インテンスMTBフレーム&スイングアーム塗装承ってます

intense先日到着しておりましたインテンスなるメーカーのMTB用フレームとスイングアームです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ちなみに車種はm1 SLとの事で、私的に知らないメーカーでしたので(すいません・・・)一応調べてみましたが、どうやらバリバリのMTBメーカーの模様です→INTENSEオフィシャルサイト

intense1 スイングアームは未塗装の状態ですが余りにもピカピカなのでこのままだと塗装の密着性が悪いですから、こういう場合は燐酸処理だけではなく最初にサンドブラストで素地を荒らしておく方が塗装は剥がれ難くなります。折角綺麗なので勿体無いですが、これが塗装の下地となると逆に仇になってしまうんですよね。

intense2 ご依頼頂いた色は鮮やかなソリッドカラーのイエローで、これはスズキのスイフトに採用されている「チャンピオンイエロー」(カラーコード:ZFT)です。ちなみにこの色はキャリパー塗装で何度か塗っているので知っていますが、ちょっとあり得無い程隠蔽しない色でして・・・。

 

intense3ちなみに自転車の塗装で良くあるケースなのですが、現状の塗膜は「艶はあるのに映り込みが悪い」といった状態になっています。これは肌調整をしないまま塗膜を塗り重ねてしまった為か、あるいは一度の本塗りで何度もクリアーを塗ったかですかね。エアー圧が低いとこういった肌にもなりますがもはやそういうレベルではありませんので・・・。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。ちなみに剥離を行う溶剤槽には現在業者さんからご依頼頂いているマセラティのヘッドカバー一式が入っていましてこちらはそれが出てからとなりますので少し先になるかと思います。ご容赦くださいませ。

改めましてこの度のご依頼誠に有難う御座います!

HARO自転車フレーム塗装 完成

haro16 大変お待たせしました!HAROのアルミフレーム&スチール(クロモリ?)スイングアームの2点、本日完成となります。長らくお待たせ致しました。
haro1こちらは最初の状態で、元々は赤いフレームだった物に白を自家塗装されていたようです。画像だと綺麗に見えますが塗膜の下には錆があって、とにかく下地処理が大変な作業ではありました。

haro17 色についてはお貸し出しした色見本帳より選んで頂いたVW社のSUNSET ORANGE(カラーコード:LB2A)となります。

haro18 クリアーは高品位なクリスタルクリアーに変更で承っていまして、画像だと凄い艶に見えますが実物はもっと凄い艶だと感じられると思います。とても年代物のフレームには見えないかと・・・。

haro20塗膜を剥がして見つかったヘッドチューブのヒビ割れは専門のショップさんに修理して貰っていますので、言われなければ(言われても)直した部分は判らないと思います。私としても一安心です(見つけた時は全てが中止になるかと思いましたので・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

HARO自転車フレーム 本塗り

haro3 ここまで大分長い道のりになりましたがようやくこの日を迎えることが出来ました(って何か変ですか)。HAROのフレームは無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

haro4サフェ研ぎの際に素地が露出した箇所 と、最後に打ったスチールのポップナットにプライマーを塗布します。

haro5 ベースコートを塗布し、クリアーを塗ったら本塗り完了です。お待たせしました!

haro6 色はVW系のサンセットオレンジ(カラーコード: LB2A)で、クリアーはクリスタルクリアーで承っています。

haro7 難しかったのがスイングアームの方で、各部に補強のステーがある為にスプレーでアクセス出来るところがかなりシビアです。向こうのステーの裏側はこの穴から狙い打たないと塗れません・・・。

haro8フレームに比べるとスイングアームの方が補助的な物なので安価に出来ると思いがちですが、サフェ研ぎにしても塗装にしても余程こちらの方が手間が掛かるので費用も大きくなりがちです。塗装は面積で費用が決まるのでは無く作業時間からの算出で、例えば10cmの物が1万円で塗れるとして、1cmの物が千円で塗れる訳では無いのです(むしろ小さい方が高くなるケースもあります。フェラーリの鍵なんかが良い例ですね。フェラーリだから高い訳では無く、時間が掛かるのです)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

HARO自転車フレーム 下準備

haro 先日二度目のサフェーサーを塗布していたHAROのアルミフレーム&スチール製スイングアームです。全体にガイドコートを行い、二度目のサフェ研ぎを行います。ある程度下地は出来ているので#320は控え、#400→#600→#800といった感じで鳴均していきます。

haro1 サフェーサーが研ぎ終わったら全体を脱脂清掃し、最初に外しておいたポップナット(ブラインドナット)を取り付けます。こちらは元々スチール製の物が付いていたのでそれ通りに行います。

ちなみにスチール製のナットならかなり力いっぱいカシメてもネジ山が飛ぶと言う心配は無いですから、いつも固定の補助として塗っている構造用エポキシ接着剤は必要無いのですが、これはまあ防錆の為みたいな物です。防水性もそうですが、異種金属が通電してしまうとそこから腐食が出てしまうので金属同士が直接くっ付かないようにする為ですかね。ちなみに気を使ってくれる板金屋さんはリベット一つ打つのにもちゃんとシーラーを塗ってくれていたりします(ディーラーに居た時の事ですがそんな事をやっているのは一人だけでしたが)。

haro2ナッターで固定後、一応ボルトを入れて空回りしないかチェックしておきます。

既に本塗りも終えていますので後ほどそちらも紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

TREKカーボンフレーム&フォーク塗装 完成

trek55 大変お待たせしました!TREK Madoneのカーボンフレーム&フォークは既存の塗膜をほぼ全て除去し、素地のカーボン地を活かしたクリアー塗装仕上げで完成となります。いやはや想像していたより倍くらい大変でした・・・(笑)。一応最初の状態も紹介しますね。

trek私的に誤算だったのは、カーボンフレームはクリアー仕上げの物をベースに、てっきりその上にカラーリングの塗装を行っていると思っていましたから、素地のクリアーは残すようにし、下塗りは一回で済むと思っていたのです。ただ実際はそうでは無くかなり厚い塗膜が素地まできっちりありましたからそれの剥離も大変で、結果下塗りの為のクリアー塗装も二度行う事となりました。計3台分塗っているという感じですね。

trek58 ただその甲斐あってまさかこれが色が塗られていたモデルだとは判らない程になっていると思います。是非自転車屋さんで評価を聞いてみて下さい。ちなみに紹介はされなくて大丈夫です(笑。体が幾つあっても足りません・・・)。
trek60フレームの一部で凹んでいる箇所がありますが、その辺の塗膜は無理して剥がさず黒を塗ってクリアーを塗っています。ホイールが付く箇所のアルミパーツも同様です。

trek59当然ですがカーボンの継ぎ目なども丸見えなので構造が判ってちょっと面白いというか勉強になると思います。ちなみに少し青白っぽくなっている部分は継ぎ目などで接着剤を使っている所だと思います。

trek57下塗りに使っているクリアーはイージークリアー(旧)で、最後に塗っているクリアーは耐候性も高いクリスタルクリアーです(いずれもSTANDOX)。実物を見て頂ければ判ると思いますが、普通のクリアーの輝きとは全然違うのが判ります。これは磨き云々と言う事ではなくクリアー自体の特性ですので、一見この姿に似た私のカーボン柄のTREKを磨いてもこうはなりません(苦)。クリアーと言っても単に透明な塗料では無く樹脂(など)によって品質や見た目は全然違うのです。

trek56ちなみに最後の重量計測も行いましたので結果を報告させて頂きますね。一応秤に乗せた画像もありますが余り面白みが無いのでそちらは割愛しておきます。

・入庫時の状態・・・991.5グラム(ポップナット等の付属品付き)
・新車塗膜剥離後・・830.2グラム
・下塗りクリアー1回目(3コート)・・・851.1グラム
・下塗りクリアー2回目(通常通り2コート)・・・865.2グラム
・本塗りクリアー(3回目)・・・897.1グラム(ポップナット等の付属品付き)

となります。大体100グラムくらいは軽くなったみたいですね。それだけでも塗装した甲斐があったと感じて頂ければと思う次第です。

既に梱包も完了しまして、明日以降で発送可能です。後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度の御依頼、誠にありがとう御座いました!