LOOKカーボンフレーム 下準備

look77体の調子がようやく良くなって来ましたのでいよいよLOOKのカーボンフレーム&フォークの作業を再開しています。

ゴールデンウィーク前から腕が痛くて上がらなかったのですが、原因はどうやら頚椎(首)だったらしく、ギックリ腰ならぬギックリ背中かと思いきや、実はギックリ首だった!と言う事です。先日の鍼治療でようやく回復の兆しが見られるようになりました。

上の画像はゴールデンウィーク前に塗った「下塗りクリアー」で、元々ダウンチューブのみを塗る予定だったのですが、どうせならと言う事でフレームに塗っています。

look81ようやくそれで下地が整ったので、その後ダウンチューブ部分にスモーク塗装を行っています。ここまでがゴールデンウィーク前までの作業ですね。

look85そして全体の足付け処理を行いました。かなり遠回りしていますが、ようやくこれで上塗りをする為の準備が整ったという感じです。もう車のオールペン並みに時間が掛かってしまっているような気が・・・。

look3そして現在はこちらのロゴを入れる為の準備を行なっています。

元々はデカールですが今回はこれを塗装で行う予定で、マスキングシートは既に出来ているので色を用意していました。

look6各色は予めフレームに入っていたデカールとシールから近似色を選んでいますが、実際に色を作ってみたらどうやらグレーの色ブレが強い模様です。

上の画像は最初の頃に確認している時の物で、こうやって見るとRAL9002の色で悪くは無いのですが・・・

look86 ちょっと判り難いのですが、LOOKのロゴシールの下に指で塗ってあるのが先ほどのグレーです。

間違えてその上のRAL9001を作ってしまったのかと思いきやそうでは無く、ちょっとこれは酷過ぎるんじゃ・・・と言う事で改めて違う色を探す事にしました。

look87と言う訳で改めてRAL7035のグレーを採用する事にしました。シールのグレーに比べると黒味が強いですが、今回フレームに塗る白はシールの枠にある白程に白くは無いので、多少グレーの方の黒味を強くしておいた方がハッキリして良いと思った次第です。

それではまた作業進行しましたら紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

記帳台(スチールスタンド) 本塗り

stand 大変お待たせしました!いきなりですが、スチール製の記帳台は本日無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

部品点数は4点で、楕円形の底板は表面のみ塗装なので裏側はマスキングしています。通常はそのまま置いて塗るだけなのですが、裏面にはフエルト製の脚が付いていて、そこに色を付けたく無かったんですよね。

stand1 既存の塗膜はボディーシューツのようにザラザラとしていて、完全に平滑にするには「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程が必要ですが、今回は艶消し(激安コース)でのご依頼ですので、軽く表面を研ぐのみでの対応となります。上の画像に写っている青い物が布状の研磨副資材(アシレックススカイ中目)です。

stand2 全体に足付け処理をしたらよく脱脂洗浄し、本塗り準備を行います。

トッププレートは裏表共に塗りますが、吊るして塗るのには少々バランスが悪いので、最初の方は画像のように置いた状態で裏表を塗っていきます。片面を塗って乾いたらひっくり返して反対を塗るといった感じですね。

stand4 足付け処理をした時点で素地の鉄板が露出した部分もあるので、そこはスポット的にプライマーを塗り、さらに下塗りとして白→下色の赤を塗布します。

stand5 今回はクリアーを塗らない仕様ですので、ベースコートに直接硬化剤を少量入れて艶消しの状態で完成となります。

stand7  色はフェラーリの赤、「ロッソコルサ」(カラーコード:300)です。

stand6トッププレートは最後のコートのみ吊るして表裏を一緒に仕上げました。ムラも無く良い感じの艶消し仕上げになったと思います。

明日中には熱を掛けて数日寝かしたら完成予定となります。もう少々お待ちくださいませ!

BMW MPower ヘッドカバー&サージタンク結晶塗装 完成

bmw118大変お待たせしました!BMW M Powerのヘッドカバーとサージタンク、結晶塗装の黒で完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

bmw91今回ご依頼頂いたのはいつもお世話になっておりますシルキーシックス様で、結晶塗装をご依頼頂く際は上の画像のようにいつもサンドブラストで処理した状態で承っております(また作業内容の掲載もご承諾頂いております)。

bmw119今回はサンドブラスト処理が済んでいたので比較的作業は早く出来る筈だったのですが、少々立て込んでいた事と、一緒に塗る他のご依頼品を待っていたので少し長くなってしまいました。いつもお時間を頂戴して申し訳御座いません。また色々とお気遣い頂き恐縮です。

bmw120結晶塗装に限らず全ての作業は「時間工賃」から算出されていますが、ただ実際の所その辺は余り関係なくなって来てしまっているところもあります。大きく工場を構えてしまうと固定経費が凄い額になりますが(以前はそうでした・・・)、今はそれがかなり軽減されていますので(都内では有り得ないくらいなのです)、全体的にゆっくりやっているというか、かなり時間を掛けられるようになっていると思います。商売的にはどうなのかって話ですが(苦笑)。

bmw122ちなみに今回は元々の凸文字の形が悪く、平らに研いで仕上げるのに結構大変でした。角が甘いまま仕上げるとシャープ感に欠けてしまうので、足りていない箇所があるとそこまで掘り込まないといけないんですよね。勿論研ぎ過ぎて厚みが無くなるのもマズイのでその辺も気をつけて調整しています。

bmw123サージタンクは裏側も綺麗に仕上がっていると思います。

先ほど完成のお知らせメールも差し上げておりますのでご確認頂ければと思います。

この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!

 

AUDI R8 Carbon Blades

audi以前ご依頼頂いたアウディR8のカーボンパネルです。

元々はカーボン素地のクリアー仕上げだったらしいのですが、恐らく最初のオーナー様がボディ同色に塗ったようで、今度はそれを元に戻して欲しいとの御希望でした。

作業的には結構大変なのですが、一枚100万円くらいするらしく、それなら買い直すよりかは塗り直した方が・・・と言う事でのご依頼となっております。

audi5当然ですが、ドライカーボンです。

audi1元々塗られている色はホワイトパールで、合計4回塗られていました。恐らくは隣接するパネル(ドアとリヤフェンダー)と色が合わなくて大変だったのでしょうね。最初から左右側面全面塗るつもりで見積もりにしておけばこんな事にはならなかったのではと、全く他人事には思えません。本当にお疲れ様でした・・・。

audi2と言う訳ですが、オーナー様が替われば好みも変わりますので、全部剥がして最初の状態に戻します。

audi3この状態までは機械(ダブルアクションサンダー)を使っての粗研ぎで、ただこの状態だと表面はボコボコになっていますから、この後ラインを整えていきます。

アウディR8カーボンパネルある程度は空研ぎで行い、その後水研ぎで平滑に研ぎ出していきます。

audi2水を掛けて確認しています。一見すると綺麗には見えますが、まだまだボコボコです。

スカシパネルを横から透かすようにして見るとスジ状の段差が見えてくるので、下地の状態でそれが見えなくなるまで平滑にしていきます。と言ってもこれ以上研ぐとカーボン繊維がどんどん出て来て後が面倒になるので(巣穴が・・・)、一旦クリアーを塗って、それをサフェーサーの代わりに研いで平滑に仕上げます。

audi3と言ってもこの時点で少しでも旧塗膜が残っていると大変な事になるので、もう完全に、砂粒一つ残っていない状態にしてあります。

audi5ベースクリアーを塗り、通常のクリアー(2液ウレタン)を塗って下塗り完了です。

audi8綺麗に見えますがまだかなりボコボコです。

audi9さらに硬い当て板を使って平滑に研ぎ出します。

サフェーサーに比べてクリアーの場合は切削性が悪いので、この研ぎ作業は少々面倒です。「透明なサフェーサー」があればとても助かるのですが、そもそも切削性の良し悪しは体質顔料で決まっているので、顔料=色が着いている以上透明なサフェーサーなんて存在する筈は無いのです。「樹脂だけ=クリアー」な訳ですから、当然使うのはクリアーな訳でして(苦笑)。

audi10と言う訳で下塗りクリアーを研ぎ終わった状態です。

audi11表面がムラになっているのは下塗りクリアーを研ぎきってしまった箇所で、その下には新車時のクリアー(これもウレタンクリアー)があるので大丈夫です。

ただエッジ部分はどうしても弱いので、本来であればもう一回下塗りとしてクリアーを塗りたい所ですが、その辺は対費用効果と言う事もあるのでバランスよく作業する事も必要となります。

既に部品が無いという事であれば幾ら費用が掛かっても仕方ないという所はありますが、まだ新品部品が手に入るという事であればその半額くらいまでが目安ですかね。

audi12そして本塗り完了です。

綺麗に見えますがやはりゴミは着いていますので、熱を入れて完全硬化させたら磨き処理を行います。

audi14はるか昔の出来事のような気がしますが、この時からまだ3年ちょっとしか経っていないんですよね。一体どうなっているんだか・・・。

audi15磨きの時に使うコンパウンドもペーパーと同様、最初は粗い物から徐々に細かい物への移行させていきます。

ゴミが着いた箇所は#1500程度のペーパーで平滑に研ぎつけ、その後#2000で肌均し(そこだけツルツルになってしまうので)、さらに#3000でペーパー目を均します。

その後は3~4種類のコンパウンドと同じく3~4種類のバフを使って磨きます。車のボディを塗装していた時は電動ポリッシャーを使っていましたが、その後小物の塗装屋になってからはエアーポリッシャーに変わりました。パワーは前者の方がありますが、モーターが内蔵されている分重たくて大変なんですよね(ただしその重みを利用して力強く磨けるという事でもあるのですが)。

audi16そして完成です。

audi17誰が見ても元々白く塗られていたとは判らないと思います(当たり前ですか)。

audi21元々どういった経緯で白が塗られていたのかは不明で、実は結構ハイリスクな作業だったのですが、他のところで断られてしまったの事でこの度お引き受けする事にしました。

audi4その後ディーラーにて取り付けを行い、わざわざ画像を送ってくださいました。

audi5既存の塗膜を削ってしたからパテが出てきたりしたらもうその時点でアウトと言うことで、それについては御了承頂いての作業となっております(念のため)。

今回のように旧塗膜の剥離を行うとそれに伴い大掛かりな下地処理が必要となり、費用に関しては「単に塗るだけ」よりも相当高額になります。どうかご理解下さいませ。

ZX-14Rテールランプレッド&スモーク塗装承ってます

zx14r13先日到着しておりましたKawasaki NINJA ZX-14Rの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は「レッドキャンディー+おまけスモーク」で、以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介させて頂きますね。

zxr12 元々貼ってあるスポンジテープは塗装前に剥がしてしまい、新たに同じ厚みの物を同じような幅にカットして貼り直してあります。見えない部分なのでマスキングでも良いのですが、どうも気分的に良く無いんですよね。その為に各種スポンジテープも用意してありますし。

zxr14次のテールランプ関係のターンはまだ少し先になりますが、その時こちらも一緒に塗る予定です。

尚次回からのテールランプはさらにその次のターンとなりますのでかなり先になってしまうかも知れません(ただしリフレクターレンズやサイドマーカーくらいなら一緒に塗れると思います)。ご迷惑をお掛けして申し訳御座いませんが何卒ご容赦下さいませ。

それでは作業進行次第また紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!