ワイヤレススイッチ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたワイヤレス押しボタン送信機の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

艶ありの黒で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

裏側に貼ってあるアルミシールは残されたいとの事で、ただ剥がすと再利用が出来ませんからこちらはマスキングでの対応としています。

押しボタン部分も同様で、こちらも分解はせずマスキングで対応しています。

それぞれを組み合わせました。

茶道具で使う棗(なつめ)みたいですね。

「艶あり黒」に仕上げるには主に二通りの方法があって、一つは今回の「ベースコート(黒)+「トップコート」(クリアー)の「2コート仕上げ」で、もう一つはクリアーの中に直接黒の顔料を入れたような感じの「1コートソリッド」(2Kエナメル)があります。

それぞれ同じSTANDOX社の物ですが塗料はそれぞれ違っていて、作業的には後者の方が楽ですが、トータル的な塗膜の強度(美観・耐擦り傷性・耐候性等」は前者の方が優れています。尚、1コートソリッドが使えるのはその名の通り「ソリッドカラー」のみで、メタリックやパールは2コートまたは3コート塗装が基本となります

お任せ仕上げコース】の場合はその時の状況によってそれぞれを使い分ける為どちらか選ぶ事は出来ませんが、今回のようにクリスタルクリアーへの変更をご指定頂いた場合には2コート塗装となりますのでご安心くださいませ。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

自転車用カーボンホイール 巣穴埋め

先日一回目のサーフェサーを塗っておいた自転車用HED製20インチ(406)のカーボンホイール です。その後50℃120分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました(60℃だとブリスターが出る恐れもあったので念の為低めにしています)。

軟化剤をかなり入れたのでサーフェサーなのに艶が出ています。

尚、元々あった巣穴はサーフェサーでは埋まり切っておらず、

また全体に無数に点在している為、

2回目のサフェを塗る前にまずはこちらを埋めておくようにします。

全体を#180で研磨して足付け処理を行い、

パテを用意します。

今回のホイールはカーボンが非常に薄く、軽く指で押しただけで凹むような柔らかさなので、使うパテもそれに準じて軟化性のあるタイプを使います。イサム塗料のポリエステル系パテですね。柔軟性の他、塗料や接着剤・パテが密着し難い(実質しない)PP=ポリプロプレンへもプライマー無しでくっ付くと言う特徴もあります。

巣穴は無数にあるので、よくしごきながら全体に塗りました。

この後は全体をサンディングして、もう一度フレキシブル仕様のサフェを塗ります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(枠&星ゴールド:背面赤)塗装 完成

先日本塗りを終えていたスバルレヴォーグ前後エンブレムのアクリルプレートです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、予め作成しておいた両面テープを貼って枠とアクリルプレートを組み付けます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

アクリルプレート背面をマツダ「ソウルレッドクリスタルメタリック」(46V)に、

六連星とメッキ枠をルノー「JAUNE SOLEIL 」(カラーコード:D30)で塗装を施しました。

アクリルプレート表面にはクリアーコートも行っています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

通常のキャンディーレッドはカラーベースに輝きの強いシルバーメタリック(STANDOX MIX598)を単体で使いますが、今回は「もう少し暗めに」との事でマツダのソウルレッドクリスタルとしています。

今回のソウルレッドクリスタルの場合はカラーベースにメタリック以外にマゼンタや赤、オレンジやブラック等も使われています。予め下色で色味(赤味)を演出しておいてその後に塗るキャンディーコートを容易にする(ムラになり難くする)効果がある感じですね(今回のような小さいサイズであれば問題無いですが、車体のサイズとなるとムラが抑えきれず大変な事になりますので)。

枠はABS樹脂に装飾クロムメッキが施されていて、そのまま上塗りをすると(密着剤に頼ると)経年でペリペリと塗装が剥がれてきますので、通常の塗膜と同様の密着性を保持出来る(経年で劣化しない)下地を作ってからの上塗りとしています。

ただ下地処理の方が上塗りより手間と時間が掛かる為、どうしてもコスト(費用)が上がってしまう事はご理解を頂ければ幸いです。

ちなみに今回並行して作業をしていた当店の見本用のスバルエンブレムは以下のような感じにしました。

派手過ぎる配色なのであまり現実的では無いですが、スバルエンブレム塗装のインパクトとして(宣伝効果として)敢えて強い感じにしました。六連星の部分をマジョーラアンドロメダ、背面を同マゼランに該当するクロマフレア顔料を採用しています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

休業日のお知らせ

平素は格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。

6月29日の月曜日は代休として休業日とさせて頂きます。ご不便をお掛けして申し訳御座いませんが、何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。

ポルシェ996ブレンボキャリパー 本塗り

先日プライマー塗装まで行っておいた996ポルシェのリヤ用ブレンボキャリパーです。

別件で赤を塗る作業があったので、今回2個だけだったこちらのキャリパーも一緒に塗らせて頂く事にしました。

まずは塗膜の厚みを着けたく無い箇所にベースコートの黒を塗布します。

具体的にはボディ取り付け部、ブレーキパッド固定ピン、シャフト穴の内側、ガスケット当たり面等です。

ベースコートの黒を乾いたらマスキングを行います。

よくエアーブローをして埃を飛ばしたら、

まずは下色に白と赤を混ぜた物(ピンク)を塗ります。プライマーのみならそのまま赤を塗っても良いのですが、黒の上に赤は隠蔽し難いので間に同じくらいの明度の色を挟む感じですね。自動車外板のように平面的な形であればグレーでも良いのですが、ボルト穴の奥など色が入り難い箇所が多いキャリパーの場合は色相(今回の場合は「赤」)も寄せるようにしています。

そしてご指定頂いた色=F50ブレンボレッドを参考にした鮮やかな赤を塗布します。

その後しっかり乾燥させたらロゴ入れを行います。尚、元々は「PORSCHE」のロゴでしたが、今回こちらを横幅80mmの「brembo」に変更しています。

ロゴの色は白=フォルクスワーゲンのキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)を採用しています。スプレーガンは口径0.3mmのSATAを使いました。

マスキングを剥がし、エアーブローとタッククロス(塗装専用の粘着剤が塗布された不織布)を使って埃を飛ばしたら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

ロゴを入れた箇所はどうしても凸凹が出来るので、最後にペーパーを当てて磨き処理を行います。

2回目のクリアーを塗り終わったら直ぐにマスキングを剥がしておきます。

本来ここのパッド固定ピンは塗装されていないのですが、そのままだと錆が出て腐食してしまうのでプライマーとベースコートの黒を薄膜で塗るようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!