先日お預かりしておりましたスバル３６０の純正テールレンズです。この度のご依頼、誠に有難う御座います！
現状レンズの表面に何か塗られているようで、それの劣化と、素地自体にも多少のダメージが見受けられます。
御依頼内容としては、既存の被膜を除去し、クリアーを塗って純正時の状態に近づける事となります。
平らな面であればサンダー等のエアーツールが使え、また金属製品であれば溶剤を使って余分な被膜を剥がす事が出来ますが、今回のようなプラスチック素材、しかも耐溶剤性が低いPMMA＝アクリル樹脂となると、全て手作業となるのでコストもその分高くなりがちです。平面は手研ぎで、凸文字や窪んだ箇所はウェットブラストを併用して作業を行おうと思います。以前施工したTE47のレンズ類のような感じですね。
裏にはスポンジのパッキンが貼られていて、このままでは作業が出来ないので、
外しておきました。再利用出来ない事は無さそうですが、似たような素材が入手出来ればこちらも作り直してみようかと思います。
それでは作業が進行しましたらまた紹介させて頂きます。この度のご依頼、誠に有難う御座います！
先日到着しておりました、パソコン用マウスのカバーパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います！
現状は艶あり黒に塗られていて、今回はこちらを「つや消し白」への塗装で承りました。
状態としては傷等は無いので、足付け処理だけしてそのまま上塗りを行う予定です。
以前艶消し白に施工した時の画像がありますのでそちらを紹介させて頂きます。
この時と同じく、白はVW社のキャンディホワイト（カラーコード：LB9A）を使う予定です。
その他昔の画像ですが、同じようにマウスカバーを塗装した時の画像がありました。
こうやって見るとキャンディホワイトよりかなり黒い白（グレー）に見えますが、実際には白の原色そのままで塗っているので、先ほどのホンダのエンブレムより白い白となります。当時使っていたノートPCのモニターが明る過ぎたみたいで、今見るとその辺の画像は全部暗く感じてしまいます（特にスモークは濃度の見え方が違って見えてしまうので、現在は参考画像を見ながら調整する方法としています）。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います！