ムーブヘッドカバー&インマニ 凸文字 サフェ入れ

先日アルミ製の切り文字を取り付けておいたダイハツムーブのヘッドカバーです。その後60℃40分程の熱を入れて接着剤を硬化させておきました。

通常であればこのまま本塗りにも行けるのですが、

この隙間が残ってしまうと「後から取り付けた感」が出てしまうので、

エポキシプライマーサーフェサーを筆で塗り、虱潰しに隙間を埋めていきます。

食み出た箇所は後で研磨するので問題ありません。

何周か繰り返して隙間が全部埋まったら、再び60℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

その後食み出た部分をワイヤーブラシ&ペーパーで研磨して足付け処理し、凸文字の天面を#120と当て板を使って粗研ぎしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE SM58S(オレンジ)本塗り

先日お預かりしておりましたSHURE SM58Sボーカルマイクです。

マイク本体は#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)を使い、グリルはウォッシュコンパウンドとナイロンブラシを使って足付け処理をしています。

今回はスイッチ付きのモデルなので、その部分のカバーパネルも塗装します。

まずは下色としてオーカーが入った黄色味の白=VW社のカンパネラホワイトを塗布します。

オレンジはジャイアンツのイメージカラーであるRGB=232:121:0の画像を参考に、簡易的な方法で作成します。

色が出来たら、

3コート程塗って完全隠蔽させます。

ベースコートが乾いたら、場所を工場二階に移し、ロゴ入れの作業を行います。

オーナー様にご用意頂いたロゴをデカールに印刷し、カットしたそれを木工用ボンドを溶かした水に浸し、

専用の接着剤=マークセッターを使ってデカールを貼り付けます。この後40℃15分程度の熱を掛けて乾燥させます。

その間にグリルを塗装します。こちらは黒で承っています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

配合データを残した色はプレート型の色見本を作るようにしていますが、今回のように簡易的に作った物は食玩のベアブリックや、知り合いの塗装屋さん(GUNさん)のBLACKRABBiTガチャの未塗装素体を塗って残しておくようにしています。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE SM58マイク(桜柄)塗装承ってます

先日到着しておりましたSHURE SM58ボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はピンクと紺のグラデーションに桜柄を入れた塗装で承っております。

イメージイラストを作成しましたのでそちらを紹介します。

元々のイラストはオーナー様に作って頂いたのですが、桜柄の画像をマイクの実寸に合わせたかったので(データをそのままプロッターでカットしたかったので)多少修正をさせて頂きました。

使用する塗色は「白」「濃いピンク」「薄いピンク」「紺」の4色で、それぞれ厳密な調色はせず、画像を参考に簡易的に色を作成します。

またそれぞれの色はソリッドカラーで(メタリックでもパールでも無い色)、最後に全体にガラスフレークを重ねます。

ガラスフレークに関しては以前施工した事例がありますのでそちらを紹介させて頂きます。

STANDOXの「コースガラスフレーク PP304」は一般的なパールと同様下色を選ばなく使えるので、今回のように白系の上にも重ねられます(ガラスフレークの種類によっては黒い粒粒が目だってしまいます)。派手では無くスポットライトに当たった時に光り輝く顔料で、こちらのページで紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フェラーリリモコンキー 本塗り

先日サフェ研ぎとキーリングの取り付けを行っておいたフェラーリリモコンキーのカバーパネルです。

ワニクリップで固定し、手で持って塗れるようにセットしたら本塗り準備完了です。

よく脱脂清掃したらエアーブローを行い、プラスチック素地が露出した箇所にプラスチックプライマーを塗布します。

まずは白=フェラーリ純正色のBianco Avus(カラーコード:100)を塗布します。

ボタンが着くパネルにはストライプラインは入れませんが、ついでにこれを下色として(赤を少ないコート数で隠ぺいし易いようにする為)一緒に塗っておきます。

ストライプラインのマスキングデータは以前作成した物があるので、それを使ってカッティングプロッターでマスキングシートをカットします。

作業場所を工場二階に移し、マスキングを行います。

カッティングマットの線に合わせてカバーパネルを固定し、中心に合わせてマスキングシートを貼り付け→台紙を剥がします。

ラインのセンター部をマスキングし、次の色の赤=同じくフェラーリ純正悪露のROSSOCORSA(カラーコード:322)を塗布します。

ボタン側のカバーはこれでベースコートが完了です。

センター部に貼ったマスキングを剥がし、

次の色=同じくフェラーリ純正色の「Blu Nart MET」(カラーコード:523)を塗布します。

跳ね馬のエンブレムは窪みの奥に嵌るような感じで、凹んだ部分の側面は見えますから、そこにもしっかり色が入るようにします。

ただラインの塗り分けは丁度その窪みに嵌る為、どうしても色が食み出ます。

またフチの湾曲した箇所はどうしてもマスキングシートが浮いてしまうので、そこでも色が食み出ます。

ちょっと判り難いのですが、跳ね馬の前足の側面壁部分、白い箇所に青が食み出ているのが判るかと思います。

この後これらの箇所を一つ一つ修正していきます。

使うガンは口径が0.3mm~0.5mmのエアーブラシで、

他の部分に飛ばないよう、マスキングをして虱潰しに塗っていきます。

車のようにサイズが大きければ細かい箇所は気付きにくいのですが、今回のように被塗物自体が小さいとちょっとした事でも目立つので気を抜けないです。

各塗分けが綺麗に仕上がったら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

通常使っているロッサコルサ(カラーコード:300)に比べると、今回の322は明るい色味となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

今回はステンレスリングの取り付けもあるので、少し長めに寝かしてから組付けようと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ムーブヘッドカバー&インマニ 凸文字 取り付け

先日下準備をしておいた、カットされたアルミ板です。

予め位置を決めたマスキングシートを指定の箇所に貼り付けます。

そのままフリーハンドで貼り付けるとどうしてもズレが生じてしまうので、予めデジタル上で各々の文字を整列させ、それをガイドとして一つ一つ貼り付けていくという方法となります。

取り付けに使うのは3Mの構造用接着剤DP460オフホワイトで、オフィシャルサイトのページには「優れた強度と高い耐衝撃性、耐疲労性を備え、厳しい接着条件を満たすことができます。多くの用途でボルトやビス、ネジ、リベット、スポット溶接の代わりに使用することができます。」といった紹介がされていて、要は一度着けたらもう剥がせない(削り落とすしかない)というくらい強固に取り付けられる接着剤という事ですね。

塗り方としては、まず母材の方にヘラでしごく様にして満遍なく塗り付け、

切り文字の方にも塗り、

ガイドに合わせて貼っていきます。

同じ様にヘッドカバーも。

ガイドに使っているマスキングシートはPP=ポリプロピレン製で、これはプライマー無しだと塗料も接着剤もくっ付かない特徴がありますから、

このまま固まるまで剥がさずそのままで、

凸文字の位置がズレないようになってから剥がすようにしようと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!