ゼンハイザーE945マイク塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたゼンハイザーE945ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はいつもの艶消し黒の状態だった物を、

 ベースカラーをVW社のキャンディホワイトに、

 ロゴはシルバーのメタリックで再現しています。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります(オプションで変更可能です)。

 こちらは自然光下で撮影した画像です。

 どの画像も未加工で、サイズのみ半分くらいに縮小しています。

シルバーは上品な感じで、それでいて白の上でも目立つよう極少量黒を入れています。メタリックも輝度感のあるタイプと隠蔽力のある物を組み合わせています(最初の頃はその都度作っていましたがご依頼が多くなったのでその後データ化しました)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE SM58マイク カモフラ塗装 色確認

 先日お預りしておりましたSHURE SM58マイクは「ピンクカモフラ」で承っておりまして、またその一部を「グレー」に置き換える内容でご指定を頂いておりますので、まずはそれの色を決める作業となります。

尚画像に映っているマイクは色見本用の物で、本物のマイクでは無くシリコーン樹脂で型を取ってレジンを使って複製した物となります。当然ですがマイクとしては使えなく、あくまでも色見本用の物となります。

 以前に作成した色見本のマイクのピンクカモフラはこの4色から成っていて、今回はこの一番薄いピンク(左上)をグレーに置き換える事とします。

 一応イメージイラストを作製してみました。一番薄いピンクがグレーに置き換わっているのが判ると思います。

 グレーはRALカラーの色見本帳から選ぶことにしました。

ちなみに色見本帳と言えば以下のようなニットコウ(日本塗料工業会)の物がメジャーですが、これで色を見つけても配合データが存在しなく、結局二度手間になってしまうので私は殆ど使っていません。ちなみにこれを見本としてメケン(目検討)で色を作製した場合、後で何かしらの理由で同じ色を作らなくてはならなくてもそれが出来ません。配合データを残したい場合は、色を足したら毎回それを計りながら記録する必要がある為(さらに厳密には塗って減った分も差し引く事が必用)、信じられない程の手間が掛かります。

以前PANTONEの色見本をSTANDOXのデータに置き換えたくてそれらしい事を実際に試した事がありますが、まさに地獄のような作業でした。

 その点こちらのRALカラーは誤差こそあれ配合データがあるので(STANDOXの場合)、後で「全く同じ色を作る」と言う事が可能になるのです。

グリルボールのメッシュ(網)の部分も一番薄いピンクなので、こちらもグレーになる予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!