Z32シフトパネル塗装承ってます

先日到着しておりました日産フェアレディZ32の純正シフトパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は以前施工した同型部品と全く同じで、判り易いようその時の画像を紹介させて頂きます。

元々はザラザラだった梨地に、クリアーで下塗りを二回行い、最後にスモーク&クリアー塗装を行っています。こちらの記事から他の完成画像がご覧いただけますので宜しければご参照くださいませ。

  一部には亀裂が入っていて、ただスモーク塗装を行うので殆ど目立たなくなるかと思います。

早速分解を行いました。爪がかなり厄介で、普通に外そうとすると割ってしまうかと思われますから、ご依頼の際にはそのままで大丈夫です(分解はサービスで、ただし破損等についての保証・補償はありませんのでご懸念の場合には予め分解されますようお願い申し上げます)。

裏側から見てみると、透明の透過パネルにもヒビが入っているのが判ります。透明なエポキシ接着剤で補強し、とりあえずこれ以上広がらないようにしてから作業を行おいうと思います。

よく見ると他の部分にもクラックが見られます。

 スライドするパネルは艶消し黒で塗装します。

 周りに貼ってあるスポンジもかなり劣化していますので、

同じ幅・厚みで、劣化しない素材(EPDMゴム発泡体)に変更しておこうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリカルフォルニアリモコンキー 下準備

先日サーフェサーを塗っておいたフェラーリカルフォルニアの純正リモコンキーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

  サフェを#600~#800で水研ぎし、最後に布状研磨副資材(バフレックスレモン)とナイロンブラシ、ウォッシュコンパウンドで細部まで足付け処理を行います。

そして今回は傷防止用のステンレスリングの作成も承っていますので、そちらも並行して作業を行います。

フレアー加工用の工具にステンレスパイプをセットしねじ込むと、

このような感じでパイプの先端が開きます。

丁度良さそうな形状になった物をバンドソーでカットし、実際に穴に嵌めて良さそうな形であれば研磨して断面を整えます。詳しくはこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!