ムラーノテールランプ一式 スモーク塗装承ってます

murano先日到着しておりました日産ムラーノの純正テールランプ・ハイマウントランプ、フェンダーサイドマーカー、ミラーカバー(レンズ)です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装のベタ塗りで、濃度は「薄目」、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

参考として以前の施工画像を選んで頂きましたのでそちらも紹介致しますね。

forester16今回はこちらのフォレスターのテールランプのスモーク濃度を参考に致します。

murano1フェンダーサイドマーカーとミラーカバーについては社外品で、ミラーカバーは上のウィンカーレンズ部分のみの塗装となります。本当はレンズだけ外したいのですが、いつもの如く社外品はネジの他に接着剤も付いているのでそう簡単には外せないんですよね。なので周りのカバーはマスキングで対応します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

LOOKカーボンフレーム&フォーク 旧塗膜剥離(二日目)

look44 先日に引き続きLOOKのカーボンフレームとフォークの旧塗膜剥離作業を行っています。こちらはフロントフォークですね。

look43 ちなみに通常フォークの先端には出っ張りがありますが、今回のフォークはそちらが既に削り取られたような状態でした。一応その跡は残っていますのでこの辺は研ぎ過ぎ無いように注意して削っています。

look39フレームの方は昨日までに#120のダブルアクションサンダーで粗研ぎを行っていましたが、今日はさらに手研ぎで細部まで塗膜を落とし、さらに全体を#180→#240で均しています。

ここまでやるつもりは無かったのですが、結局殆どの塗膜を削ってしまいました。折角なので最初に重量を測っておけばよかったですね。以前施工したcannodaleのカーボンフレームを参考にすると多分80グラムくらいは削れたのでは無いでしょうか(結局また塗装はするのでトータル的に軽くなる訳では無いのですが)。

look40カーボンフレームの場合は旧塗膜の剥離に溶剤やサンドブラストは使えませんが(どちらも素材にダメージが・・・)、全て手作業で行うと言う訳では無く、とにかくエアーツールを駆使します。

ちなみにカーボン素材は切削性が良い為、シングルアクション系のサンダーでは削り過ぎてしまいますから仕様するエアーツールはダブルアクションサンダーか、ギアーサンダーとなります。唯一使っているシングルアクション系のツールとしては、穴の中の塗装を削る為のリューターですね。

look41ラグの谷の部分にはヘラにペーパーを貼って削り、穴の中はリューターの先の砥石にペーパーを巻いて使います。

ペーパーは裏側に糊が付いているので当て板やヘラにそのまま貼り付ける事が出来、また手研ぎでも指にくっ付くので使い易いです。

look42イメージ的には硬い方が削れ難い感じがしますが、実際のところは硬い為が切削性が良い場合があり、カーボンフレームなどはサンダーで削ろうと思えば幾らでも削れてしまうので注意が必要です。サンドブラストの場合も柔らかい物には全然効かないのに、陶器などに当てると簡単に穴が空いてしまう!と言うような感じですかね。

ちなみにシートチューブ周りのラグは塗膜の密着が甘い部分があったので一応全部剥がしておきました。継ぎ目の部分には若干残っていますが全く問題ありませんのでご安心下さい。

ボトムブラケット周りのラグは多少塗膜が残っていますが、こちらはしっかりしていますので無理に剥がす必要もありませんからこれ以上は行いません。元々剥がれていた一層目のクリアーは全て剥がしてあります。

と言うか全体的にここまで剥がす必要は無かったのですが、やってもいないで「大丈夫」と言うのも何か嘘っぽい感じがしたので、一応やるだけやってからそう説明したかった次第です。

この後はワイヤーガイド(アウター)に残った塗膜をサンドブラストで除去し、その後まずはダウンチューブをクリアーで下塗りし(そこはカーボン地を活かした文字抜きですので)、そして全体にサフェーサー(とアルミ部分にはプライマー)を塗る予定です。

そこまで行けば一旦寝かしとして休憩となりますので、その他のご依頼品を進行させる予定です。来週半ばまではこちらに付きっきりになると思いますがどうぞもう少々お待ち下さいませ!

 

スイフトミラーカバー 塗り分け塗装承ってます

swift 先日到着しておりましたスイフトスポーツの純正ドアミラーカバーです。こちらは以前同じくスイフト用のカーボン製フロントグリルをクリアー塗装でご依頼頂いたオーナー様で、今回はこちらのドアミラーを塗り分けの塗装でご依頼頂きました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

swift2 ご依頼内容はこちらのミラーの中央部分を、スイフトスポーツ標準カラーの「スーパーブラックパール」(カラーコード:ZMV)」で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。

塗り分けのイメージイラストを作成しましたのでそちらを紹介しますね。

swift1スーパーブラックパールに塗るのは画像のグレー色になった箇所で、塗り分けのラインは上下にあるプレスラインの「山」の部分で見切りを行う予定です。

ちなみに色を塗る範囲は少ないのですが、クリアー自体はミラーカバー全体に塗装しますので、足付け処理はミラーカバー全体に行い、またその際にはベースクリアーもコートします。足付け処理の段階で下地を露出させてしまうとベースのホワイトパールも塗りなおさなければならないのでその辺はデリケートな作業となりますから、単にカバー全体の色を塗り替えるよりもかなり手間が掛かり、単色ベタ塗りにする場合に比べると費用は倍以上になってしまうのです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座います!

フェラーリリモコンキー(白)塗装承ってます

ferrari25 先日到着しておりましたフェラーリのリモコンキーです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

ちなみに少し前に紹介しておりますキーと見た目は殆ど同じなのですが、こちらはそちらのオーナー様とは違い、以前ビアンコフジ/イタリアのホワイトパールで塗装をご依頼頂いた方です。今回は前回と少し変わって、色はホワイトパールでは無くソリッドカラーのホワイト「BIANCO AVUS」(カラーコード:100)で承っております。

ferrari26今回は傷も殆ど無いので旧塗膜の剥離は行わず、下地処理は足付け処理のみで、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座います!

アテンザ フロントグリルフィン チヂレ

atenza42先日本塗りを終えたアテンザのフロントグリルとそれに装着されるフィン×2ですが、どうやら裏側にチヂレが見られました。今回行った塗装が、元々塗ってあった塗膜(新品)を侵してしまったと言う感じです。表面は何とも無いので、恐らくは裏側の塗膜(クリアー)が薄かったからだと思われます。

装着されれば見えない箇所なので特段大きな問題では無いと思うのですが(ディーラー勤務の場合はこの辺はもうスルーするレベルです)、同じ様に塗ってあるフロントグリルのフィンの方は綺麗に仕上がっているので、折角ですからこちらも後日塗り直したいと思います。

こういった事はホンダ系のミラーカバーなどでよくありましたが(あとサターンの外装プラスチックパネルなどがどうにもならないと業界では有名でしたよね)、実際に塗ってみないと判らないところもあるので判断は難しく、この辺のリスクがあるのも塗装の怖いところなんですよね。今回は部品単体なのでどうにでもなりますが、以前行った、細部までフルマスキングで対応したSurfaceなどでこれが起きたら新たにもう一個用意するしかありません(と言う事も御了承でのお受付でした)。

と言う事で、予定よりも数日時間が掛かってしまいそうですがどうかもう少々お待ち頂けますよう御願い申し上げます。