ホンダヴェゼルテールランプ塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダヴェゼルの純正テールランプ一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介いたします。

各部のクリアーレンズはそれぞれスモーク濃度を変え、赤いレンズ部分は薄いスモークで深みを出すよう承りました。

 バックランプ部(細い菱形のクリアーレンズ部)はスモークにはせずそのままに、

 赤いレンズ部分は「極薄めと薄目の中間」の濃さにしています。

 三角のクリアーレンズ部は車体に装着するとそれぞれ濃さが違って見えるとの事で、

 敢えてスモークの濃さを変えて施工してあります。

 こちらのコーナー側(リヤフェンダー側)のクリアーレンズは「標準濃度よりやや薄目」に、

 リヤゲート側の小さい三角は「薄目」の濃さになるようにしています。

 レンズへの透過塗装は、内部反射板の作用により見る角度でスモークの濃さ(明るさ)が変わって見えるのが特徴です。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

休業日のお知らせ

平素は格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。

新型コロナウイルスの影響により、今年はゴールデンウイークに休む事が出来なかった為、代休として以下の日を休業日とさせて頂きたく存じます。


2020年6月13日(土曜日)


ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

GMCホイールキャップ パテ研ぎ

 先日スプレーパテを塗っておいたGMCホイールキャップのレジン製複製品です。

その後熱を掛けてパテを硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

 表面は平らでは無く中心が盛り上がった形状になっているので、それを崩さないよう研磨して面を整えます。

 凹み文字部は、厚みが2ミリと3ミリのアクリル板の端材を当て板にし、#180の空研ぎペーパーを貼って研ぎます。

 中心が高いのでその分文字の凹みが深くなり、外側に行くにつれて浅くなっています。

最後に#180~#240で全体を均し、これでサフェ塗り準備が完了となりますが、他にもサーフェサーを塗るご依頼品が多数あるので、その時に一緒に行う予定です。

尚、こちらのGMCのホイールセンターキャップについて、今までの作業と、参考までにそれぞれに使う樹脂の種類を紹介します。

注型・・・エポキシ樹脂

巣穴埋め・・・エポキシ樹脂

スプレーパテ・・・ポリエステル樹脂

■サフェ・・・ウレタン樹脂

■上塗り・・・ウレタン樹脂

といった内容となります。注型時に骨材(ガラスパウダー)を入れるならエポキシでは無くウレタン樹脂でも良いような気がしますが、一応強度を考えてそうしています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

ロジクールワイヤレスマウス 下塗り②

 先日、クリアーと適当な下色(VWハーベストムーンベージュ)を塗っておいたLogicool G PRO wirelessのマウスです。その後熱を入れて塗膜を硬化させておきました。

 前回ご依頼を頂いたピンクの時は、この時点ではクリアーだけの下塗りだったのですが、今回はマスキングシートの型が出来ていたので少しでも楽に且つ綺麗に仕上げられるよう白系の下色を塗っています。

尚、ここでは「G」の部分を平滑にする為と、目立たないのですがカバーパネルにあるパーティングライン(4箇所)を均す為の作業となります。本来ならサーフェサーを塗りますが、透明なそれは無いのでクリアーで代用しています。カーボン地を活かした塗装にする場合と同じですね。

 「G」の箇所を#800→#1500耐水ペーパーと砥石を使って段差を平滑にします。

 また被塗面全体を#800相当(アシレックスレモン)で足付け処理しています。

 ここからのマスキングは本番となるので、正確な位置に貼れるようトレース台を使います。

 元の黒が食み出ていますが、オリジナルのサイズを極力そのままで残したいのでこの時点ではこれでOKです(むしろサイズが小さくなってしまう方がNGです)。

インジケーターランプは直径が1ミリで、これについては市販のマスキングシート(ハイキューパーツさんの1.0mm~2.8mmのタイプ)を使います。本当はこれより小さい円にしたいのですが、カッティングプロッターだとこのサイズでは綺麗な円に切れないのでダメなのです。

前回の下塗りでは直径1.2mmを使っていて、今回は本番用の1mmとなります。こちらもフチの黒が残っているのが判ると思います。

 「G」のロゴは前回はオリジナルより+0.1mmオフセット(大きくした物)を使っていて、今回はノーマル(オリジナルサイズ)のマスキングシートを使います。

 台にセットし、下塗り準備完了です。

マスキング前に脱脂処理は行っていますが、マスキングシートが貼って無い部分を最終脱脂しておきます。

 同じく下塗りをしておいたサイドボタン8個も足付け処理を行ってあります。

 まずはカラーベースの塗布です。

色はトヨタのクールホワイトパールクリスタルシャイン(カラーコード:0751)で、こちらは3コートホワイトパールとなるので、まずは下色=カラーベースの白からとなります。青とバイオレットが入った白となります。

 しっかり下地を隠ぺいしたら、再び工場二階に場所を移します。

 マスキングを剥がしました。

 この時点ではどうしても塗膜(ベースコート)が厚塗りになり、マスキング際がガタガタになっていますから、この時点で軽くペーパーを当てたりタッククロスで擦ったりして均し、改めてマスキングをし直します。

 「G」のロゴはさらに小さく、オリジナルに対して-0.05mmオフセット(小さく)した物を使います。

 インジケーターランプも同様にマスキングシートを貼り直します。

 そしてマスキングし直した箇所に薄っすらと再びカラーベース(白)を塗ります。ここではあくまでも際のガタガタを均したいだけなので薄目でOKです。

 カラーベースが乾いたら、再びマスキングを貼り直します。今度はオリジナルに対して0.1mmオフセットしたマスキングシートです。

 インジケーターランプのマスキングも貼り直し、

 パールベースを塗布します。

 パールベースには、輝きの強いホワイトパールと、同じく輝きの強いブルーパールがほぼ同量入った配合となっています(その他バインダー=樹脂も含まれます)。

 マスキングシートを剥がしました。

そしてクリアーを塗って下塗りが完了です。

内容的には本塗りと変わらないのですが、今回はこれにさらにロゴ入れ(赤)を承っていて、さすがにそれを同時に出来る自信は無かったので別工程にする事にしました。

 クリックボタンにもロゴが入るので、これらもまだ下塗りです。後日熱を掛けて塗膜を硬化させ、再び足付け処理を行います。

 サイドボタン×8はこの時点で本塗りが完了です。これだけでも少し救われました・・・。

クリアーはクリスタルクリアーとなります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

ちなみにワイヤレスマウスの塗装は一個ずつでの作業となる為、現在お預かりしておりますオリーブドラブ色のマウスの次となると、作業着手はおよそ七か月後、完成は1年くらいが目安となります。ご迷惑をお掛けして申し訳御座いませんが何卒ご理解、ご了承の程宜しくお願いいたします。

GMCホイールキャップ 下地処理

 先日巣穴部分にエポキシ接着剤(3Mパネルボンド)を充填しておいたGMCのホイールキャップ複製品です。その後熱を入れて硬化させておきました。

 #120→#180で手研ぎし、#240のダブルアクションサンダー&手研ぎでペーパー目を均しておきました。

 パネルボンドを塗る前にシンナーでしっかり洗浄しておきましたが、一応ウォッシュコンパウンドを使って足付け処理&洗浄しておきます。

 水が弾くような箇所があればそこに油膜(離型剤)が残っている事になるので、ペターと親水になるまでこれを繰り返します。

 よく乾燥させておきました。

 ホイールキャップの構造としては、

 上にあるピンをホイール本体の穴に差し込み、下にある穴をボルトで固定するようになっています。

 樹脂(エポキシレジン)で複製したキャップの方にもこの痕が残っているので、そこに穴を開けます。

打ち込まれたピンの直径は4ミリで、まずは2ミリから始めます。

 既定の位置に真っすぐ入ったら徐々に径を広げていくのですが、少し位置がズレたので、ボール盤で修正します。

 その後3ミリ→4ミリと穴を広げていき、

 直径4ミリのピンが入るのを確認します。材料以前も使ったステンレス製のS字フックです。残しておいて幸いでした。

 切り取ったステンレス棒をボール盤のチャックに固定し、ヤスリを当てて面取りを行っておきます。

 仮止めしてみました。

 オリジナルに合わせて位置が正確なのを確認し、抜いておきます。またこちらは塗装した最後にエポキシ接着剤を塗ってハンマーで打ち込んでおきます。

 その後よく脱脂清掃し、

スプレーパテを塗りました。これはサフェのようなウレタン樹脂では無く、パテと同じくポリエステル樹脂製の物で、スプレーガンで塗れるので凹み文字を崩さずに充填出来る優れ物です。以前BMWのカーボン製パニアケースを塗る時に使った物ですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!