BME E39テールランプスモーク塗装承ってます

bmw204こちらも無事到着しておりますBMW E39のテールランプです。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!

御依頼内容としては「極薄目~薄目の中間」のベタ塗りで、クリアーは「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

テールランプ関係はある程度の数が溜まりましたので近々作業着手の予定です。先日届いたスバルXVのテールランプまでを予定していましたが、多分今回を逃すと年内完成は難しいと思いますので恐らくはこちらも同時に塗る予定で考えております。特に作業を急ぐつもりはありませんが(そういうのが嫌なので今のスタイルになりました)、スペース的な余裕があり、また複雑な作業(クリアー抜きのマスキングなど)は無いので特に無理せず出来ると思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!

GIVIトップケース蓋塗装承ってます

givi6 先週到着しておりましたGIVIのトップケースです。今回はこのケースの蓋を、これを取り付ける車体色と同色にという事で承っています。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!

ちなみに車体の方は既にオールペンされていて、ただ色が微妙に判らないとの事ですので塗装済みのパーツも送って頂きました。

givi9車体を塗ったショップでは色番号を教えて貰えなかったとの事ですので(そんな事ってあるんですね)、恐らくこの二つの色のどちらかだろうと言う色見本から最終的に選んだのが手前の HONDA amethyst purple pearl-met.(カラーコード:RP34P)です。ただ奥のRP37Pもかなり似ているので(画像で見ると真っ黒ですが角度が付いてスカシしか見えないせいです)、今回のトップケースであればあちらで塗っていても大丈夫だったかも知れませんけどね。まあ何にしてもすっきりして良かったです。

givi7 もっと問題だったのが蝶番(ヒンジ)の部分で、この型の分解は何度か経験があるのですが今回の製品はちょっと角度的に余裕が少ないように感じます。構造が判らないと意味不明だと思いますが、ヒンジの部分は外側からシャフトを打ち込んであるので今度はそれを反対の内側から打って外してあげなけれなりません。ただ上の画像を見て判るようにヒンジとヒンジを繋いだ直線をボックスケースのラインが食み出ている程でして・・・。これで穴を開けると斜めになってしまいますからこれにはちょっと困りました。

givi8 が、実際にやってみると穴はかなり簡単に開いてしまい(笑。スカスカでした)、ポンチ自体は多少斜めに成ってもシャフトに当たっていれば大丈夫なので予想以上に簡単に外れてくれました。週末の休みの間に悩んでいたのが全く無駄だったようです(苦)。まあでも予定していた通り一番細いリューターが活躍してくれたのでその点ではイメージトレーニングは良かったかも知れませんね。

とりあえず悩んでいた部分は先に終わらせてしまいましたが、実際の作業着手はもう少し先になりますのでどうぞ今しばらくお待ちくださいませ。作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!

BMW MINI エンブレム 本塗り

mini72新たに作成したABS板製のエンブレムプレートの貼り付けが完了し、また各パーツのサフェ研ぎも完了していましたので早速本塗りを行いました。結晶塗装関係のパーツも忘れていませんのでそちらももう少々お待ちくださいませ。

mini73 ベースコートの黒を塗ったらテープフリーな状態になるまで乾燥させ、前回使用したロゴデータから新たにマスキングシートを作成してロゴ入れ塗装の準備を行います。

ちなみに大きい方はリヤゲートのオープナーを兼ねているので上下を間違え無いようにします。尚このパーツは裏側に「爪」が4つあって、下にアルミの角材を敷いてそれで爪を固定するようにして水平とセンターを出し、今度はそれを目安にしてロゴの位置を決めています。やり方は既に前回で判っているのですが、それにしても一番緊張する作業ですからこれの為に数日前から胃がギュゥギュゥと締め付けられる思いをしていました。想像すると失敗するイメージしか出て来ないんですよね(まあそのお陰で色々回避出来ているのだと思いますが)。

mini74 小さい方は羽の水平模様に合わせて位置を決めています。白は単なる白では無くBMW MINI純正色の「LIGHT WHITE」(カラーコード:YB15)となっています。グレーっぽい白ですね。

mini75 そしてマスキングを剥がした状態です。エアーブローは勿論ですがタッククロスで拭いたりなんかもします(と言う専門のクロスがあるのです)。

mini76 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

mini77 小さいパーツの場合は口径が1.0mmのスプレーガンを使っています。中央の丸いプレートがが平らでは無く丸みを帯びた曲面になっているのが判ると思います。このアールが丁度スプレーガンの蓋(と言っても何種類もあるのですが)を使って成型しています。何か面白いですよね。

mini78塗装と言うと単に塗るだけと思いがちですが(私はそう思っていました。笑)、実は塗る以外の時間の方が相当長かったりします。また単に飾って眺める物では無く、屋外で雨風(と強い紫外線)にさらされて大丈夫な程の耐久性にとなると手間も全然違うんですよね。まあそれだけに色々考える事も多く面白い仕事でもあると思うのです。ただスプレーガンの蓋で型を取る日が来るとは思いもしませんでしたが(笑)。

塗膜が完全硬化したら両面テープを貼って完成となります。もう少々お待ちくださいませ!