先日本塗りを終えていたパジェロフロントグリルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、予め艶消し黒に塗っておいたステーと網を取り付けます。
最初の状態も紹介します。
元々状態は良く、一部何かの原因で塗装が剥がれてしまった箇所のみ下地処理を行い、
その後全体を元と同じ色=三菱純正色の「クォーツブラウンメタリック」(カラーコード :C06)で塗装を施しています。
前回と同じく今回も【お任せ仕上げコース】ですので磨き処理は行っていません。
クリアーは高品位なタイプのクリアーとなります(通常はクリスタルクリアーですが、今回は同社STANDOX VOCエクストラクリアーを使用しています)。
劣化して白くなっていた黒いステーが塗り直された分、さらに経年を感じない状態になっているかと思います。
普通であれば10年も経っていれば飛び石傷の一つでもあるのが普通ですが、今回はそれが全くありません(塗装屋さんなら判ると思いますが、これはちょっと信じられない事です)。余程大切に扱われている車体なのだと思います。