ブレンボキャリパ―×4 下準備②

 先日ロゴデータの作成を行っていた、F50ブレンボキャリパーと、ポルシェブレンボキャリパーです。

いつものブレーキ屋さんにてサンドブラスト作業を行って頂き、またオーバーホールも施工予定だったのですが、ブレーキ屋さん曰く「こっちとしては儲けが出るからやった方が良いんだけど、勿体無いくらい状態が良いからそのままの方が良いよ」とのアドヴァイスを頂き、今回オーバーホールは行わない事となりました。

 また今回は以前施工した同F50ブレンボキャリパーと同様、「突起」の除去を承っておりますので、まずはベルトサンダーで粗研ぎをします。

 その後は小径のロロックシングルサンダーを使って均し、

 さらに#80→#120のダブルアクションサンダーで研磨します。

 さらに全体を#120~#180で研磨して均し、脱脂洗浄を行います。

 塗装ブース内にセットし、

 まずはプライマーを塗布します。

 塗膜の厚みを着けたくない箇所も、この時点ではとにかくプライマーで覆います。

 その後場所を工場二階に移し、新たに作製したロゴのサイズを確認します。

 ロゴのサイズは一緒にお預りしたステッカーの横幅に合わせ85ミリとし、上下に余裕がある事も確認しました。

リヤのポルシェキャリパーも、フロントと同じ85mm幅で問題無いようです。ロゴはVW社のリフレックスシルバー(LA9W)で承っております。

尚、突起の除去(研磨)とロゴサイズの確認は、本来であれば一番最初にやっておきたかったのですが、今回は汚れが酷かったので先に洗浄&ブラスト作業を行って貰い、ただそのままだと酸化してしまう(錆・腐食してしまう)為、まずはプライマーの塗装までを先に行う事としました。

それではまた作業が進行しましたら紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

バイクステム結晶塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたバイク用マグネシウム合金製ステムの結晶塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はプライマーか不導体被膜のような黄土色の状態だったのですが、

 今回は濃い目のグレーで結晶塗装を施しました。

 フォークが入る内側は塗膜の厚みをつけないよう、プライマーとベースコートの黒のみとしています。

 アルミシャフトは着いたままでの塗装となりましたが、マスキングで塗ったとは判らない仕上りに出来ているかと思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!