アングルポイズ アームランプ 本塗り

先日下準備をしておいたANGLEPOISE(アングルポイズ)アームランプです。その後被塗面を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で研磨・足付け処理をしておきました。

それぞれ手で持って塗れるよう芯棒に固定しています。

フチまでしっかり塗れるよう、裏側は広くスペースを空けて固定しています。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばしたら本塗り開始です。

まずはベースコートを塗布します。

色は事前にお貸出しした色見本の中から選んで頂き、それを参考に色を作成しました。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは艶消し仕様となります。

艶消しの場合でも艶ありと同様ウェットコートで塗る事で、ムラを抑えて傷の付き難い塗膜になります。

この後は自然乾燥で艶が消えるのを待ちます。

数時間後、艶が消えた状態になります。

色見本帳と見比べてみました。参考にしたのはG29-60Hの色となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。組付けもあるのでこの後は少し長めに寝かす予定です。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

浸け置き洗浄~剥離

昨年の暮れにお預かりしておりましたスカイラインGT-R RB26エンジン用タイミングベルトカバーです。その後アルカリ洗浄槽に浸け置きをしておきました。

元々艶消しの黒に塗られていて、剥がれたその下から純正のガンメタリックが見えます。元々の素地調整が悪く、またプライマーが塗っていない事もあってRB26のエンジンパーツは経年で腐食が出易い傾向にあり、現在は新品でも塗装前にはサンドブラストを推奨しています。

シーラーを切り取り、この後は溶剤槽に浸け置きします。

こちらは同じくらいの時期にお預かりしておりましたトヨタセリカXXのヘッドカバです。先に溶剤槽に浸け置きしておいたので、入れ替わりで剥離作業を行っています。窪んだ所の塗膜は取れ難いので、もう少し浸け置きして剥がれ易くしておこうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SENNHEISER E945 Microphone

先日お預かりしておりましたゼンハイザー社のボーカルマイクE945です。

ロゴのデータを送って頂き、イメージイラストを作成して位置やサイズを調整します。

マイク本体は#800相当の布状研磨副資材 (アシレックスレモン)で、グリルのリング部を#1300相当の同社品(アシレックスオレンジ)で研磨し、ペーパーが入らないメッシュ部は液状の研磨剤(ウォッシュコンパウンド)とナイロンブラシで足付け処理を行っています。

色はトヨタ「ホワイトパールクリスタルシャイン」(カラーコード:062)で、まずカラーベース(白)で完全隠蔽させ、続けてパールベースを塗ります。

30分程度自然乾燥させます(指触乾燥)。

ロゴはサイズが小さく、これをマスキングシートをカットして塗装で行うのは難しい為、今回はデカールで対応します。

印刷したデカールをカットし、水溶性の接着剤(木工用ボンド)を溶かした水で台紙を剥がし、

デカール専用の接着剤を使って所定の位置に貼り付けたらよく乾燥させます。ただし熱を掛け過ぎたり時間を空けすぎるとこの後のクリアーの密着性が悪くなって剥がれてしまう為(層間剥離)、規定の時間内に留めます。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

デカールを使った場合はその厚みで段差が出来てしまう為、完全硬化後にその部分を研磨して均し、磨き処理も行います。

クリアー塗装後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

さらに数日寝かしたら完成となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

アングルポイズ アームランプ 下準備

昨年にお預かりしておりましたANGLEPOISE(アングルポイズ)アームランプです。

土台部分の裏に貼ってあるスポンジがズレて食み出たり一部が切れてしまっているので、塗装前にこちらは外し(剥がし)、新たに作り直しておく事にします。

厚さは約1.7mmで、

同じくらいの厚さの汎用スポンジシートを用意しました。

データを作ってレーザー加工機でカットします。

念のため要らない紙を使ってテストカットし、

実際に合わせてサイズ感を確認します。現状スポンジが押し潰されて広がってしまっているので、それよりも小さくなるような感じ=新品時を想定してサイズを決めています。

サイズが決まったらスポンジシートをカットします。ちなみにレーザーを使ったカットは素材によっては有毒ガスが出る場合があるので(塩化水素)、樹脂であれば何でも切れる!という訳ではありません。

切り取った汎用スポンジを、

実際に当ててみます。良い感じに出来たと思います。

と言う訳で、古いシートを剥がします。

スポンジを剥がすと重しのスチール製パーツが入っていて、そちらも簡単に外れそうだったので分解しておきました。

一部のパーツに貼ってあったロゴシールは剥がすと再利用が出来なさそうなので、こちらはマスキングで対応します。

同じようにサイズを測り、データを作成します。

ピッタリの長さで作ろうとすると何度も修正が必要なので、半分ずつ貼る事にしました。

2枚に別けると貼り方で微調整が出来るので簡単にピッタリ貼れます。

シェードの内側は塗装せずそのままとするので、

マスキングをしておきました。

色はこちらの日本塗料工業会色見本帳の「G29-60H」の近似色(非調色作業)で承っていますので、

そちらに合わせて色を作成します。

使った原色は濁った黄色味の緑=MIX587をメインにオーカーで色相を調整し、白と黒で濁り=彩度を落としています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE SM58マイク(レッド&ブラック)マーブル塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHURE SM58ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物を、

キャンディーカラーのレッドと黒のマーブル柄=ラップ塗装を施しました。こちらは最初の画像の裏側ですね。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

こちらは表側(ネジの無い方)です。

グリルはメッシュ部を黒に、リングをレッドキャンディーとしています。

判り難いですが、SHUREのロゴが黒で入っています(目立ち難くしているのは敢えてだと思います)。

自然光でも撮影しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!