます

・フォレスター内装パーツ7点塗装承ってます

・フォレスター スイッチカバー&オーナメントパネル塗装承ってます

・フォレスターメーターバイザー&アイサイトカバー塗装承ってます

これらのパーツでは「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行いますので、まずはこちらの作業を行い、その後「半艶黒」と「クリスタルブラックシリカ」(D4S)艶あり仕上げ、「リキッドシルバー」、艶あり黒」それぞれを同じ色同士で本塗りを行おうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターメーターバイザー&アイサイトカバー塗装承ってます

先日到着しておりましたスバルフォレスターのメーターバイザーです。

こちらのオーナー様は先日同車内装スイッチカバーとオーナメントパネルをご依頼頂いた方で、今回追加で塗装のご依頼を頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

メーターバイザーは表面にザラザラとした塗装が施されていて、

爪で擦った跡があったので、恐らくオーナー様的に気になってしまったのだと思います。

またこちらは成型時の歪(ヒケ等)などもあり装着されると目立つ箇所(目の前)と言う事もありますから、上塗りとは別に「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理も行います。今回ご依頼頂いた部品は全て「半艶黒」で承っています。

そしてこちらはアイサイトカバーパネルです。車内天井に装着されるルームランプカバーを兼ねたパーツですね。

グレー色のカバーとは別に、こちらの黒いスイッチパネルも「半艶黒」で承っています。艶具合は以前ご依頼頂いたフロントグリルの時と同様、「艶消しクリアー:半艶クリアー=1:1」の比率で行う予定です。

塗装を行う上でこういった可動部は固着や傷などが懸念されますが、こちらは事前にオーナー様に確認しておりますし、また事前に裏側を削って塗膜の分のクリアランスを確保しておく事で極力トラブルを回避するようにしています。

例えば当店でよくご依頼頂いているゼンハイザーSKM5200のワイヤレスマイクですが(主に企業様からの案件なので当ウェブサイトで紹介する事は殆どありませんが)、こちらは内蔵バッテリーを取り外す際に色々な部位が可動する構造になっているので、予めパーツの角や面をカットして可動部がスムースに動くようにしたり塗膜が削られないようにしています。

今回のスイッチもフチのエッジを面取りしておく事でそういったトラブルを防げるようにしておこうと思います。

まずは分解です。

家電製品などは分解事態を想定していないので(買い替えを推奨)こういった作業は難しいですが、自動車部品はその点やり易い構造になっている傾向にあると思います。

絶縁シートを剥がし、各部に印を付けておきます。

ルームランプカバーを取り外しました。

電球や配線などを取り外します。印は勿論、各角度から撮影も行い、さらにバックアップもとっておきます。こちらのブログ等で使った画像はサーバー上に、その他の画像は工場と自宅それぞれに残すようにしています。

裏側のフチにはビリ音防止の為のEPDMシートが貼ってあるので、

同じ厚みの物シートを切り出して塗装後に貼り付けられるようにしておきます。

またその両脇には警告シールが貼ってあり、

こちらは比較的厚みのあるプラスチックシールだったので、

裏側からドライヤーで温めてフチからカッターの刃を差し込み、やさしくピンセットで摘まんで綺麗に剥がせました。粘着面は触れていないのでこのまま再利用しようと思います。

同じく表面に貼ってあった警告シールも綺麗に剥がす事が出来ました。こちらは一般的な薄いビニールシールだったので層間剥離してしまうかと思いましたが、新品部品だったで劣化しておらずそれが良かったのかも知れません。

それぞれ剥離用シートに貼って保管しておきます。

これで全ての付属品を取り外せました。こちらの御依頼は「半艶黒」で、素地はシボ模様がありますがそのまま足付け処理のみで上塗りを行う予定です。

同じくこちらの付属品も足付け処理のみで半艶黒に塗装を予定しています。

それぞれの部品は塗装完了後(半年先くらい)に元に戻せるよう保管しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!