70スープラ用ガナドールミラー 分解

mirror3本作業はまだもう少し後ですが、先に分解だけしておく事にしました。後からどこか割れているのとか気付いたら嫌ですからね。

ガナドールのミラーは土台とカバーパネルが強力な引っ張りバネで繋がれていて、これを留めている1cmくらいの鉄製のシャフトを抜けば外す事が出来ます。外すのは良いのですが、塗装後にこれを付けるのがちょっと大変ですかね。ちなみにそれが嫌だったのか、既存の塗膜は分解しないまま塗っています。中々うらやましいところですがそうは成らないように注意したいと思います。

mirror4 そう言えばこのミラーには元々土台の裏側にスポンジモールが貼ってありました。新品の塗装前の状態で貼ってあって嫌がらせかと思いきや、マスキングもしないでそのまま塗ってしまう、と言うのもアリだったのですね(苦笑)。

恐らく70スープラが全盛だった頃はバブル景気で、多分その頃ではこういった作業が一般的だったのだと思います。黙っていても仕事が入ってくるような状況だとどうしてもスピード優先になりますからね。下手にその時期を経験しなくて良かったと思います(地道な作業が馬鹿らしく感じてしまうらしいです)。

mirror5という事でシリコンオフで乗りも除去して何とか作業準備が完了です。ここまでの作業では利益が出ていませんが(苦)、まあこういう事の積み重ねが長く続けられる秘訣だと思っています(と思わないと報われない気が・・・笑)。スポンジモールは何か代わりの物を貼っておきますね。

本作業は来週半ばくらいからのスタートを予定しています。もう少々御待ち下さいませ!

ロードスター&シルビアヘッドカバー 下準備

road74 数日間アルカリ洗浄槽に入れておいたロードスターのヘッドカバーとシルビアSRエンジンヘッドカバーです。オイル汚れも綺麗になったと思います。一応届いた時の状態も撮影していますので紹介しますね。

road79こちらはロードスターの方です。中古部品で購入されたようですがそんなに汚れはひどく無い方だと思います。

sr2こちらのシルビアの方は結構汚れが強かったのですが先ほど紹介した通り浸け置き洗浄で綺麗になりました。こちらの洗浄はサービスで行っています。と言うかまずは洗わないと塗装の作業は出来ませんからね。

road75 今回はどちらも素地調整としてサンドブラスト処理を行いますますので裏側バッフルプレート内部に砂が入らないように目止めします。後で再度洗浄はしますが念の為ですね。

road76 サンドブラストボックスは工場二階のベランダに置いてあって、作業は箱の中で行いますがそれなりにホコリっぽい作業になるので作業場所としては丁度良かったです。

road77 手前のシルビアヘッドカバーがブラスト作業後で、奥のロードスターヘッドカバーが作業前です。並べて見ると全然違うのが判りますよね。

road78ブラスト作業が終わったら次は燐酸処理~洗浄を経ていよいよ本塗りとなります。どうぞもう少々御待ち下さいませ!

尚W124ベンツのヘッドカバーは一旦洗浄槽から出してバッフルプレート等の付属品を取り外し、再度洗浄槽に戻してあります。もう少し浸けてら残りのオイルシール(打ち込まれたゴムパッキン)を取り外し、一旦サンドブラスト専門店に送って既存の塗膜と全体に発生しているマグネシウム素材特有の激しい腐食を強力な直圧ブラストで除去して貰います。ここまでの作業となるとうちにある設備では力足りないですからね。こちらももう少々御待ち下さいませ!