夏季休業日のお知らせ

今年は少しだけタイミングを遅らせて、以下の日程で夏季休業日とさせて頂きたく存じます。


2019年8月16日(金)~8月20日(火)


いつもに比べると少し長めとなりますが、何とかこれで体の調子を少しでも元に戻せればと考えております。

ご依頼を頂いている方には大変ご迷惑をお掛けします。また頂いたメールの返信は21日以降となります。何卒ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

尚、現在の受付情報・制限については今まで通りの状況となっておりまして、詳しくは以下リンク先の記事をご確認頂ければと思います。こちらも申し訳御座いませんが何卒よろしくお願いいたします。

お受付制限のお知らせ

VMAXダクトカバー サフェ研ぎ

 先日サフェーサーの塗装までを行っていたYAMAHA VMAXのダミーダクトカバーです。

その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとして黒をパラパラと塗っておきました。

素材はアルミの鋳物(鋳造)製品なので、どうしても全体的なウネリがありますが、それらが自然に繋がるようにサフェーサーを研いでいきます。最初は#320の空研ぎから始めます。

 逆アールの部分は小さい当て板やエッジを使って研いでいきます。空研ぎは#400まで行います。

 その後同じようにして#600の水研ぎを行います。水をウエスで拭き取った時に若干艶が出るので、それでラインを確認しながら歩を進めます。

 #600の水研ぎが終わったら「YAMAHA」の凹み文字部を研磨します。適当に研ぐとスジが出来てしまうので、自動車の外板パネルを研ぐのと同じように、平滑な当て板を使って縦横斜めに平滑に研いでいきます。当て板には2ミリ厚のアクリル片を使っています。

 新品時には、一方向に研ぐベルトグラインダーのせいで文字の周りが気持ち悪い感じにウネっていましたが、アルミ素地の研磨とサフェーサーのお陰でシャープな仕上りに出来たと思います。これならシルバーとの塗り分けも綺麗に出来ると思います。

この後はまず全体を艶あり黒で塗装し、完全硬化後に再び全体を研ぎ~足付け処理し、YAMAHAの凹み文字周りをシルバー(グレーMet.)で塗装し、余分を研いで除去したらもう一度全体にクリアーを塗ります。smartのBRABUSエンブレムを赤&黒で塗装した時と同じようなやり方ですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!