ポルシェ996ブレンボキャリパーOH&下準備

先日お預かりしておりました996ポルシェのリヤ用ブレンボキャリパーです。いつものブレーキ屋さんにてオーバーホールとサンドブラストを行って戻って来ました。

そのまま塗れるよう脱脂清掃とマスキングも行ってくれているのですが、

下請け的な仕事で無い場合は打痕や傷などをサンディングして素地調整を行うようにしています(昔知人の自動車鈑金塗装工場に間借りしていた時はブレンボキャリパーの塗装は主にブレーキ屋さんの下請け的な作業がメインでした)。

特にロゴが入る正面は製造時の切削跡が残っているので、#120→#180のダブルアクションサンダーでそれらを均し、最後に手研ぎ#240で角などを整えます。

その後全体をシリコンオフ(脱脂用溶剤)で洗い流すようにして洗浄し、

よくエアーブローをして埃を飛ばします。

作業を着手するタイミングとしてはちょっと早いのですが、サンドブラストされた状態だと酸化し易い為、先にこのプライマー塗装までを先にやらせて頂いています。

この後は塗膜の厚みを着けたくない箇所にベースコートの黒を薄膜で塗装し、その後それらの箇所をマスキング→本塗りとなります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アーケードコントローラーケース塗装 完成

大変お待たせしました!先日内側の本塗りを終えていたアーケードコントローラー筐体(ケース)とその内部に装着されるプレートの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

トヨタ86純正色の「ブリティッシュグリーン・リミテッド」で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

裏面の底に貼ってある滑り止めのゴムマットは接着剤でガッチリ着いていたのでこちらは剥がさずマスキングで対応しています。

ゴムマットはマスキングテープが付き難い素材で、また断面の厚みが薄いのでマスキングテープを貼るのが難しかったのですが、何とか違和感なく仕上げられたかと思います。

網目状のプレートを装着するこの様な感じになります。

内側も艶々に仕上げているので、

綺麗に写り込みしているのが判るかと思います。

 こちらの丸い部品は一旦取り外して別体として塗っています。

網目状のプレートは表面がザラザラとした梨地だったので、

一旦クリアーのみを塗ってそれを埋め、再度足付け処理をしてから上塗りを行っています。

外側も同じく一旦クリアーのみ下塗りしてから上塗りを行っています。こちらは主に細かい凸凹(ヒケ)を均す為ですね。

ゲームコントローラーに限らず家電製品等の塗装のお問合せは結構あるのですが、塗装費用で新品が何個も買えてしまうような金額になる為、御依頼に至るのは比較的稀だったりします。5千円で買えるオーブントースターを塗るのに10万円を出すのは余り現実的では無いですよね(ただ店舗で使う設備=レジスターやエスプレッソマシーンにショップのイメージカラーで塗装したりロゴを入れる等の御依頼は結構あります)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム(枠&星ゴールド:背面赤)メッキ枠 本塗り

先日プライマーとサーフェサーを塗っておいたスバルレヴォーグエンブレムのメッキ枠です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っています。

アクリルプレートの方は別工程で先日六連星の部分にゴールドの塗装を行っておきました。

その後水研ぎ#600→#800→#1500で表面を研ぎました。

フチや裏側は角のメッキ素地が露出し易いので当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)を使って足付け処理しています。

フチまでしっかり塗れるよう、裏側は広くスペースを空けてワニクリップで固定しています。

まずはベースコートを塗布します。

色は先日六連星に塗った物と同じRENAULT 「JAUNE SOLEIL 」(カラーコード:D30)となります。

車体に取り付けるのとは違ってパーツ単体でお渡しするので裏側も見えてしまいますから、こちらにもしっかり色を入れておきます。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ちなみにメッキの上に透明な黄色=キャンディイエローを塗ると金メッキのような見た目になるのですが、装飾クロムメッキの上に直接上塗りを行っても(密着剤頼りでは)経年でペリペリと剥がれてしまいますので当店ではお受付しておりません。またこのイエローをスモークにするとブラックメッキ風になるのですが、同じ理由でそちらもお受付はしておりません。ご了承くださいませ。

裏側のクリアーは1コートのみ、こちらは美観と言うよりも最後に貼る両面テープがしっかりくっ付くようにですね(ザラザラだとくっ付き難いのです)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。残りはアクリルプレート背面のソウルレッドと、表面へのクリアー塗装となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

マツダフューエルキャップ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたマツダガソリン用フューエルキャップの塗装、本日完成となります。

最初の状態を紹介します。

元々はこの様なザラザラとした梨地だった物に、

「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行い、

ハイオクをイメージするイエローで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

塗装したのは脱落防止用リングの上側のみで、このリングは外すのが難しいので(外せない事は無さそうな気がしますがリスクが高すぎるので)マスキングでの対応となりますが、フチまでしっかり塗っているので付けたままの塗装でも遜色無い仕上がりに出来ているかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム(枠&星ゴールド:背面赤)アクリルプレート本塗り

先日アクリルプレート裏側にクリアーを下塗りしておいたスバルレヴォーグ前後エンブレムのアクリルプレートです(一つは当店のデモ用)。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、足付け処理を行いました。

元々あった青い被膜とメッキは全部剥がしてあるので、現状は透明な樹脂のみの状態となっています。

よく脱脂清掃し、

無用に塗料を着けたくない箇所をマスキングします。

今回は六連星の部分のみ本塗りを行います。

既にクリアーが塗ってあるのでこの時点でプラスチックプライマーの塗布は不要なので、直接ベースコートを塗布します。

六連星の部分はRENAULT 「JAUNE SOLEIL 」(カラーコード:D30)でご指定頂いています。

星の先端や細い溝は塗料が入り難いので、少ないエアー量で吹き返し少なく塗れるSATAエアーブラシ口径0.5mmを採用しています。0

マスキングを剥がしました。

この後#600→#800の水研ぎを行い、

凹んだ箇所以外のゴールドを削り落とします。

表側に貼ったマスキングテープを剥がし、綺麗に仕上がっているか確認をします。大抵の場合でエッジの部分で研ぎが甘くゴールドが食み出て残っているので、確認をしながらしっかり研ぎ込んでシャープに仕上げます。

その後マスキングをし直し、露出した素地(アクリル樹脂)にプラスチックプライマーを塗ったら最後にクリアーを塗って六連星部分の本塗りが完了です。

この後再び熱を掛けて塗膜を硬化させ、再度足付け処理をし、次はマツダ「ソウルレッドクリスタルメタリック」(46V) を塗ります。表面のクリアー塗装もあるのでまだまだですが、ようやく折り返し地点は過ぎた感じですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!