アルファロメオエンジンカバー&サージタンク 下準備

 先日お預りしておりましたアルファロメオ156V6後期型のサージタンクとエンジンカバーです。その後アルカリ洗浄槽に浸け置きして油分などの汚れを取り除いておきました。

 フィンと凸文字部分は結晶塗装後に研磨して光らせるよう承っておりますので、先にある程度削って梨地等を平滑に均しておきます。

 #80→#120のシングルアクションサンダーで研磨しました。

 サージタンクも同様に#120で研磨しておきます。

この後はサンドブラスト~リン酸処理となります。

また並行してスターレットのヘッドカバー×2個も作業しておりまして、そちらは現在旧塗膜剥離の為、溶剤槽に浸け置き中です。そちらもサンドブラスト作業を行う予定ですので、それに合わせて一緒に行おうと思っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ブレンボキャリパ―×4 ロゴ下準備

 先日お預りしておりましたF50ブレンボキャリパーと、ポルシェブレンボキャリパーに同梱されていたロゴシールです。

当店ではシールの貼り付けに対応しておりませんので、今回はこちらを塗装で出来るよう(マスキングシートを作れるよう)データを作製します。

シールをスキャナーで読み込んだのですが、サイズが小さかったので輪郭がハッキリせず、今回は先にメールで頂いていたJPEGの画像ファイルを使う事にしました。

上の画像では、基となるJPEG画像をライブトレース機能で、一応はベクトルデータ化した状態となります。

 ただし元々ドット画(ラスター画像)だった物を、単にベクトルデータ化しただけなので、本来は直線になって欲しい箇所が波の形になってしまっていたりします。

 他にも曲線部分がガタガタになっているので、

そういった箇所を虱潰しに修正していきます。

 不要な部分を削除し、

 端のポイントを繋ぎながら一つの線にしていきます。

波状のラインも真っすぐにしました。

そして完成です。

この後は実際にキャリパーに当ててサイズを確認していきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!