RX-7 FC3Sテールランプ 枠塗装

 先日清掃を行っておいたテールランプ等のレンズ一式です。

NDロードスター用のサイドマーカーは土台の黒い部分が食み出てしまっているのでこれをマスキングで綺麗に仕上げる事は難しく、なので一緒にクリアーを塗ってしまう作戦です。足付け処理もしておきます。

そしてRX-7(FC3S)の純正テールランプですが、

こびり付いた水垢を取ろうと足付け処理を行うと、フチの黒(塗装)も一緒に削れて無くなってしまう事が判りました。

新品だったら#1300程度で優しく研磨する事で残せますが、今回は#800でゴシゴシ擦ったのでこれは仕方ありません。

という事で先にフチの黒を塗り、一旦全体をクリアーで下塗りする事にしました。レンズ全体には経年による傷も多いので、これで下地を作ります。

 レンズ部分をマスキングし、プラスチックプライマーを塗布します。

続けてベースコートの黒を塗ります(スモークではありません)。

やはりと言うか残った黒は余り強い塗膜では無く、その上に重ねた塗料が吸い込まれるように艶引けしています(実際には吸い込んでいる訳では無くチヂレに近いです)。

 黒を塗り終わったらマスキングを剥がします。

本来はこのままスモーク塗装でも良かったのですが、そのままだと傷が残ってしまうのでサーフェサーの代わりに一旦全体にクリアーを塗って下地を作ろうという作戦です。

そしてクリアーを塗って下塗り完了です。

「純正のように!」という事であればこの時点で完成ですが、今回の塗装はあくまでも下塗りなので全体的にゴミも付いていて肌も悪いです(本塗りは事前に清掃や服の着替え、エアーブローの徹底など掛ける時間と体力が全然違います)。

塗り上がった肌を見ると凹んだ部分があるのが判ると思います。これらはレンズ表面にあった深い傷や経年よって発生するクラックで、今回はこれらを埋める為の塗装でもあります。

この後は一旦60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、再び足付け処理を行ってから次は本塗りとなります。チヂレのリスクがあるので二度焼きにしておこうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW ステアリングホイールエンブレム塗装承ってます

 先日到着しておりましたBMW純正のステアリングホイールエンブレムです。こちらは先日同様のBMWエンブレムバッジの塗装をご依頼頂いている方からの追加案件で、同じ様にシルバー&ブラックの塗装でご依頼頂きました。

薄いアルミシートに白・青・黒をプリントされ、表面を透明な被膜で覆っています。

参考までに先にご依頼頂いているエンブレムバッジと並べてみました。ちなみにサイズは小さいですが作業内容自体は変わり無いので(むしろ難易度が上がるような気が・・・)、金額が下がるという事はありません(ただし複数割引率は上がります)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!