マセラティリモコンキー×2 本塗り

先日サーフェサーを塗っておいたマセラティリモコンキー2セットとフェラーリリモコンキー、合計3セットです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

最初は当て板と#800の水研ぎでライン出しを行い、その後手研ぎで曲線を均し、最後に#1500でペーパー目消しを行います。フチは下地が出易いので当たりの柔らかい布状の研磨副資材(アシレックスレモン)を使って足付け処理を行います。

ボタンが嵌る箇所はサフェを塗らないようにしていて、ただマスキング際の段差が残るので、そこを研いで均しておきます。

その後脱脂清掃し、片手で持って塗れるよう芯棒に固定します。

今回はマセラティのリモコンキー2セットを一緒に塗装します。フェラーリのリモコンキーカバーは先に傷つき防止用ステンレスリングを作るのと、順番的にもまだ先になりますので本塗りはまだ少し先になります。もう少々お待ちくださいませ。

最終脱脂後、何度かのエアーブローを行って埃を飛ばしたら、素地が露出している箇所にプラスチックプライマーを塗布します。

鍵を出した時に見える裏側部分も塗れるようにしています。

ベースコートを塗布します。

こちらはO様の「BLU SOFISTICATO」(カラーコード:266890 )となります。青が2種、青紫が2種、メタリックが2種、その他白等8種類の原色で構成されています。

こちらはS様の「アルジェントルナ」(カラーコード:226688)で、メタリックが2種、青が3種、その他黒等7種の原色で構成されています。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーはいずれも高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

この後は組付けも行いますので、そちらはもう少し寝かしてからの作業を予定しております。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!