マツダフューエルキャップ塗装承ってます

mazda15先日これと同じ部品を本塗りで紹介したばかりですが、こちらはそれとは別で先日到着したばかりの案件となります。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はいつもの通りで、参考までに以前施工した時の完成画像を紹介致しますね。

mazda15元々素地がザラザラとした状態なので、まずは下地処理として「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な素地に仕上げ、その後グリーンを塗ってロゴをグレーで塗り、最後にクリアーで全体を覆います。

ちなみにこういった色をしたシールなどのアクセサリーは色々と販売されているので、単に混油防止の為だけであればわざわざこれを塗装する意味は無いのかも知れませんが(と言うか普通は理解に苦しむかと・・・)、たとえ少数でもそうでは無いと思う方がいらっしゃいますので、お陰様で当店のような仕事も成り立っている次第です。いやはや有り難い限りです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

OAKLEYサングラスフレーム 本塗り

oakley28 先日「ベースコート塗装→デカール貼り→下塗りクリアー」まで行なっておいたオークリーのサングラスフレームです。クリアーが完全硬化したのでデカールの段差を平滑に研ぎ、再度全体を足付け処理します。

ただ下塗りに塗ったクリアーは塗膜の厚みでディテールが崩れるのを避けたかった為に1コートのみの薄膜ですから、普通にペーパーを掛けると角から下地が出てしまう恐れがあった為、今回はスコッチ(不織布に砥粒を接着剤で結合させた物)とウォッシュコンパウンドをメインに、細部はいつも通りナイロンブラシで足付け処理を行ないます。

oakley29 再びスタンドに固定して本塗り開始です。

oakley30 クリアーは艶消し専用の物で、工程自体は通常の艶有りクリアーと同じです。

oakley31 ブースのファンは回しっぱなしにして、今の時期(常温)なら30分くらいで艶が消えてくれます。

ただしこの状態でもまだベタベタなので、さらに自然乾燥させた後に60℃40分くらいの熱を掛けて完全硬化させます。

oakley32 フロントに貼ったOAKLEYのデカールは下塗りクリアーのお陰で段差は全く感じられません。

oakley33 ツル(サイドフレーム)も無事本塗り完了です。ちなみにクリップで掴んでいる所はゴムカバーで隠れるので問題ありません。

oakley34両サイドに着くオークリーのエンブレムは、フロントに入れたデカールとお揃いとなるよう金属感のあるシルバーとなります。

ちなみに元々着いていた鼻当てやレンズ、ゴムカバーなどはオーナー様ご自身で外しておられますので、どうせならと言うことでそちらも送って頂いてこちらで組み付ける予定です。

組み付けも完成次第改めて紹介させて頂きますのでどうぞもう少々お待ち下さいませ!

マツダフューエルキャップ 本塗り

mazda10 先日下準備を終えていたマツダのCX-3 SKYACTIVクリーンディーゼルエンジン用のフューエルキャップです。

よく脱脂をし、エアーブローをしてホコリを飛ばしたら本塗り開始です。

mazda11 先日作成しておいたディーゼルカラーのグリーン色のベースコートを塗布し、自然乾燥させて十分テープフリーな状態になったらロゴを入れる準備をします。

ちなみにマスキングシートは改めて枠の曲線に沿った物に作り直しました。目視でアールに合わせるよりも最初からカットされている方が確実ですからね。最初からそうしておけば・・・(苦)。

mazda12 そして一階に戻り、予め作成しておいたグレーを塗布します。

mazda13 マスキングを剥がしてロゴ入れ完了です。

mazda14続けてクリアーを塗って本塗り完了です。クリアーは耐溶剤性も高いクリスタルクリアーに変更しています。

既に同じ内容で新たなフューエルキャップも届いておりまして、そちらはまた後日改めて紹介させて頂きますね。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!

LOOKカーボンフレーム&フォーク塗装 完成

look153 大変お待たせしました!LOOKのカーボンフレームとカーボンフォーク、遂に本日完成となります。本当に長らくお待たせ致しました・・・!

最初の状態も紹介しますね。

look1最初はこのような状態で、一番上に塗られていたクリアー層が剥がれて来てしまっていたので一応旧塗膜は全部剥がして塗り直す事にしました。

look49カーボン素材の場合は溶剤やサンドブラストが使えないので、チューブの塗膜は手作業で削り落とし、今回外せなかった(外せない訳では無いのですが構造上中に落ちるリベットの破片が回収出来なかった為です)アウター受けなどは周りを養生してその部分のみサンドブラストで塗膜を剥がしました。

密着していなかったクリアー層だけを剥がせればよかったのですが、変な塗膜が少しでも残っていると結局後で悪い影響が出てしまいそうだったので結果的に全剥離としています。

look154 今回手間が掛かったのがこちらのダウンチューブのロゴで、パッと見は黒く見えますが実際はカーボン地が透けて見えるようになっていて、しかも若干スモークを入れてわざとカーボン目が控えめになるようにしています。

ロゴ周りの最初の画像もあるので紹介させて頂きますね。

look168新車時の塗装はマスキング時に生じる激しい段差がありますが、今回の塗装ではその辺も払拭出来ていると思います。

look158そもそも新車時の工程とは違うので(とても手間が掛かってます)、普通あそこまでの段差が付く事はありません。

look156 さらに大変だったのがこのラグ周りの研ぎで、アウター受け(ワイヤーガイド)などの付属品が付いたままでの研ぎ作業ですから、研いだ際の段差やスジが残らないように注意しました。それの確認の為にも一旦クリアーを全体に下塗りしています。

look157カーボン素材で剥離作業を行うと素地が凸凹になりますから、その後の下地処理(サフェ研ぎ)ではペーパーで研いだだけで平滑なラインは出ませんので、全ての面で何かしら当て板(場合によってはヘラ)を使って美しいラインになるようにしています。

look159 またアウター受けやラグの継ぎ目には元々隙間や巣穴のような物が残っていましたが、そういった所も綺麗になるようパテやシーラーを使って仕上げておきました。

look160 チェーンステー上部にあったLOOKのデカールは新たに塗装で再現しています。

look162 それぞれの色は色見本帳から近似色を探し、それぞれ一色ずつ配合データを使って作成しています(赤のみ若干修正しました)。

look161ヘッドチューブに入れたロゴは、先ほどのフルカラーロゴに使われているグレーの色を使っています。シンプルですが落ち着いていて良い感じですよね。

look163今回ベースカラーに採用したロールスロイスのARCTICA(カラーコード:9561001)なる色は少々変わった原色構成となっていて、通常使う白の他に、ソリッドカラーでは一般的には使わないマイクロチタンホワイト(STANDOXのMIX810、DUPONTだとAM3)が大量に入っる為かとても透明感があって、まるで白磁器のような風合いになっています(その代わり隠蔽性も悪く、作業的には下色を塗ってからの3コート塗装みたいに感じになりましたが・・・)。

look164クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」で、ベースカラーの特徴と相まってガラスのような質感を感じられると思います。

look165 ロゴが単なる黒であれば白の上に塗るだけなので、そんなに手間では無かったのですが、今回はカーボン地を活かした「抜き」となっていたので、マスキングの見切りラインを綺麗に仕上げるのも中々大変でした。新車時よりかは綺麗に仕上がっていると思います。

look152 ちなみに蛍光灯下でも撮影は試みたのですが、白が明るくなり過ぎて全く綺麗に撮れませんでした・・・。恐らくはマイクロチタンホワイトのフリップフロップ性のせいかと思います(パールでは無いのですがまるでパールのように光を反射します)。

look167ただこのロゴに関しては各色を綺麗に撮っておきたかったので、最後にもう一度照明の下でそれぞれの色がよく見えるように撮影しておきました。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!また大変長らくお待たせいたしました!

オークリーサングラスフレーム デカール貼り付け

oakley16 先日”OAKLEY”のロゴデータ&デカールが完成したので早速作業を進行しております。

まずは塗装前の下準備として全体を#800程度で研磨し、ペーパーが入らない細部はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行ないます。細かい隙間に研磨粒子を入れて擦り、均一な傷を付けると言った感じですね。

oakley17フロントとツルの接合部分は嵌め込み式になっていて、外す際についた傷は#800の耐水ペーパーで平滑に削っておきます。グレー色の部分がプラスチックの素地ですね。

oakley19 固定する箇所はゴムで隠れる箇所ですが、一応先にそこだけベースコートを塗ってからクリップで固定しています。

oakley20 ベースコートを塗布後、十分に自然乾燥させたらデカールを貼る準備を行ないます。

oakley21 水を張ったトレイに若干の木工用ボンドを垂らし、文字の周りに沿ってカットしたデカールを浮かべます。

oakley24 デカールを貼る部分に専用の接着剤(マークセッター)を塗布し、台紙から剥がれたデカールを貼り付けます。

oakley23ちなみに今まではデカールの貼り付けに綿棒を使っていましたが、どこかで見たサイトに筆が良いと紹介されていたので今回はそうしてみました。

なるほど確かに筆の方が簡単且つ丁寧に貼れるようで、デカールが切れてしまうような危険性も全く感じませんでした。

oakley25この状態ではデカールの切れ目も段差も貼った本人でさえ判らない程に出来ていますが、実際はどうしても段差が出来ているのでこの後一旦クリアーを下塗りして平滑に仕上げます。

oakley26 と言うところまでは昨日までに終わらせておき、一日デカールを乾燥させておいて本日早速下塗りのクリアーを塗っておきました。

oakley27パッと見は段差も無く、色もロゴも良い感じに仕上がっていると思います。

ツルの方もベースコートまでは塗ってあって、後日こちらのクリアーが完全硬化したら再度足付け処理をして今度は艶消しクリアーで本塗りとなります。

またサイドに取り付けるオークリーの「O」のエンブレムも並行して作業していますのでご安心下さい。どうぞもう少々お待ち下さいませ!