GIVIトップカバー アルミパネル サフェ入れ

givi2 GIVIの周りのプラスチックパネルは新品塗装済み品なのでそちらは足付け処理のみでOKですが、こちらのアルミパネルはアルマイト処理が施されていますのでそのまま上塗りを行う事は出来ません。アルマイト皮膜と言ってもアルミが酸化した物ですからプライマーは必要なのです。しかも(ちゃんとした物は)硬いので#600程度では歯が立ちません。

と言う訳で今回は#120からスタートです。

givi3 全体を#120→#180で足付け処理をしたらまずはプライマーを塗ります。

givi4が!プライマーを塗った直後に艶が出たらどうやら細かいエクボ状の歪み(と言うか見た目は凹み)が多数あったので、予定を変更してさらにサフェーサーも塗る事にしました。きっちりフラットな面に仕上げるにはパテが必要ですが、こちらは艶消しなので上手く研いで多少のウネリに変換出来れば目立たなく出来ると思います。

考えてみれば1枚物のアルミパネルをプレスで仕上げている訳ですから、余り信用してはいけなかったんですよね。まあフォローできていますので大丈夫だと思います。

こちらも熱を掛けて完全硬化させたら全体に研ぎ作業を行い、後日周りのプラスチックパネルと共に(または別に)本塗りを行う予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レガシィアウトバック 内装パネル サフェ入れ

legacy1レガシィアウトバックの内装パーツ3点、作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

画像意はレコード盤のような溝が入ったナビパネルで、まずはこちらを削り落とします。

legacy4 この溝が意外と深く、最初は#180で始めましたが全然消えないので一段階荒くして#120のダブルアクションサンダーで削り落とし、その後#180→#240で目消しをします。周りのフチは画像左上にある水色の足付け処理用研磨布(アシレックス)で削ります。

legacy5 綺麗に脱し清掃し、台(と言うかダンボール)に固定してまずはプラスチックプライマーを塗布します。

legacy6その後2液のウレタンサフェーサーを5コート程塗ってサフェ入れ完了です。

ちなみにこの後の強制乾燥が甘いと先日のアテンザのフロントグリルフィンのようにチヂレが発生しますので、しっかり60℃程度の熱を掛けて完全硬化させます。

その後サフェーサーを研ぎ、他の部品2点を足付け処理したら本塗り予定となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

LOOKカーボンフレーム&フォーク ブラスト処理

look45 旧塗膜の剥離はほぼ完了し、あとはペーパーで処理出来ない箇所の作業となります。

look46 全ての塗膜を剥がす必要は無いのですが(下地はしっかりしています)、最後に塗ってあるクリアーがどうやら足付け処理をしないまま塗ってあるようなので、とにかくその層は全部剥がします。

ちなみに前回も紹介しましたが、ワイヤーガイド(アウター)に関しては今回はわざと外していませんので念の為(外せない訳では無く色々理由があるのでして)。

look47 ブラストボックスの中に入れ、アウターやリヤホイールを固定する箇所にサンドブラストを掛けて塗装を剥がします。

look48 こんな感じで旧塗膜を剥がしました。

look49 フチやラグの溝などに若干旧塗膜は残っていますが、下地自体はちゃんと密着していますので問題ありません。新車塗膜としては十分よく出来ています。それだけに・・・。

ちなみに以前、カーボンチューブとクロモリラグの組み合わせのフレーム&フォークを塗装ご依頼頂いた時は、ラグ周りの剥離もあったのでそちらはサンドブラスト屋さんに御願いしました。今回はアウターだけだったのでそんなに手間では無く、当店で行ってしまったという感じですね。そもそもここまで剥がすつもりも無かった訳でして・・・。

look50と言う訳でこれで剥離作業は完了となります。

次は通常サフェーサー(とアルミの部分はプライマー)となるのですが、今回はダウンチューブに入れる「LOOK」のロゴをカーボン抜きで(カーボン素地を活かしたクリアー塗装です)、しかもそこは若干のスモークを入れるのでちょっと複雑になります。

現状画像だと比較的綺麗な素地に見えますが、やはり巣穴などはあるのでそのままスモークに行くと穴の周りに表面張力で塗料が溜まり、そこだけスモークが濃くなるという事態になる可能性があります。もしかしたらならないかも知れませんが、通常の隠蔽する塗装と違って、スモーク塗装を含む透過性のキャンディーカラーは最後までその影響が残ってしまうので、念には念を入れて一旦下塗りクリアーを行い(ダウンチューブのみ)、完全硬化したらもう一度同じように今度はスモーク塗装で仕上げます。

そしてダウンチューブが艶々のスモーク仕上げになったら今度はそこ以外の箇所にサフェーサーを塗布します。

とりあえずそこまでは来週中に何とかして、その後二週間くらいじっくり寝かしたいと思います。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ムラーノテールランプ一式 スモーク塗装承ってます

murano先日到着しておりました日産ムラーノの純正テールランプ・ハイマウントランプ、フェンダーサイドマーカー、ミラーカバー(レンズ)です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装のベタ塗りで、濃度は「薄目」、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

参考として以前の施工画像を選んで頂きましたのでそちらも紹介致しますね。

forester16今回はこちらのフォレスターのテールランプのスモーク濃度を参考に致します。

murano1フェンダーサイドマーカーとミラーカバーについては社外品で、ミラーカバーは上のウィンカーレンズ部分のみの塗装となります。本当はレンズだけ外したいのですが、いつもの如く社外品はネジの他に接着剤も付いているのでそう簡単には外せないんですよね。なので周りのカバーはマスキングで対応します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

LOOKカーボンフレーム&フォーク 旧塗膜剥離(二日目)

look44 先日に引き続きLOOKのカーボンフレームとフォークの旧塗膜剥離作業を行っています。こちらはフロントフォークですね。

look43 ちなみに通常フォークの先端には出っ張りがありますが、今回のフォークはそちらが既に削り取られたような状態でした。一応その跡は残っていますのでこの辺は研ぎ過ぎ無いように注意して削っています。

look39フレームの方は昨日までに#120のダブルアクションサンダーで粗研ぎを行っていましたが、今日はさらに手研ぎで細部まで塗膜を落とし、さらに全体を#180→#240で均しています。

ここまでやるつもりは無かったのですが、結局殆どの塗膜を削ってしまいました。折角なので最初に重量を測っておけばよかったですね。以前施工したcannodaleのカーボンフレームを参考にすると多分80グラムくらいは削れたのでは無いでしょうか(結局また塗装はするのでトータル的に軽くなる訳では無いのですが)。

look40カーボンフレームの場合は旧塗膜の剥離に溶剤やサンドブラストは使えませんが(どちらも素材にダメージが・・・)、全て手作業で行うと言う訳では無く、とにかくエアーツールを駆使します。

ちなみにカーボン素材は切削性が良い為、シングルアクション系のサンダーでは削り過ぎてしまいますから仕様するエアーツールはダブルアクションサンダーか、ギアーサンダーとなります。唯一使っているシングルアクション系のツールとしては、穴の中の塗装を削る為のリューターですね。

look41ラグの谷の部分にはヘラにペーパーを貼って削り、穴の中はリューターの先の砥石にペーパーを巻いて使います。

ペーパーは裏側に糊が付いているので当て板やヘラにそのまま貼り付ける事が出来、また手研ぎでも指にくっ付くので使い易いです。

look42イメージ的には硬い方が削れ難い感じがしますが、実際のところは硬い為が切削性が良い場合があり、カーボンフレームなどはサンダーで削ろうと思えば幾らでも削れてしまうので注意が必要です。サンドブラストの場合も柔らかい物には全然効かないのに、陶器などに当てると簡単に穴が空いてしまう!と言うような感じですかね。

ちなみにシートチューブ周りのラグは塗膜の密着が甘い部分があったので一応全部剥がしておきました。継ぎ目の部分には若干残っていますが全く問題ありませんのでご安心下さい。

ボトムブラケット周りのラグは多少塗膜が残っていますが、こちらはしっかりしていますので無理に剥がす必要もありませんからこれ以上は行いません。元々剥がれていた一層目のクリアーは全て剥がしてあります。

と言うか全体的にここまで剥がす必要は無かったのですが、やってもいないで「大丈夫」と言うのも何か嘘っぽい感じがしたので、一応やるだけやってからそう説明したかった次第です。

この後はワイヤーガイド(アウター)に残った塗膜をサンドブラストで除去し、その後まずはダウンチューブをクリアーで下塗りし(そこはカーボン地を活かした文字抜きですので)、そして全体にサフェーサー(とアルミ部分にはプライマー)を塗る予定です。

そこまで行けば一旦寝かしとして休憩となりますので、その他のご依頼品を進行させる予定です。来週半ばまではこちらに付きっきりになると思いますがどうぞもう少々お待ち下さいませ!