レンズ関係透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のサイドバイザーやテールランプ等レンズパーツ一式の下準備となります。

テールランプは電球が装着される周りはパッキンで防水になっていますが、それより外側には雨水や埃が入ってしまうので、使っている内に汚れてしまい、また通常その部分は見えないので清掃が出来ません。

また下手に水を使うとテールランプ内部に水が入ってしまうので、一般的に洗浄は難しい部品かも知れません。

と言う事ですが、塗装する際にはまずその前にしっかり清掃をするのでご安心頂ければと思います。

何種類かのブラシと綿棒、エアーブローが出来る設備があれば、通常作業が難しい箇所でも清掃は可能です。あとはよく水気を取って乾燥させておきます。

テールランプのように反射板が無いタイプ=バイクのスクリーンや今回のようなサイドバイザーの場合、そのままマスキングテープを貼ってしまうと光を透過しなくなり、塗っている時にスモークの濃さが判らなくなってしまうので、反射フィルムや透明なシートを使って養生します。今回はスモーク塗装済みのサイドバイザーをお借りしていますのでそれを参考に出来ますから、反射フィルムは使わず全て透明シートで対応しました。ステッカー等を転写させる際に使う糊が残らない低粘着のアプリケーションシートですね。

水気が飛んだらテールランプもマスキングします。シビックのセンターガーニッシュは左右の角が割れた際の補修歴があるので、そこの補強もしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!