BMWのパニアケースが装着されたようです

bmw-7先日完成していましたBMWのパニアケース蓋が無事装着されたようで、オーナー様よりご感想と画像頂きましたので紹介させて頂きますね。

「早速取付けてみました。出来栄えは期待した以上に素晴らしく、塗装の品質、ラインの正確さ、作業の丁寧さにあらためて感嘆しました。それと、タンクに引かれた一本の子持ちラインを後部のパニアケースで2分割する我がアイデアも、なかなかのものだったなあと、手前味噌ですが満足しています。もちろん高畑様の素晴らしい仕上げあっての事ですが。重ね重ねお礼申し上げます。大変ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。」

との事です。いやいや、今回はトースカンのお陰です(笑)。

bmw-6タンクの模様はちょっと判り難いですが、こちらのモデルは車体の中央を幅10cmの白いラインがフェンダーからアッパーカウル、そしてタンクへと続いています。そのフチには5ミリのラインが付いています。

今回はこれを左右のパニアケースに分断するような形で配置しました。見ての通り凄い一体感でこのパニアケースが着いた状態が完成形、といった感じにさえ見えます。これは良いですね。

bmw-5こちらは完成時の画像をちょっとトリミングしてみました。太い方は40ミリ、細いラインは幅が5ミリです。「丁度半分」にするならば太い方は50ミリになりますがそれだとちょっとボテっとし過ぎだったのでオーナー様と相談して今回の40ミリになりました。この方がスリムで良いですよね。

ラインのシャープさは確かに大変で、普通にマスキングして塗るだけではやはりガタガタしてしまう箇所が出て来ますからラインを引いた後にも何度も修整してようやくここまでに仕上げています。まあピンストライプ(手書き)とかは出来ない分、こういったところで見せるしか無いですからね(笑)。

こちらこそこの度は有難う御座いました!

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 本塗り

road39 こちらはちょっと予定より早いですが、先に紹介したZXRのヘッドカバーを単体で作業すると商売的に難しい所がありますので大抵は2個~3個を同時に塗るようにしております。特に急いでやっている訳ではありませんので御安心下さいませ。上の画像はサンドブラスト処理ですね。元々旧塗膜は無いのですが表面に軽く腐食が出ていたので全体的にブラストを掛けて一皮剥いてます。

road40 そしてこちらもリン酸処理をした後によく洗浄~乾燥させマスキングをしています。ネジ穴にはイモネジを挿しています。

road41 そしてプライマー塗布です。マグネシウムの場合や腐食が酷い場合にはこのプライマーでは無くさらに耐蝕性に優れたエポキシ形のプライマーを使います。所謂「重防錆仕様」ですね。勿論「予防」という事で前記意外の方でも御利用して頂いても構わないのですがそれなりにコストが上がりますので御了承くださいませ。ちなみに今回のオーナー様からは「1万円以内のアップなら勝手にやってOK」との事でしたが特にそこまで腐食が酷かった訳では無かったので今回はブラストのみとしておきました。もっと商売上手にならないといけないんですけどねえ・・・(かなりのブラックぶりです)。

road42 そして本塗り完了です。こちらも既に焼き付けも完了してチヂレ目が出た状態です。

そういえばこのヘッドカバーも凸文字は無いので後の研磨作業は必要無いですね。となるとこちらも今週完成出来る予定です。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

ZRXヘッドカバー結晶塗装 本塗り

zxr_1本日は建国記念日との事で祭日でしたが一応普通に仕事をしていました。ちょっと近々午前中お休みを頂きたいのでその分前もって働いておくといった感じですかね。

という事で先日旧塗膜の剥離が完了していたZRXのヘッドカバーは無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ。画像はリン酸処理が終わってよく洗浄して乾かしマスキングをした状態です。

zxr2いつも通りプライマーからですね。これが塗っていないと同じ事になってしまいますので。

zxr3そして本塗り完了です。画像では既に焼き付けも完了してチヂレ目も出た状態です。イエローは以前当店で施工したスプーンイエローを参考にしています。

凸部研磨の作業は無いので、もう少し寝かして木曜日もしくは金曜日には完成~発送可能です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!