DE ROSA

img22254年前くらいにご依頼を頂いたデローザのアルミフレームです。画像を纏めて再編集しました。

img9全体的には綺麗に見えましたが、塗膜の下にはかなり腐食が出た部分もあります。結構酷かったのでサンドブラスト専門店にて強力な直圧ブラストをお願いする事にしました。

img98ただし塗膜を剥がしてしまうとロゴも無くなってしまうので、予め既存のロゴを採寸してデータ化しておきます。

img16 またロゴの配置などもイラスト化しておきます。

img58ブラスト屋さんにて旧塗膜の剥離を終えて戻って来ました。

img61腐食していた部分も根こそぎ削り落として貰っています。

ちなみにこの時はワイヤーガイド(アウター受け)が付いたままですが、現在は何かしら理由が無ければ外してそれぞれを別に作業しています。

img118 下地には防錆効果の高いプライマーを塗り、さらにその上に2液のウレタンサフェーサーを塗布します。浸食されて凹んだ箇所もあるのでしっかり膜厚が付くよう塗りこみます。

img104サフェーサーが完全硬化したら最初は#320~#400である程度のラインを出し、その後#600~#800で精密なラインの形成とペーパー目の均しを行います。

img106予めデータ化しておいたロゴのマスキングシートを作製します。

img120今回は隠ぺい性の違いからいつもとは逆の順番で先にロゴの「白」を塗ります。

img121ロゴを入れる部分にマスキングシートを貼ります。

img122最初はそれを避けるように黒を塗り、最後にしっかり隠ぺいさせます。

ただしベースコートで肌を荒らすとクリアーを塗った後に艶引けしたり密着不良になるのでその点に注意します。

img126ベースコートが完了後、全体に艶消し専用のクリアーを塗ります。材料としては通常の艶ありクリアーと同様硬化剤を50%添加させ、強度的にも同等かそれ以上です(材料はとても良い物で、実はこれが一番高いクリアーだったりします)。

img143熱を入れ、完全硬化させた状態です。

ボトルゲージが付く箇所のブラインドナットは外してあるので最後にここを組み付けます。

尚この時はナッターの取り付けを最後にしていますが、場合によっては本塗りの前に取り付けて一緒に塗ったりもします。

img144ブラインドナットの取り付けにはこのような専用の工具を使います。車の板金屋さんだと普通に使う物ですが、一般的には余り使う機会は無いかもですね。

img145差し込んだアルミナットを広げて固定すると言う事から、カーボンフレームだと割れてしまう恐れもあるのでその場合はエポキシ接着剤と併用するか、或いは外さないまま塗る事もあります。その辺りはケースバイケースですかね。

img146そして完成です。

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img147ロゴの塗装は塗る順番を変えたお陰で膜厚の付き方も抑えられ、段差は殆ど感じられません。

img148お好みでURLのロゴなどを入れても良いかと思います。

ちなみに紹介しておいてなんですが、現在自転車関連のお受付は一時停止させて頂いております。受け入れられる準備が整いましたら改めてご案内しますのでどうか今しばらくお待ちくださいませ。

ゼンハイザーマイク 本塗り

mic49 少し早いのですがちょっと都合があったのでこちらのゼンハイザーのマイクを先に塗らせていただく事にしました。下地処理としては全体にペーパーで均一に傷を付ける足付け処理を行っています。

mic60 今回ご依頼頂いている色はトヨタアクアのピンクパール「CHERRY」(カラーコード:3S7)となっていますが、こちらは隠蔽色が弱い色なので先に下色として白を塗っておきます。

mic61 さらにベースコートを3コート程塗って完全隠蔽させ、クリアーを塗って本塗り完了です。

mic62 2コートパールにしては比較的鮮やかなピンク色をしています。

mic63赤系の原色が3種類に白と、後は大量のホワイトパールで構成されています。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで、お任せコースなので磨き無しの塗りっぱなしの仕上げになりますが、画像のように艶々に仕上がっていますので十分な美しさを感じられると思います。

この後熱を掛けて数日寝かしたら完成予定となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レンズ系塗装 下準備

zx14r14テールランプ等レンズ系の塗装は来週中に本塗り予定で、現在下準備を行なっておりますのでご安心下さいませ。

画像はNINJA ZX14Rのテールランプで、元々貼ってあるスポンジモールを剥がす前に同じ様な物を作成しておきます。

zx14r15 DIYなどであれば100円ショップなどで売っているような物でも構わないのですが、自動車などのように屋外で使う事が前提の物は耐久性のある物が必要なので、こういったスポンジモールや両面テープは耐久性・耐候性に優れたEPDM発泡体を使っているのが一般的です。

days6 デイズのテールランプはバックランプとウィンカー部分をクリアー抜きでご指定承っていまして、ただ本塗り当日にマスキングするのは時間的にロスと精神的なストレスになるので、予めマスキングシートを作成しておく事にしました。

まずは通常通りにラインテープでマスキングを行ないます。

days7 その上にコピー用紙を貼り、鉛筆の芯などを刷って輪郭線を抽出します。所謂石刷りですね。

days5 その紙をスキャナーでパソコンに読み込み、ベクトルデータが作れるソフト(Illustrator)を使って輪郭をトレースします。

days8 実際にマスキングシートをカットして位置が合っているかを確認します。今回はレンズが平面だったので一回で出来ました。

これの良い点は、ソフト上ではフリーハンドで行なうよりも確実に美しい曲線が描ける事と(ベジェ曲線です)、完全な左右対称の形が作れる事です。勿論貼る位置やテールランプの形状、さらには車体に組み付けた時のチリが合わなければいくらここを気にしても意味はありませんが、それでも精神的にはとても気持ちが良いのです。

bmw124 こちらはBMW 850CSiのテールランプで、それぞれの部品はマスキングをする前にある程度の泥汚れなどは洗っておきます。ちなみにBMWの場合は(何故か)土台部分に穴や大きな隙間が空いている事が多いので派手に水を掛けたりすると中に入ってしまうので注意が必要です。

smoke5次のターンで本塗り予定なのがこちらのレンズ類で、ただその前に塗装ブース内の清掃(壁のビニールの張替え)を行いますので、本塗りは来週半ばくらいを予定しています。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ISUZU Bellett GTR Engine cover

isuzu 4年くらい前に施工したいすゞベレットGT typeRのエンジンヘッドカバーです。画像を纏めて再編集しました。

isuzu2ご依頼内容は 「元と同じように」との事で、一番綺麗に残っている塗膜の部分にシリコンオフを塗って艶を出し、オリジナルの色を確認しています。少し青味掛かったグリーンですね。

isuzu3数日間溶剤槽に浸け置き、旧塗膜を剥がします。

isuzu4 旧塗膜の下には腐食も出ていたのでサンドブラストにてアルミ素地表面を削ります。

isuzuアルミ製のオイルキャップもかなり腐食が出ているのでサンドブラストを行います。

isuzu5 周りはポリッシュ仕上げなのでサンダーで平滑に削っておきます。

isuzu6 リン酸処理後、綺麗に洗浄をしてマスキングを行います。

isuzu7 プライマーを塗布します。

isuzu8 調色をして作製した色を塗布し、150℃程度の熱を掛けて焼き付けます。

isuzu9 最後に凸部を研磨して鏡面状に光らせます。

isuzu10 削ってアルミ素地を露出させた箇所は腐食の進行を遅らせる為にクリアーを筆で塗っておきます。

isuzu11これに似たような形のいすゞの117クーペのヘッドカバーではグリーンブルーメタリックなどの施工例があります。オリジナルも良いですし、お好みのカラーでどうぞ。

ハーレーダービーカバー塗装承ってます

harley先日到着しておりましたハーレー用のメッキ製ダービーカバー(タイマーカバー)です。ミッションケースの横に着くクラッチカバーのような物でしょうか。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

素材はスチール(鉄)で、その上に装飾クロムメッキが施されていて、さらに凹んだ部分には黒い塗装(?)が施されています。

今回はこちらを艶有り黒のベタ塗りで承っておりまして、ただそのまま塗っても塗料は密着しませんから、全体をサンドブラスト処理をして溝にある塗料を剥がし、さらに全体の表面を荒らしてプライマーを塗装して下地を作ります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!