デリカD4社外フロントグリル サフェ入れ

delica2 こちらもお待たせしております。デリカD5用社外品のFRP製フロントグリルです。

パーツ自体は新品ですが、ゲルコート素地のままでは粗い部分があるので一旦全体を研磨してサフェーサーで下地を造ります。削ってよくなる所も勿論ありますが、足り無い部分は何かしらを充填しなければ良くはなりませんからね。

delica3FRPのゲルコートはポリエステル系の樹脂なので塗装との相性は良いですから特にプライマー等の塗装は必要なく、脱脂洗浄したらそのままサフェーサーを塗布します。サフェーサーは5~6コート程度塗っておき、完全硬化した後に再度全体を研いで平滑な下地を作ります。結構な膜厚を付けていますがラッカーサフェーサーとは違いますので厚くなっても問題はなく、またサフェーサーによってはパテ並みに厚くしても問題の無い物もあって、例えば当店で使っているSTANDOXのシステムフィラーはフラッシュオフタイムをしっかりとれば10コート塗っても大丈夫です。ただし速硬化型のハードナー5-15の使用や、セッティングタイム不足での熱入れは控えるべきかと(「脹れ」が生じて大変な事に・・・)。

それではこちらも作業進行次第また紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

ドゥカティスクリーンパネル 下準備

ducati2 こちらもお待たせしております。ドゥカティ用のスクリーンパネル×2個です。

こちらはそれぞれ違う濃度のスモーク塗装で承っておりまして、やはり塗りながら濃度の確認が出来るようにこちらは被塗面の裏側にアルミフィルムを貼ってマスキングしています。直接マスキングテープや養生紙を貼ってしまうと濃度の確認が出来ないんですよね。

ducati3 アルミフィルムを貼ったら破けないようにいつもの養生紙を貼ります。使っているアルミフィルムはちゃんとした3M社製で、本来の用途とは違うのですが(赤外線ヒーターからの保護用です)余り使う機会が無いのと、ビニール製なので非常にソフトな感じですから今回のようにスクリーンに直接当たるような使い方でも傷が付く心配がありません。普通のアルミホイルだったらちょっと怖いですからね(まあその場合は間に透明なビニールやサランラップを貼れば良いのですが)。

ducati4手前が足付け処理を行ったレンズで、表面が白く曇ってすりガラスのようになっているのが判ると思います。表面についている傷は極細かい目なのでクリアーを塗れば消えて透明になってくれます。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。本塗りは来週半ばくらいを予定しております。もう少々お待ちくださいませ!

BMW MINIサイドマーカー 下準備

mini46レンズ関係の塗装もそろそろ順番がやって来ましたので各々下準備を始めています。まだ紹介はしていませんが先日到着しているインプレッサのテールランプを含め5セット程を一緒に塗る予定です。

上の画像はBMW MINIのサイドマーカーをオーナー様自ら加工した物で、御依頼頂いているスモーク濃度は前回塗らせて頂いた同型品と同じ濃さで承っていますので、塗りながら濃度が判るようにセロハンテープを使って透明なマスキングになるようにしています。普通のマスキングテープだと光が通らなくなるので塗っている時に今どれくらいの濃さなのかが判らないんですほね。それの予防です。

レンズ関係の本塗りは来週辺りには出来る予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!