メルセデスヘッドカバー 旧塗膜剥離

benz90サンドブラスト屋さんに御願いしていたメルセデスヘッドカバーの旧塗膜剥離が完了して戻ってきました。強力な直圧サンドブラストで腐食も一掃されています。

benz91この手のヘッドカバーは裏側にも何かしらの塗装が施されているのですが、経年して劣化すると表側同様にペリペリと剥がれて来ますから結構厄介です。今まで劣化していない塗装を見たことはありませんが、皆さんどうしているんでしょう・・・と思ってちょっと調べてみましたら、皆さん気にはしていますがそのままみたいですね(笑。参考サイト→http://www.geocities.jp/mbw124note/h-bolt/h-bolt.htm)。

ちなみに現状では腐食防止の為に油脂コーティングされていますので、この後再度洗浄した後に塗装作業となります。もう少々お待ち下さいませ!

 

メルセデスヘッドカバー 結晶塗装承ってます

benz69 こちらも紹介が遅れましたが先日到着しておりましたメルセデスのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

benz72この型のヘッドカバーは何回か施工例がありまして、一般的なヘッドカバーは素材がアルミニウムですが、ベンツのヘッドカバーはマグネシウムが使われている物が多く見受けられ、腐食もひどいですが塗装自体が密着していないようなので塗装はペリペリと剥がれて来ています。ちなみに下に見えるグレー色はプライマーに見えますがこれはマグネシウムの素地(不動態皮膜)です。削るとアルミ以上に輝いてくれるのですが、酸化してしまうとこんな色になってしまうのもMgの特徴ですかね。腐食が再発し易いのもこの素材の特徴ですから、再塗装の際には直圧サンドブラストで腐食を根こそぎ削り落とす事と、耐蝕性の高い浸透型エポキシプライマーの使用による重防錆仕様を必須とさせて頂いています。尚、ご依頼の色は結晶塗装の赤で、「フェラーリのヘッドカバー」と同じ様な鮮やかな赤で承っています。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。まずは浸け置き洗浄してオイル分を取り除き付属部品を外しましたら一旦サンドブラスト専門のショップさんに送りますのでこちらでの作業は少し先になるかと思います。どうぞ今しばらく御待ち下さいませ!

メルセデスW124ヘッドカバー結晶塗装 完成

w12418 大変お待たせしました!メルセデスW124のヘッドカバーとプラグカバーはブルーの結晶塗装で完成となります。ほのかに赤味が出ているのが判ると思います。

w12419 凸凹で巣穴だらけだった素地も結晶目のお陰で殆ど目立たなくなりました。あの素地のまま普通の塗装(艶々の塗装)にしようとするにはかなり大変な作業(と費用)が予想されますが、結晶塗装であれば「塗るだけ」でも美しく見れるように出来るのです。素晴らしい塗料ですよね。

w12420今回の色味の御希望としては、「ブルー系の紫に近い色」「明るくても沈んでいても嫌なので、品良く」との事でして、この画像だけを見ると明る過ぎるように見えますが本塗り完了時の画像を見て頂くと判るように見る環境によって色は違って見えます。勿論どの画像も無加工です(画像は彩度・色相・コントラストどれもそのままで、縮小と切り取り、一枚目は角度調整のみ行ってます)。私的には良い感じの色味になっていると思いますので御安心下さいませ。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

メルセデスW124ヘッドカバー 組み付け

w12421 最初に外しておいたバッフルプレートを組み付けます。耐油シーラーはプレートが着く面に塗布しますが、ネジの脱落防止の為にもネジ穴に充填んしておきます。

w12422プラグカバーとタペットカバーが接触する箇所にはスポンジが着いていたのでそれも元通りにします。元々は接着材で着いているので再利用は難しいのですが、細いマイナスドライバーをスクレーパー代わりにして抉っていくと何とか使える程度には外す事が出来ます。取り付けは細い両面テープを溝に貼っておきます。

後はシーラーが乾いたら完成です。もう少々お待ち下さいませ!

W124ヘッドカバー結晶塗装 本塗り

w12414お待たせしました!W124のヘッドカバーは無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ。

上の画像は先日塗っておいたエポキシ接着材(今回はパテ的な使いかたですが問題ありません)の表面を軽く研磨した状態です。今回は「完全に平滑にする」という訳では無く、結晶塗装でもカバーしきれない深い巣穴を埋める事がメインですのでこれくらいで大丈夫です。

w12415 そしてプライマーの塗布です。いつもとは違って今回は重防錆仕様ですからそれ用として耐蝕性の高いエポキシ系プライマーを使っています。ウレタン系に比べても妙に艶があるのが特徴ですかね。この時点で一旦150℃程度で焼き付けます。

w12416 続けて結晶塗装を行い、同じく150℃くらいで焼き付けたら本塗り完了です。今回御指定頂いている色味としては、「ブルー系の紫に近い色」「明るくても沈んでいても嫌なので、品良く」といった内容で承っています。中々難しい御希望ですが何とかニュアンスを汲み取って再現してみました(実際上の文章をそのままノートに書いてそれを見ながら色を作成しました・・・)。

w12417私的には良い感じの色味が出てくれたと思います。

あのガタガタだった素地でも特に大きな素地調整は行わずここまで綺麗に見せてくれる結晶塗装は素晴らしい塗料だと思います。これが低温(60度以下)で硬化してくれれば色々な物に利用出来ると思うのですが、今までそんな塗料は出て来ませんでしたから期待するのは難しいでしょうね。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!