レンジローバー1/18ミニカー ホイール塗装

 先日分解作業を終えていたAUTO ART社製の1/18レンジローバーのミニカーです。その後リヤゲートの加工も行いました。

 実際に試してみてホイールは破損させないまま分解する事は不可能だと判ったので、

ローターとキャリパーはマスキングして塗装する事にしました。またリヤホイールは車体に着いたままで行います(これもロアアームとか破損する可能性が高かったので)。

 マスキングは実車の塗装でも使われる方法で、フカフカにした養生紙(今回はキムワイプ)を隙間にギュウギュウに詰め、それが反発する力で裏側から抑えられるようにします。

 ちなみにキムワイプは手で千切ると繊維状の埃が大量に舞いますが、良く切れるハサミで切る事でこれを防ぐ事が出来ます(吉野紙やキムテックスなど繊維物はどれも同様です)。

 足付け処理はマスキングをする前に終わらせていて、内部に汚れが残ったら嫌だったのでウォッシュコンパウンドの使用は控え、#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスオレンジ)を使っての空研ぎとしています。

 脱脂もマスキング前にしっかりやっておき、最後は表面のみ軽く拭き上げる方法にしています。

 そして本塗り開始です。まずはベースコートの黒を塗布します。

ちなみにホイールの色については当初頂いた画像からガンメタだと思っていましたが、良く見てみるとセンターキャップに「Kelleners-sport」なるメーカー名が記載されていて、そこから型番を調べてみるとマットブラック(艶消し黒)だという事が判明しました。塗る前に気づけてよかったです。

 そして艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。

ボディの塗装はまだこれからなのですが、ホイールの分解が出来なかったのが不安だったので先にこちらを塗る事にしました。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させました。

マスキングを取り除き、くっついたりしていないかも確認しました。問題無いようで安心しました。

それではまた作業が進行しましたら紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

KATOクレーンミニカー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日組付け作業を終えていたるKATO社製の1/50クレーンミニカーSR-250Riの塗装、フックとワイヤーを取り付けて遂に完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はこのような黄色で塗装されていた新品で、ただ塗膜が密着していなかったので一旦全部剥がしてから塗り直しを行いました。

以下の記事から最初の状態や途中工程が確認できますので宜しければご参照くださいませ。お預かりしてからは今日までは何と8か月程となりました。


KATOクレーンミニカー塗装承ってます

KATOクレーンミニカー デカール作製

KATOクレーンミニカー 分解①(社外記)

KATOクレーンミニカー 分解②(社外記)

KATOミニカー 旧塗膜剥離 パーツ制作

KATOミニカー 下地処理

KATOクレーンミニカー 下準備

KATOクレーンミニカー ホイール 本塗り

KATOクレーンミニカー アーム部本塗り

KATOクレーンミニカー 運転席 下準備

KATOクレーンミニカー 運転席等 本塗り

KATOクレーンミニカー パーツ本塗り

KATOクレーンミニカー 黒系パーツ 本塗り

KATOクレーンミニカー 組付け&ジャッキベース塗装

KATOクレーンミニカー 組付け②

KATOクレーンミニカー 組付け③


今回モデルとした社用車は恐らくもう現存しておらず、ご依頼者様には過去の画像などの資料をご用意頂き、それらの画像などを基にロゴ等をデータから作成しています。

(ドアの電話番号はモザイク処理を行っております。)

 色に関しては予め色見本帳をお貸出しし、そこからグリーン・ベージュ・黒・赤・紺・グレー・黄色をご指定頂いております。

 こちらは別梱包されていたオプションパーツです。

 旧塗膜を剥離する際に溶剤に部品を浸け置きをしたら、てっきり金属だと思っていたパーツがプラスチック製で溶けて無くなってしまい、そこを新たに作り直しています。

 メッキ箇所も含め金属素地に塗られていた塗膜は簡単に剥がれる状態だったので、旧塗膜後にサンドブラストを行い、プライマーを塗っています。以後新品時のようにペリペリと塗装が剥がれる事は無いかと思います。

 各ロゴはデカールで作成し、クリアーの下に貼ってあります。

 90度に折れ曲がった梯子も直しておきました。

 転倒防止のアウトリガーを引き出し、ストロボを使って撮影しました。

 各画像はサイズの縮小のドアに記載の電話番号部分以外未加工となります。

 アームは内部にも3段が収納されていて、実際に引き出せるようになっています。

 当店は模型の塗装が専門ではないのでテールランプ等は再現しない予定でしたが、元々塗ってあった色がそのまま残せたのでマスキングをして上からクリアーを塗っています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

KATOクレーンミニカー 組付け③

 先日の続きで組付けを行っているKATO社製の1/50クレーンミニカーSR-250Riです。

こちらは旧塗膜を剥離する際、溶剤槽に浸け置きして溶かしてしまった部品ですね。

 固定されていたアルミのカシメはニッパーでカットして外してしまっていたので、これを再利用は出来ませんから、

 穴にエポキシ接着剤を充填し、少し緩いサイズのネジ(M1.2)を挿した状態で硬化させます。

 翌日接着剤が固まったらネジを回して取り外します。引き抜くことは難しいのですが、回して外すことは出来ます。

 穴の中に残ったエポキシ接着剤にはネジ山が残っているので、それを利用して新たなネジで付属品を固定します。

 その他に外してあったパーツを組付けます。ネジは心配無いのですが、怖いのはシャフトの打ち込みです。

 自動車の板金塗装だとそれぞれ作業者が分かれている事が多く、私も当時ディーラー務めだった頃、塗装した車体の部品を他の担当の方に組み付けて貰っている時、「おーいタカハタすまん!うっかりドア傷つけちゃったよ。これ、チャチャッと直るかな?、デヘヘ」とか言われて殺意を覚えた事が何度もあります(もちろん目上の方なので何事も無かったように、そして要求通り最速で塗り直して再び渡します)。

 なので通常塗った本人が組付ける場合、塗膜に素手で触る(擦る)事すら避けようと思うくらいですから、そう簡単にミスる事はありません。保険に保険を掛けて、さらに仮想組付け(練習)をしてから挑むのが普通です。

 という訳で、遂にクレーンアームが架台に装着されました。冬なのに汗だくです。

 内部に装着されていた伸縮3段アームも組付けます。これもシャフト打ち込みです。

 運転席と上部旋回体をフレームに装着しました。

クレーンの伸縮アームを取り付け、フレームにシャーシを組付けました。

バンパーを取り付け、最後に触っただけで折れてしまいそうな左右バンパーミラーをエポキシ接着剤で固定します。穴がスカスカなので位置を決めてマスキングテープで支えています。

あとは先日塗ったジャッキベースと、クレーンのフックを取り付けたら完成予定です。ようやく最後が見えて来ました・・・!

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

KATOクレーンミニカー 組付け②

 先日の続きで組付けを行っているKATO社製の1/50クレーンミニカーSR-250Riです。こちらは転倒防止のアウトリガーの部品です。

トラ柄に塗ったジャッキ(シリンダー)をアームに取り付けます。

 作業は分解時の画像を見ながら進めます。

 格納部にアームを入れて、

 蓋を接着します。

 前回塗ったシリンダーに入るジャッキベースはまだ熱を入れていないので、後で組み付けるようにします。

 外して塗っていたプーリー?を接着します。

 ホイールにタイヤも装着しました。

 ロアアームに組み付けて、

 フレームに装着しました。クレーン車は前輪だけでは無く後輪も切れる4WSだったのですか。知りませんでした・・・。

 曲がっていた梯子を直して塗装した左右のテールランプも、

取り付けました。

次はいよいよクレーンのアームと運転席の組付けとなります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

KATOクレーンミニカー 組付け&ジャッキベース塗装

先日窓ガラスを取り付けていたKATO社製の1/50クレーンミニカーSR-250Riです。

ルーフのフォグランプを固定する接着剤が固まったので、続けてドアミラーを取り付けます。

 こちらも足のピンが殆ど残っていないので、エポキシ接着剤を使って固定します。

 そのままだと垂れ下がってしまうので、隙間に0,2mm厚のプラバンを二枚挟んで位置を固定しました。

 横から見るとこのような感じです。

再びこのまま一日寝かします。

 こちらはアウトリガーのトラ柄に塗ったジャッキの土台部分のパーツです。元々濃いグレーに塗られていました。

ジャッキ部に空いた穴にこれが差し込まれてスライドする仕組みで、装着されると殆ど見えないので(収納されているので)そのままでも良いかと思っていましたが、参考画像を見るとこちらも黒かったので、どうせならという事で改めて塗る事にしました(特にご指定は頂いていませんでした)。ならば先日の窓枠と一緒に塗ればよかったのですが、うっかりしていました。

クリップで掴んでいる箇所が太くなっていて、そこがジャッキの穴にピッタリ入って固定されるので、シャフトを塗ってもスライドさせるには影響はありません(塗膜の厚みで入らなくなるとか削れるとかの心配はありません)。

この後は恒温機に入れて置き、他のご依頼品と一緒に熱を入れさせて貰います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!