ポルシェ996ブレンボキャリパー 本塗り

先日プライマー塗装まで行っておいた996ポルシェのリヤ用ブレンボキャリパーです。

別件で赤を塗る作業があったので、今回2個だけだったこちらのキャリパーも一緒に塗らせて頂く事にしました。

まずは塗膜の厚みを着けたく無い箇所にベースコートの黒を塗布します。

具体的にはボディ取り付け部、ブレーキパッド固定ピン、シャフト穴の内側、ガスケット当たり面等です。

ベースコートの黒を乾いたらマスキングを行います。

よくエアーブローをして埃を飛ばしたら、

まずは下色に白と赤を混ぜた物(ピンク)を塗ります。プライマーのみならそのまま赤を塗っても良いのですが、黒の上に赤は隠蔽し難いので間に同じくらいの明度の色を挟む感じですね。自動車外板のように平面的な形であればグレーでも良いのですが、ボルト穴の奥など色が入り難い箇所が多いキャリパーの場合は色相(今回の場合は「赤」)も寄せるようにしています。

そしてご指定頂いた色=F50ブレンボレッドを参考にした鮮やかな赤を塗布します。

その後しっかり乾燥させたらロゴ入れを行います。尚、元々は「PORSCHE」のロゴでしたが、今回こちらを横幅80mmの「brembo」に変更しています。

ロゴの色は白=フォルクスワーゲンのキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)を採用しています。スプレーガンは口径0.3mmのSATAを使いました。

マスキングを剥がし、エアーブローとタッククロス(塗装専用の粘着剤が塗布された不織布)を使って埃を飛ばしたら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

ロゴを入れた箇所はどうしても凸凹が出来るので、最後にペーパーを当てて磨き処理を行います。

2回目のクリアーを塗り終わったら直ぐにマスキングを剥がしておきます。

本来ここのパッド固定ピンは塗装されていないのですが、そのままだと錆が出て腐食してしまうのでプライマーとベースコートの黒を薄膜で塗るようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(枠&星ゴールド:背面赤)アクリルプレート本塗り

先日裏側から背面を塗っておいたスバルレヴォーグ前後エンブレムのアクリルプレートです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

表面を研磨して足付け処理を行ったら裏側をマスキングして台にセットします。

良く脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布したら本塗り開始です。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

高貴な感じの配色になりました。

六連星のゴールドはRENAULT 「JAUNE SOLEIL 」(カラーコード:D30)で、メッキ枠は先日本塗りが完了しています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介します。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(枠&星ゴールド:背面赤)アクリルプレート本塗り

先日六連星部分をゴールドに塗っておいたスバルレヴォーグ前後エンブレムのアクリルプレートです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

尚、メッキ枠も先日ゴールドで塗装済みとなります。

平面は#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)を当て、ペーパーが当たり難い凹んで部分はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行います。手前の黒いのは当店の見本用として塗っている物です。

よく脱脂清掃し、表面に塗料が飛ばないようマスキングをします。

エアーブローで埃を飛ばしたら本塗り開始です。

まずは透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。

尚今回は通常行っているキャンディーレッドでは無く、マツダ純正色の「ソウルレッドクリスタルメタリック」(46V)で承っていますので、アンダーカラーはいつものシルバーメタリックでは無く、右側の赤系パールメタリックとなります。また色味の確認用として画像の透明アクリル板を用意し、エンブレムプレートを塗る前に先にこちらに塗って色味を確認するようにしています。

透過性の赤=レッドキャンディーを4コート程塗りました。

このままだとマスキングテープで光が透過しないのではっきりとした色味が判りませんから、

端のテープを剥がして確認します。

いつもはここでミラーフィルムを当てて色味を確認するのですが、

今回はソウルレッドの下色=赤系パールメタリックなのでこちらの透明アクリル板にそれらを塗って予め確認しようという算段です。通常であれば先に下色(赤メタリック)を塗ってからレッドキャンディーを重ねるので気にしなくて良いのですが、今回は逆なので(裏から見るので)、勘に頼るのではなく、実際に仕上がった時の色味を見ながら本塗りを行うようにしています。

見本の方で問題が無ければこちらに赤系パールメタリックを塗ります。

こちらは気にせず隠蔽するまでしっかり塗るだけなので難しくはありません。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

この後再び60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させたら、次は最後に表面にクリアーを塗ります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ポルシェ996ブレンボキャリパーOH&下準備

先日お預かりしておりました996ポルシェのリヤ用ブレンボキャリパーです。いつものブレーキ屋さんにてオーバーホールとサンドブラストを行って戻って来ました。

そのまま塗れるよう脱脂清掃とマスキングも行ってくれているのですが、

下請け的な仕事で無い場合は打痕や傷などをサンディングして素地調整を行うようにしています(昔知人の自動車鈑金塗装工場に間借りしていた時はブレンボキャリパーの塗装は主にブレーキ屋さんの下請け的な作業がメインでした)。

特にロゴが入る正面は製造時の切削跡が残っているので、#120→#180のダブルアクションサンダーでそれらを均し、最後に手研ぎ#240で角などを整えます。

その後全体をシリコンオフ(脱脂用溶剤)で洗い流すようにして洗浄し、

よくエアーブローをして埃を飛ばします。

作業を着手するタイミングとしてはちょっと早いのですが、サンドブラストされた状態だと酸化し易い為、先にこのプライマー塗装までを先にやらせて頂いています。

この後は塗膜の厚みを着けたくない箇所にベースコートの黒を薄膜で塗装し、その後それらの箇所をマスキング→本塗りとなります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(枠&星ゴールド:背面赤)メッキ枠 本塗り

先日プライマーとサーフェサーを塗っておいたスバルレヴォーグエンブレムのメッキ枠です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っています。

アクリルプレートの方は別工程で先日六連星の部分にゴールドの塗装を行っておきました。

その後水研ぎ#600→#800→#1500で表面を研ぎました。

フチや裏側は角のメッキ素地が露出し易いので当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)を使って足付け処理しています。

フチまでしっかり塗れるよう、裏側は広くスペースを空けてワニクリップで固定しています。

まずはベースコートを塗布します。

色は先日六連星に塗った物と同じRENAULT 「JAUNE SOLEIL 」(カラーコード:D30)となります。

車体に取り付けるのとは違ってパーツ単体でお渡しするので裏側も見えてしまいますから、こちらにもしっかり色を入れておきます。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ちなみにメッキの上に透明な黄色=キャンディイエローを塗ると金メッキのような見た目になるのですが、装飾クロムメッキの上に直接上塗りを行っても(密着剤頼りでは)経年でペリペリと剥がれてしまいますので当店ではお受付しておりません。またこのイエローをスモークにするとブラックメッキ風になるのですが、同じ理由でそちらもお受付はしておりません。ご了承くださいませ。

裏側のクリアーは1コートのみ、こちらは美観と言うよりも最後に貼る両面テープがしっかりくっ付くようにですね(ザラザラだとくっ付き難いのです)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。残りはアクリルプレート背面のソウルレッドと、表面へのクリアー塗装となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!