マーチテールランプ 本塗り

先日下準備を行っていた日産K13改マーチニスモSの純正テールランプです。

よく脱脂をし、エアーブローを行って埃を飛ばしたら、

クリアーレンズ以外の部分をマスキングし、プラスチックプライマーを塗布します。

スモークにするのはクリアーレンズ部のみで、以前施工した日産ノートのテールランプ画像を参考に、スモーク濃度を調整していきます。

その後マスキングを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布したらベースコートクリアーを全体に塗布し、最後にトップコートクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ベースコートクリアーは塗らない場合もありますが、トップコートクリアーだけを塗る場合に比べてハジキ難く垂れにくい為、今回使用しています。マスキングの糊が付着した被塗面はその糊によってハジキが出る場合があり、また地面に対して垂直な面は垂れ易いのでそれの防止となります(車体を塗装する場合は、ぼかし際の馴染みや静電気によるミスト付着の防止の為、殆どの場合でベースクリアーを塗ってから色を塗るのが一般的です)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ポルシェテールランプ 本塗り

先日下準備を行っておりましたポルシェのテールランプです。

そのまま置くとレンズ下側が台に当たってしまうので、テールランプの裏側にガムテープを固定して浮いたような状態にしています。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗って本塗り開始です。

スモークの濃さは前回ご依頼を頂いたアバルトのテールランプを参考に、濃度を調整していきます。

反射板が無い部分はちょっとのスモークでも真っ黒になってしまいますから、濃くなり過ぎないよう含有量を減らしたベースコートを小刻みに重ねていきます。

丁度良さそうな濃度になったら、最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

一部垂れ易そうなオーバーハングがありましたが、テールランプ自体を上に向ける事でクリアーが上手く流れるようにしました。

小物の塗装では出来るだけ肌目(ラウンド)を無くした塗り方にしていますが、そうする事でタレのリスクも増える為、その辺の調整に重きを置くようになりました。硬化剤・シンナーの選択、スプレーガンの使い方、被塗物の固定方法などですね。場合によっては塗り終わった後に吊るしてひっくり返した状態にする事もあります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

GRヤリスバックランプ 本塗り

先日下準備を行っておりましたトヨタGRヤリスの純正バックランプです。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばしたら、

予め用意しておいたマスキングシートを指定の位置に貼りつけます。

その後プラスチックプライマーを塗布し、透過性の赤を塗布します。

透過性の赤を4コート程塗ってしっかり色味がついたら、マスキングシートを剥がして再びプラスチックプライマーを塗布します。

最後に「極薄め」の濃さでスモーク塗装を重ねます。

ここまででベースコートが完了となります。

そして最後にトップコートクリアーを塗って本塗り完了です。大変お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で、今回のターンでは全てこちらとなっております。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

サニーコーナーレンズ 本塗り

先日下準備を行っておりました、日産純正サニーのコーナーレンズです。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布します。

色は以前施工したキャラバンダッジのコーナーレンズに施工したオレンジと同様、イエロー:オレンジ=5:1の割合にした塗料(ベースコート)を採用します。

最初の2コートまではほぼイエローにしか見えませんが、

塗り重ねていくと赤味が出て来て丁度良いオレンジになります。

その後十分にセッティングタイム(乾燥時間)を設け、最後にトップコートクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

フチのゴムは取り外しが出来なく、ピッタリくっ付いている為、二回目のクリアーを塗り終わったら直ぐに剥がしておきます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めてご連絡を差し上げます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルフォレスターメーターカバー 本塗り

先日下準備を行っていたスバルフォレスターの純正メーターカバーです。

塗装するのは表側で、

  裏側には透明なフィルムを貼っています。ミストが漏れないようフィルムの端は何重にも重ねてマスキングをしています。塗りながら濃度・ムラが判るよう細い棒で固定し、周りからの光を遮断しないようにしています。

濃度はこの時の真ん中の濃さでご指定を頂いておりますので、

その時使用した色板を参考に濃度を調整するようにします。

プラスチックプライマー塗装後、含有量を減らしてスモークベースコートを少しずつ重ねて丁度良い濃さに合わせます。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ちなみにこちらのメーターカバーは他のご依頼品とは別に先行して作業していて、本塗りの前に下塗りも行っています。かなり手間を掛けているのですが、お陰で良い具合に仕上がっているかと思います(しかしまだ完成はしていないので全く油断は出来ませんが)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!