レンズ関係透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のサイドバイザーやテールランプ等レンズパーツ一式の下準備となります。

シビックのセンターガーニッシュは、左右の角が割れた物を修復済みの状態で、そのままだと不安な部分もあるので、補強しておくようにします。

まずはそのままの状態で研磨してある程度形を整え、

またレンズ裏側の隙間の部分もペーパーを掛けて足付け処理を行っておきます。

使うのは透明なエポキシ接着剤で、

プラスチックプライマー塗布後、それを主に隙間に充填します。

割れている箇所は防水面では全く問題無い箇所なので、とにかくこの後ここがまた折れないようにと補強するような感じです。

その後エポキシ接着剤が硬化したら、

#120→#180→#240→#320→#400→#500→#800→#1300といった感じで研磨して均します。

元々塗られていた接着剤の黄ばみが残ってしまってはいますが、こちらも今回のスモーク塗装である程度目立たなく出来るかと思います。

その他の製品も#800→#1300で研磨したり、ペーパーが入り難い凸凹した箇所は堅めのナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行います。

これでようやく本塗り準備が完了で、その前にブース内の壁のビニールを全て貼り換え、新たに埃が吸着する粘着剤の塗布を行っておこうと思います。かなり気をつけてはいるのですがやはり空気が乾燥する時期になって静電気が発生し易くなり、注意はしていても埃の付着が多く感じられる為です。

それでは作業が進行次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!