2月20日(月)代替え休業日のお知らせ

平素は格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。

2月20日(月曜日)は、2月11日(建国記念日)の代休として休業日とさせて頂きます。

ご不便をおかけしてしまうかも知れませんが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

セリカXX 1G-GEUヘッドカバー 下準備

先日旧塗膜の剥離とサンドブラストを行っておいたトヨタセリカXXのヘッドカバーと、

 スチール製のプラグカバーです。2台分(2セット)です。

こちらは両面にプライマーを塗りますが、

まずはスポット溶接で着いている金具の合わせ部分の処理をします。後で錆が出てくるのは大抵ここで、何故か多くの塗装屋さんは無視しがちなんですよね(判ってない筈は無いと思うのですが…)。

使用するプライマーはエポキシ系で、さらに耐蝕性の高い浸透型タイプを使います。

そのままだと隙間に入り難いのでシンナーで希釈し、さらにエアーブロー で強制的に隙間の奥まで届かせます。反対側から噴き出させるような感じですね。

その後はまず裏側に同じく耐蝕性の高いエポキシプライマーを塗り、

一旦60℃20分で半硬化させます。

少し冷まして塗膜が固くなったら(暖かいままだと柔らかく傷が付き易いです)、

ひっくり返して、

続けて表側にもエポキシプライマーを塗布します。

錆びていた箇所は浸食されているので、

今度はウレタンサフェーサーで塗膜を充填させます。

サフェを厚く塗っても結構な凹みは残っていて、「だったら先にパテを塗っておけば良かったんじゃ?」と思うかも知れませんが、それはやってはいけない事の一つでして、パテに防錆効果(防錆顔料的な化学的な効果)はありませんから、結果前回も紹介したようなこのような感じに後から大きな問題が起きてしまうのです。

ヘッドカバーの方も大分腐食で浸食されてしまっているので、当初予定していた方法ではちゃんと仕上がりませんから、こちらもエポキシプライマーを使った重防錆仕様にしておく事にしました。ちなみに表面はあまりにも凸凹していたのでダブルアクションサンダーで研磨してある程度均しています。またリン酸処理も行っています。

オイルキャップ部はテープでマスキングするのは手間が掛かるので、径を測ってアクリル板をレーザーでカットする事にしました。

若干テーパー状になっているので、サイズを合わせるとピッタリ嵌ります。

通常のヘッドカバーだとこの断面を最後にフライスで切削していたりするのですが、今回はこの面にも塗装が施されていたので、同じように仕上げます。

まずは耐蝕性の高い浸透型エポキシプライマーを2コート程塗布します。

これは難儀になりそうですね・・・。

ちなみにもう一方のセットは腐食による浸食の被害が少なく、

なので今回はそれぞれ違う方法で下地作業を行おうと思います。

先ほどの浸食が激しかった方は、スチール製のプラグカバー(プレート)と同じくウレタンサフェーサーをウェットオンウェットで重ねます。

後でしっかり研げるよう、ウェットで4コート程塗っています。

対してもう一方の程度の良いヘッドカバーは、サフェーサーでは無く「2Kエナメル」を使う事にしました。クリアーと同様トップコート用の2液ウレタンで、白と黒を混ぜたグレーを作ってそれを同じくウェットオンウェットで塗装します。

またこちらは凹み文字部の研ぎ作業も行わない予定なので、無用に膜厚が付かないよう(凹み文字が埋まらないよう)、口径の小さいトップコート用スプレーガン=IWATAエクリプス(HP-G5)を使う事にしました。先日1/18ビートルのミニカーに使ったガンですね。

ぱっと見は中塗り塗料(サフェーサー)と変わりありませんが、

クリアーと同様に塗膜表面が平滑化(レベリング)するので、研ぎにくい凹み文字の作業を簡略化する事が出来ます。

そもそも当初の予定では、ここでベースカラー(シルバー)を塗ってそのままクリアーを塗る予定だったのですが、旧塗膜を剥がしてみるとどうもそう簡単にはいかないという事が発覚し、なんとか大幅な作業量の増加を抑えらればと思っての作業としています。腐食が酷い方はどうしようも無いですが、それでも何とかコストを抑えつつ良い方法で出来ればと思っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

1/18VWビートルミニカー 黒部塗装

先日本塗りを終えていた1/18のVW空冷ビートルミニカーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

ゴミが付いていた箇所を磨き処理し、サイドステップ等の艶消し黒の塗装を行います。

ドアの内側は一部ボディ(鋼板)とトリム(内装)が一体になってしまっているので、

白に塗った鋼板になる部分をマスキングし、トリム部分を研磨足付け処理します。

同じくサイドステップ部も#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスオレンジ)で足付け処理します。

内装はシートがグレーになっていて、元々所有されていた車体はここが黒だったとの事で、こちらも一緒に塗装します。

黒は艶消し仕上げで、クリアーを塗らない【激安コース】の仕様となります。

サイドステップは上側と下側で塗り分けています。

こちらが右側で、

こちらが左側となります。

窓枠やオーバーフェンダーとボディとの間も元々艶消し黒に塗ってありましたが、今回こちらは再現はせずボディカラー(白)そのままとします。

フロントエンブレムは小さ過ぎて構造が良く判らなかったのですが、

ネットで調べてみるとベース(土台)部分がボディ同色になっているようなので、

一旦白で塗装し、表面とフチを溶剤で吹いてメッキを露出させておきました。

次はいよいよ組付けで、そちらに関しては分解の時と同様、こちらの日記では無く社外記で紹介するかもしれません。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

セリカXX 1G-GEUヘッドカバー 素地調整

先日旧塗膜を剥離しておいたトヨタセリカXXのヘッドカバーです。その後も溶剤槽から引き揚げてはワイヤーブラシで擦って再び浸けてを何度か繰り返し、ある程度の塗膜を剥がしました。

プラグカバーはハンマートンの塗膜が厚く剥がれ難かったので、サンダーを使ってある程度を削り落とします。

錆は素材を浸食し、さらにその奥で進行し続けるので、サンダーだけで削っただけではそれを除去するのは難しいです。よく自動車ボディのレストアで錆びている箇所をサンダーだけを使って削り、しかもその上に直接パテを塗ったりしている光景をみる事がありますが、あれは根本的な修理では無く、単なる延命でしかありません。

こちらの自転車フレームは、自動車塗装屋さんで施工して半年でこうなってしまったとの事です。下からは再発した腐食とパテが出てきました。

という訳で、

そういった浸食されて凹んだ箇所も切削が出来るよう、サンドブラストを行いました。

裏側も同様に行います。

ヘッドカバーは腐食が酷い方と、

こちらがまだマシな方ですが、どちらも同様に腐食が出ています。

ブラストを完了しました。

この後はエアーブローだけして、タイミングが良くなったらリン酸処理→洗浄を行います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ムーブヘッドカバー&インマニ塗装&凸文字加工承ってます

先日到着しておりましたダイハツムーヴL152Sのエンジンヘッドカバーとインテークマニホールドです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容は結晶塗装と、ヘッドカバー・インマニそれぞれに凸文字加工を承っています。

以前施工した時の画像を紹介しますね。

オーナー様がこちらの画像を見つけて頂いたとの事で、ショップさんがデータを作成され、今回の御依頼へと至りました。色々とお手数を頂きましてありがとう御座いました・・・!

ヘッドカバーはほぼ新品で、ただ一度車体に装着されていた物との事なので現在洗浄槽に浸けてオイルの洗浄中となります。それが終わったら凸文字のデータをまずは紙にプリントアウトして、実際にヘッドカバーに合わせて各部の確認、問題無ければ金属加工屋さんにてアルミをカットして貰う予定です。

インマニは多少腐食が出ていますので、リン酸処理の前にサンドブラスラスト(軽め)も行う予定です。

上塗りに関しては結晶塗装で、参考までに以前施工した画像を紹介します。

こちらは黒の結晶塗装にパウダータイプのブルーパールを入れた色となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!