スバルボルテックスジェネレーター下準備

先日お預かりしておりましたUSスバル純正ボルテックスジェネレーターです。

飛び出ていた両面テープの台紙は食み出ないよう裏側にマスキングテープで止めていて、

フチから3ミリくらいの所から内側を養生紙=ロールマスカーを使ってマスキングします。そのままボディに取り付けるならマスキングしないで塗装しても構わないのですが、部品単品でお渡しするとなると見た目が悪いですし、しかもポリプロピレン製の台紙は塗料が密着しないのでペリペリと塗装が剥がれて非常に鬱陶しい事態になってしまいます。

そのままだとうっかり中央の細い所で折れてしまいそうなので、作業前に当て板を取り付けておきます。まさに普通の木材にマスキングテープを貼っただけの物ですね(上にある物は少し長さが足りなかったので使わなかった物です)。

しっかり固定出来たら表面を#800~#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン~オレンジ)で足付け処理を行います。フチの裏側までしっかりとですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アルファロメオアウターハンドル 本塗り

先日サーフェサーの研ぎ作業を行っておいたアルファロメオ用社外品アウターハンドルです。

それぞれ手で持って塗れるよう芯棒に固定しています。

よく脱脂清掃し、エアーブローで埃を飛ばしたら本塗り開始です。

樹脂素地が露出している箇所にはプラスチックプライマーを塗布します。

黒い箇所は隠蔽し難いので全体にピンクを下塗りしました。

下色はグレーでも構わないのですが、隠蔽が弱い色の場合は多少色相も合わせるようにしています。スズキのチャンピオンイエローは隠蔽力がかなり低いので下色にオーカー系の無機顔料を含んだイエロー等を塗っておくような感じですね。今回は同じく無機顔料系のオキサイドレッドを含んだピンクとなっています。

続けてご指定頂いたアルファロメオ純正の「ROSSO ALFA」(カラーコード:289A)を塗布します。

青味の赤(MIX816クランベリーレッド)を多く含んだどす黒い感じの赤ですね。

ベースコートで肌を荒らすと仕上がり時に艶が引けた状態になってしまうので、

しっかりウェットに塗ってツルンとした肌に仕上げます。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

トップコート(クリアー)に使うスプレーガンは通常口径1.0mmでしたが、

少し前から0.8mmも使うようになりました。

今回のようにパーツ毎に表面積が小さい場合は0.8mmの方が塗り易い感じです。

逆に面積が広い物だとミストが馴染まなく肌が荒れてしまう場合があるので今まで通り1.0mmを使ってます。

逆にこの時のようにピンポイントで細かい隙間までクリアーを塗りたい場合は口径0.3mmのエアーブラシを使ったりします。それぞれ違う塗り方ですがどちらも難しいです(とは言えご依頼頂いた預かり品では無い塗装は精神的に断然楽です)。

元々の塗装は裏側がザラザラしていましたが、こちらもヌメっとした仕上がりにしておきました。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アルファロメオアウターハンドル サフェ研ぎ

先日サーフェサーを塗っておいたアルファロメオ用社外品アウターハンドルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

今回もそれぞれのパーツでラインを合わせたいので両面テープで固定しています。

オーナー様から送って頂いた画像を見ながら作業しています(とは言え余りにも形が違い過ぎる所があるので参考程度ではあります)。

ある程度研いだらそれぞれのパーツを入れ替えて再び研ぎ作業を行い、

最後に分解してペーパー目を#800~#1500に均し、フチなど細部を足付け処理します。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルブレンボキャリパー 色板作成

先日お預かりしておりましたスバルブレンボキャリパー一式です。

御依頼内容としてはキャリパー本体をスバル純正の「WRブルーパール」(K7X) で承っていますが、ロゴ色について黒系か白系(シルバー系)か悩まれているとの事で、実際に色味の確認が出来る色板(テストピース)の制作をご依頼頂きました。以前イヤホンの塗装で行った時のような感じですね。

ロゴについてはフロント80mm、リヤ50mmに合わせ、色板でも同じサイズでそれぞれ作ります。

カッティングプロッターでマスキングシートをカットし、塗装する箇所を取り除きました。

色板に今回ご指定頂いているスバル「WRブルーパール」(K7X) を塗り、位置を合わせてマスキングシートを貼り付けます。

こちらはスバル純正「クリスタルブラックシリカ」(D4S) で、

こちらは同社「アイスシルバーメタリック」(G1U) となります。

マスキングを剥がし、

クリアーを塗って本塗り完了です。

元々はこちらのクリスタルブラックシリカでご指定頂いたのですが、ベースカラーの青に黒のロゴだと目立たないかも知れないと言う事で、実際に目で見て確認が出来る色板の作成をご依頼頂いています(勿論費用が必要となります)。

ちなみに作業的にはもっと早く行っていたのですが、最初完全に勘違いをしてSTIでは無くbremboで見本を作ってしまっていました・・・。

普段は作業内容書を見ながら作業するのでこういったミスはまず無いのですが、サンプル作成と言う事でうっかり油断していたようです。本番でこういう事を繰り返すようになったら引退も考えないとですね・・・。

この後は60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、さらに数日寝かしたら発送の手配を行います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アルファロメオアウターハンドル サフェ入れ

先日素地調整を行っておいたアルファロメオの社外品アウタハンドルです。

それぞれ手で持って塗れるよう芯棒に固定しました。

よく脱脂清掃し、

エアーブローをして埃を飛ばします。

裏側もサフェが塗り易いよう広くスペースを取った状態で固定しています。

素材が不明ですので、一応プラスチックプライマーを塗る前にガスプライマーによる火炎処理も行っておきました。これについてはこちらの記事が判り易いと思いますので宜しければご参照くださいませ。

プラスチックプライマー塗布後、サーフェサーを塗布しました。

この後もラインの修正を行いたいのでサフェは厚めにウェットで6コート程塗っています。

コート毎に15分~30分程のフラッシュオフタイムを設けています。

高温多湿なこの時期で塗装に時間を掛け過ぎているとスプレーガン(カップ)の中で塗料が固まり始めるので、最初はわざと足りないくらいに塗料を作っておき(主剤と硬化剤を混合しておき)、途中で軽くガンの吹き出し口を洗ってから改めて新しく作った塗料で続きを行ったりします。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!