マセラティリモコンキーカバー サフェ入れ

mase45 こちらもお待たせしました!先ほど紹介したBMWのフューエルキャップと一緒にサフェーサーを入れるべく並行して作業しています。

こちらも成型時のウネリが強いので、表面は#120で平滑に研ぎ出し、その後#180→#240でペーパー目を均します。細部は#320の空研ぎペーパー&アシレックススカイ(布状の足付け用副資材)で足付け処理を行なっておきます。

mase46サフェーサーはタップリ塗る為、 ボタンやエンブレム部分はマスキングしておきます。

また手前のキーカバーは合わせ目に若干の段差がある為、そこにもサフェーサーが付かないようマスキングしています。

mase47 こちらの樹脂も塗料との相性(密着性)が余りよく無い素材なので、プラスチックプライマーを塗る前には念の為火炎処理を行なっておきます。樹脂の表面をバーナーで溶かしつつ、ガス中に含まれた成分(被塗面を親水性にするような素材)を塗着させるような効果があります。

mase48サフェーサーはウェットで5~6コート塗布し、固まる前に各マスキングを剥がしておきます。現状はフチがガタガタしていますが後の研ぎ作業で整えますのでご安心下さいませ。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMWフューエルキャップ サフェ入れ

bmw297 先日デカールの作成までを終えていたBMWのフューエルキャップです。今回新たに文字を入れる箇所にはBMWの刻印があって、今回それが邪魔になってしまうのでこちらを平滑に仕上げます。

一般的にはここにパテを埋め込んだりしますが、それをすると後で必ずこの跡が出て来ます。

これを止めるには同じ樹脂を溶かして一体化させるか、或いは今回のようにサンダーで彫刻された根の部分まで削り落とします。

bmw298 その後削り落として足りなくなった部分にパテを充填します。樹脂の素材は記載が無いので判らないのですが、触れてみた感色としてはPP(ポリプロピレン)かPA(ポリアミド)のどちらかだと思われます。

これらの樹脂は塗料と同じくパテの密着性も悪いのでプラスチックプライマーを塗りますが、念の為その前に火炎処理も行なっておきます。

ちなみに今使っているポリパテはプラスチックプライマーも必要無いタイプで、ただ私的にそういうのは鵜呑みにしないようにしているので作業工程は普通通りきっちり行なっておきます。

bmw299 鍵を塞ぐ穴の部分はペーパーが入り難いのでいつものようにナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行なっています。

再び全体を火炎処理をしてプラスチックプライマーを塗り、続けてサフェーサーを塗布します。

bmw322ザラザラしていて判りませんでしたが、こちらもかなり凸凹とした成型になっているのでサフェーサーはタップリ塗って後に行う研磨作業で平らにしておきます。その前には勿論熱を掛けて強制乾燥~完全硬化させておきます。

bmw249念の為ですが、完成イメージはこんな感じになる予定です。中央のロゴと各文字は塗装で行なうには細か過ぎる(細すぎる)ので今回は全てデカールを作成して対応します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ロードスターテールランプ一式 スモーク塗装 完成

road157 こちらもお待たせしました!ロードスターのテールランプ・ハイマウントランプ・サイドマーカー・ウィンカーレンズのスモーク塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

road142ハイマウントストップランプは元々クリアーレンズタイプの物で、今回はこれだけ「レッド&スモーク」に、それ以外は「極薄目と薄目の中間」の濃度でスモーク塗装を行いました。

road158 これだけで見るとかなり薄いスモークに見えますが、最初の状態と見比べるとその差は歴然ですよね。派手だった赤やメッキの強い輝きが落ち着いてかなりシックに仕上がっていると思います。

road163ハイマウントレンズは当初スモークのみも検討されていましたが、ボディカラーが濃色系なようで、赤黒い色味がとても似合っていると思います。

road160 ちょっと軽めのオレンジ色だったウィンカーレンズも薄いスモークでシットリとした色味に仕上がっていると思います。

road161 ウィンカーレンズはその構造自体のお陰で、仕上がったそれはまるでガラスそのものにしか見えません。一見邪魔そうな文字郡が良い雰囲気を出してくれているのだと思います。

road162薄いスモーク塗装はムラやダマが目立つので真っ黒にするよりも手間(と時間)が掛かるのですが、綺麗に仕上がればコントラストの効いた透明感のある美しいレンズに見えますので、きっと満足度は高く感じで頂けると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ムラーノテールランプ一式 スモーク塗装 完成

murano38 こちらもお待たせしました!日産ムラーノのテールランプ、ハイマウントストップランプ、サイドマーカー、ドアミラーカバーとそれのウィンカーレンズの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

murano21レンズ関係は「極薄目と薄目の中間」のスモーク濃度で、ミラーカバーは現状の艶消し黒から日産 スーパーブラック(KH-3)での塗装で承りました。

murano39 ちなみにこれとほぼ同じ構成で、前回はUSテールなどをスモーク塗装でご依頼頂いています。

murano40 前回は「薄目よりも少し濃く」といった感じでしたが、今回はそれよりも若干薄くした「極薄目と薄目の中間」のスモーク濃度となっています。

murano41 ハイマウントストップランプは底の浅いタイプなので、ちょっとのスモークでも黒くなりがちですから実際に塗っている塗装は「極薄目」くらいの濃度にして見た目で同じになるよう調整をしています。

murano43 逆にこのサイドマーカーは内部の反射板の効果が強いので、薄く見えますが実際は一番濃く塗って他の部品(主にテールランプ)に濃度を合わせてます。

murano44今回はミラーカバーも艶消し黒から艶有りの黒に塗装しています。ボディ色は恐らくホワイトパールだと思うので、あえてここは黒くした!と言う感じなのでしょうね。遊び感があって面白いと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

ヴェルファイアテールランプ レッド&スモーク塗装 完成

vellfire6 大変お待たせしました!トヨタヴェルファイアの純正テールランプ、「レッド&スモーク+スモーク」の塗装で本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

vellfire元々はこのようなクリアーレンズタイプで、今回は下側部分のブレーキ&ポジションランプ部分を「レッド&スモーク」に、上側のウィンカーとバックランプ部分はスモークのみで仕上げています。

vellfire7 これとは別に、上側のレンズもレッドキャンディーに塗って光る部分をわざわざクリアー抜きにすると言う仕様もあります。当然ですがそちらは手間も掛かるので費用はどうしても大きくなります。

vellfire8 今回の仕様は塗り分けの作業も複雑では無いので、費用としてはGRBインプレッサのテールランプ辺りと大差はありません。むしろあちらはサイズは小さいのですがクリアー抜きのマスキングが4箇所もあるのでその分で費用が上がっています。

vellfire9車体色によってはクリアーテールだとどうしても何か足りない感が出てしまう場合がありますが、色が付けば良いアクセントになりますし、若干のスモークで厳つい感じが出てインパクトも強くなると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!