ハーレーテール/ウィンカー 本塗り

先日下準備を行っておいたハーレーダビットソン フォーティーエイト(XL1200X)に取り付け予定のテール/ウインカー兼用ランプです。

もう少し遅かったら完成まではあと2~3カ月くらい掛かっていたかと思いますが、今回ギリギリ間に合ったので(そして面積も取らなかったので)早めに塗る事が出来ました。

時々「タイミングが来たら連絡を」という方がいらっしゃるのですが、このタイミングについては他のお客様次第という事になりますので当方では判断が出来ません。「どうしても」という場合は別途「納期指定」のオプション(有料)がありますので、そちらをご利用頂ければと思います(ただし施工事例が無く作業内容や時間が読めない物に関してはお受付が出来ません)。何卒御理解いただけますようお願い申し上げます。

今回のレンズはウインカー兼用で、オーナー様からは「かなりの光量でイエローに光ってしまう物なので気にせずレンズ一面塗装で」と伺っていますが、さすがに塗り重ね過ぎるとウインカーまで赤くなってしまいますので、赤く見えるギリギリのところになったらそれを止めて、

最後に薄くスモークを塗って、オーナー様が御希望とする「少しだけスモークかな」「渋い赤色」のイメージに近づけます。オレンジの上にレッドを重ねるのでもしかしたら色味が濁ってしまうかもと懸念しましたが、問題無かったようです。ご安心くださいませ!

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

土台の黒い部分とレンズとは隙間が無いので、2回目のクリアーが塗り終わったら直ぐにマスキングテープを剥がしてブツ切り箇所が馴染むようにしています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルインプレッサGRBテールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたスバルインプレッサGRBの純正テールランプ一式です。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばしたら、

クリアー抜きにする箇所にマスキングを行います。

続けて透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。今回は一度塗られているパーツなのでプラスチックプライマーの塗装は必要ありませんが、念のためフチだけ塗っておきました。

 レッドキャンディーを4コート程塗ったらマスキングを剥がし、

続けてスモークを塗布します。

濃度はこの時の画像を参考にしています。

濃度が決まったらしっかり乾燥させ、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

現場作業の撮影はNIKONのD40なるカメラを使っていて、少し前にシャッター動かなくなってしまったので新たに同じ物を買い直しました。古い物で性能もさほど良くありませんが、別体のレンズはそのまま使えますし、新たに操作方法等を覚えなくて良いのでこの方法が気に入っています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(レッド&スモーク) 本塗り

先日下準備を行っておいたスバルインプレッサWRX STI GVF用の純正エンブレムで す。裏側の青い被膜を削り落としておきました。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布します。

続けて透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。

マスキングを剥がして色味を確認します。

ただ単体だと判り難いので、

反射フィルムを使って色味を確認します。良い感じなのが判ると思います。

本来ならここでシルバーメタリックを塗るのですが、今回は他のテールランプと一緒での塗装となりますので、

一旦クリアーを塗って塗膜を完結させます。

この後は60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、後日改めて足付け処理をし直してからシルバーの塗装を行います。さらにその後表側のスモーク塗装ですね。少し(というかかなり)面倒な作業をしていますが、塗装は大抵時間が経ってからトラブルが起こるので、こちらに限らず出来る限りそれらを排除した作業内容としています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メルセデスベンツGクラステールランプ等 本塗り

先日下準備を行っておいたメルセデスベンツGクラスの純正テールランプ、バックランプ、バックフォグ、フロントフェンダウィンカーレンズです。

テールランプはレンズ単体の状態なので、芯棒を固定して持って塗れるようにしました。

よく脱脂清掃し、

エアーブローを行って埃を飛ばしたら、

プラスチックプライマーをぬって本塗り開始です。

今回は比較的濃い目のスモークで承っていますので、一緒に塗っている他のテールランプとは別に、塗料中のスモーク含有量を増やして塗り重ねていきます。

スモークの濃さはこの時の画像を参考に調整しています。ボディカラーの黒に合わせ、僅かにレンズの色味(赤)が判るくらいの感じですね。

スモーク塗装は濃さによってコート数が変わる訳では無く、塗料中の含有量を変えて調整しています。薄くても濃くても大体4~5コート、「もう少しだけ濃く・・・!」という最後の微調整が必要な場合に1コート分残しています(ベースコートはハードナーを添加して最大6コートとしています)。

各コート毎に10分~30分くらいの乾燥時間=フラッシュオフタイムを設けているので、ベースコート(スモーク)を塗り始めてから塗り終わるまでには大体3時間くらいとなりますから、出来るだけコストを落とせるようにとある程度の数が纏まってから一緒に塗るようにしています。

濃度が決まったらしっかり乾燥させておきます。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

テールランプのネジ穴には防水用のプラスチックワッシャーが嵌っていましたので、そちらは取り外した状態で塗っています(完成時に元の様に取り付けておきます)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メルセデスベンツW124テールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたメルセデスベンツW124の純正テールランプです。

今回はレンズとは別に枠を艶消し黒への塗装も承っていますので、今回の塗装ではそれの下塗りとしてそこも一緒に塗ってしまいます。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行ったら、

まずは赤いレンズ部分のみを塗る為にクリアーレンズ部をマスキングします。尚、枠は気にせず一緒に塗ってしまいます。

プラスチックプライマーを塗り、透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。既存の赤いレンズを深みのある濃い赤にする為ですね。

レッドキャンディーを4コート程塗ったらマスキングを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。

続けて全体にスモークを塗布します。

スモークの濃さはこの時の画像を参考に調整しています。比較的薄いスモークですね。

濃度が決まったらしっかり乾燥させます。大体この時点で一旦昼食休憩にしています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

テールランプとしてはかなり複雑な形状で、そのままのスプレーパターンでは上手く塗れないので、ノズルを絞って細拭きにし、一つ一つの隙間を丁寧に塗っています(ただしゆっくりやっていると肌が馴染まないので動きは高速です)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。その後枠の塗装ですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!