ホンダメッキエンブレム サフェ入れ

honda13こちらもお待たせしました!ホンダ純正のメッキエンブレムはサフェ入れまで完了していますのでご安心下さいませ。

今回は先ほど紹介したレガシィアウトバックの内装パネルとGIVIのアルミパネルと同時にサフェーサーを塗っていますが、下地に使っているプライマーはそれぞれ別の物を使っています。

下地処理の内容も全部違うので、最初は別々に作業をしていますが、全部準備が出来たらタイミングを合わせて一緒にサフェーサーを塗っている、と言う感じです。サフェは2液ウレタンなのでクリアーと同様取り置きが出来ませんし、また熱を入れるのも一個だけでは効率が悪いですから、その辺は一度にまとめて作業出来るようにしています。

車の板金塗装屋さんからすると、保険作業の無い小物の塗装でどうやって食べていっているのかと不思議に思うかも知れませんが、上手くやれば車を塗っているのと同程度の品質で(と言うか当時以上に手を掛けていると思います)、しかも同じ給料で働いていたりします(自営業ですが給料制ですので)。まあ確かに経費での贅沢は出来なくなりましたが(笑)。

それではこちらも完全硬化後に全体を研磨し、次回では本塗りを紹介出来る予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

GIVIトップカバー アルミパネル サフェ入れ

givi2 GIVIの周りのプラスチックパネルは新品塗装済み品なのでそちらは足付け処理のみでOKですが、こちらのアルミパネルはアルマイト処理が施されていますのでそのまま上塗りを行う事は出来ません。アルマイト皮膜と言ってもアルミが酸化した物ですからプライマーは必要なのです。しかも(ちゃんとした物は)硬いので#600程度では歯が立ちません。

と言う訳で今回は#120からスタートです。

givi3 全体を#120→#180で足付け処理をしたらまずはプライマーを塗ります。

givi4が!プライマーを塗った直後に艶が出たらどうやら細かいエクボ状の歪み(と言うか見た目は凹み)が多数あったので、予定を変更してさらにサフェーサーも塗る事にしました。きっちりフラットな面に仕上げるにはパテが必要ですが、こちらは艶消しなので上手く研いで多少のウネリに変換出来れば目立たなく出来ると思います。

考えてみれば1枚物のアルミパネルをプレスで仕上げている訳ですから、余り信用してはいけなかったんですよね。まあフォローできていますので大丈夫だと思います。

こちらも熱を掛けて完全硬化させたら全体に研ぎ作業を行い、後日周りのプラスチックパネルと共に(または別に)本塗りを行う予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レガシィアウトバック 内装パネル サフェ入れ

legacy1レガシィアウトバックの内装パーツ3点、作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

画像意はレコード盤のような溝が入ったナビパネルで、まずはこちらを削り落とします。

legacy4 この溝が意外と深く、最初は#180で始めましたが全然消えないので一段階荒くして#120のダブルアクションサンダーで削り落とし、その後#180→#240で目消しをします。周りのフチは画像左上にある水色の足付け処理用研磨布(アシレックス)で削ります。

legacy5 綺麗に脱し清掃し、台(と言うかダンボール)に固定してまずはプラスチックプライマーを塗布します。

legacy6その後2液のウレタンサフェーサーを5コート程塗ってサフェ入れ完了です。

ちなみにこの後の強制乾燥が甘いと先日のアテンザのフロントグリルフィンのようにチヂレが発生しますので、しっかり60℃程度の熱を掛けて完全硬化させます。

その後サフェーサーを研ぎ、他の部品2点を足付け処理したら本塗り予定となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!