レイバンのサングラスフレーム塗装承ってます

rayban こちらも紹介が遅れましたが無事承っておりますのでご安心下さい。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼頂いているのはサングラスのフレームで、現状の黒いフレームを「マットホワイト」(艶消しの白)で承っております。レンズは着脱式なので比較的簡単に外れますから問題無いですね。

rayban1

 

ただちょっと難しいのがテンプルについたこの「Rayban」のエンブレムで、恐らく嵌め込みの接着剤で付いている可能性があるので取り外す事が難しいのです。割れても良いならピックツールで抉ってしまえば取れると思いますが替えが無い以上はそうもいきませんので・・・。

ちなみに以前「艶有りブラック」でご依頼頂いた時はそのまま塗り潰してしまいました。ちょっと乱暴に思えますがこれはこれで意外と良かったのです。rayban2このレイバンは数年前にご依頼頂いた案件で、この時塗ったのはテンプルのみです。

ただ今回はマットホワイトですからちょっとアクセントとしては弱い感じなので、一旦全部をマットホワイトに塗ってからエンブレムの部分のみをクリアーで筆塗りして艶を出す予定です。色を塗るのは難しいですがクリアーだけなら上面のみ塗れば良いのでそんなに難しくは無いですしね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

メガネフレーム塗装 完成

megane大変お待たせしました!2トーンカラーでご依頼頂いておりましたセルフレームは本日無事完成となります。幸いにして雪は積もらなかったので普通通りに出勤出来ています。

megane1 実際に組み付けるまで安心出来ませんでしたが、継ぎ目の模様は問題なく仕上がっているようです。まあこの状態でマスキングしているのでズレる筈も無いんですけどね。

ちなみにクリアーは「半艶」の仕様です。しっとりとしていて良い感じですよね。

megane2反対側もこんな感じです。フロントとツルを繋ぐネジは実は仮止めです。本来ここのネジを付ける時には緩め止めを塗ると思いますが、今回はレンズの取り付けをメガネ屋さんに御願いするとの事ですからそこで一緒に施工して貰えればと思います。やはりそこはプロにお任せした方が宜しいかと存じますので。

megane4蝶番の部分はマスキングですが、ネックだったのは「裏側も模様がある」と言うことでした。

この2トーンのラインも表同様に繋げればならないのですが、今回はまさにこの2色が交差する部分に蝶番が鎮座していて、しかも左右対称にこれを仕上げるって言うのがちょっと痺れました(笑)。megane3今回のクリアーは「半艶」でしたが、もしかしたらこの仕様が一番メンテナンスが楽かも知れません。「艶消し」だと部分的に布で強く擦ってしまうとそこだけ艶が出てしまいムラっぽく仕上がったり、「艶有り」の場合は白系なら良いですが黒系の色だとどうしても擦り傷が目立つので使っているうちに深みが無くなってしまったりします(ただし磨けば復活出来ます)。

見た目は勿論重要ですが 使う用途によってはこの辺も考えてクリアーの艶を検討されると良いかも知れませんね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差しあげます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

メガネフレーム マスキング~本塗り

megane9 かなりの画像数になってしまいましたが作業は一気に進みました(進めました)ので続けて紹介させて頂きます。

このメガネフレームは赤と黒がこのように配置されたデザインで、今回のご依頼はこの配置自体はそのままでそれぞれの色を「赤→こげ茶」「黒→明るい茶」に変更するようご依頼頂いております。

ただこの「柄はそのまま」って言うのが実は相当難易度を高めていて、私も実際にやってみるまではそこに全く気が付きませんでした。まあこれはいつもの事ですか(苦)。

megane10 今回ネックとなる事は「元の形」と「左右対称」の二つでして、これをフリーハンドでやるとなるとどれもちゃんと揃いそうも無いので今回は「型紙」を作る事にしました。

量産体制ならデータ化してカットも機械にやって貰うところですが、この柄はこれが最初で最後となるでしょうから(笑)今回はそこまでは行わず、クリアーファイル使って型を作ります。 柄に合わせてカットし、それを反転して反対側にも使います。

megane11 蝶番の箇所もマスキングが必要です。取れれば楽なんですけどね・・・。

megane12 この箇所のマスキングは簡易的に済ます場合もありますが、最近はちゃんと貼っています。偶然ですが定規が一緒に写ったのでやっている事がどれくらい細かいか解かりますよね。

貼り方としては、カッターで1ミリ~2ミリ幅にマスキングテープをカットし、それを適当な長さにカットしながらピンセットで貼っていきます。ちなみにこの後フレームの仮組みを行うのでこの蝶番部分のマスキングは最低4回必要です。忍耐の作業ですね。

megane14 そしてベースコート塗布です。フロントフレームは明るい茶色を全面に、テンプル(サイドフレーム)はこげ茶を全面に塗布します。塗り分けを行う都合上、この方法が最もスマートに完結する作業工程で挑んでいます。

megane15 そして仮組み~塗り分け部のマスキングです。塗り分けのマスキングはズレが生じたらマズイですので実際に組んだ状態で行っています。

この時点で塗り分けのラインを決めますが、それがそのままマスキングになる為に最初に2色それぞれ違う色でスタートしています。ちょっと説明が難しいですね。私的にはこの方法しか有り得なかったのです。

megane16 再度フレームとテンプルをバラバラにし、蝶番の部分をマスキングし直したらいよいよ最後の工程です。二度目の色を塗り、マスキングを剥がしたら「半艶クリアー」を塗って無事本塗り完了です。画像は塗りたてなのでクリアーにはまだ艶があります。

megane17そして強制乾燥後、艶が消えて「半艶」になりました。

組み付けはさらに数日寝かしてから行います。もう少々お待ち下さいませ!

メガネフレーム 色作成

megane7 こちらも大分お待たせしております。2トーンカラーでご依頼頂いているメガネフレームです。うっかりしていましたがご依頼は「半艶」だったのでしたね。ただ半艶クリアーの場合はそれ専用のクリアーを使いますから、オプションで付けて頂いた「クリスタルクリアー」は使えませんので見積もりから除外致します。失礼しました。

ただこういった半艶クリアーまたは艶消しクリアーは実はクリスタルクリアー以上に高額商品だったりして(笑)、本来はこの場合も値上げしなければならないのですが、まあ今の所はとりあえずOKと言うか余り深く考えていませんので引き続き今まで通りとしておきます。なので材料としては凄く良い物なので御安心下さい。後からシンナーのように入れるタイプとは違い最初から練りこまれている物なので耐擦り傷性能は高いのです。

megane8と言う事でこんな感じで色の作成が完了です。セオリーどおりですがやはり同系色の2色であれば違和感も無く渋く決まりそうです。ただし2トーン柄のマスキングは大変そうですね・・・。型を作った方が楽なようならそうするつもりです。

ではではもう少々お待ち下さいませ!

 

メガネフレーム 素地調整

megane4 今回のご依頼品のように複数の色で構成されているメガネフレームは「違う色の樹脂」を組み合わせて作られています。塗装では無いんですよね。

ただそれだけに溶かし込んで付けた時の歪み?のような物が残っています。まあ気にしなくても良いのかも知れませんが今回の肝な部分なので先にここを処理しておきます。

megane5 メガネフレームに使われている樹脂素材は比較的切削性が良いので簡単に削れます。溶け込みも良さそうで恐らくはアセテート樹脂でしょうか。

研ぎはいつものサフェ研ぎと同様、#320→#400→#600として平滑に研いだら最後に全#800で全体的に足付け処理を行います。

megane6そして素地調整~足付け処理はこんな感じで終了です。鼻当ての部分は塗装しないのでペーパー傷が付かない様にマスキングをしています。本塗り時にはちゃんとマスキングし直します。

次は色の作成ですね。進行しましたらまた紹介させて頂きます。