シグナステールランプスモーク塗装承ってます

cygnus11こちらも先日到着しておりましたヤマハシグナスの純正テールランプです。既にオーナー様ご自身で市販の缶スプレーを使ってスモーク塗装をされたとの事ですが、どうも希望通りの仕上がりにならなかったとの事で今回御依頼頂きました。有り難う御座います!

cygnus12塗装を仕事でやっていたとしても初めてスモーク塗装をするのは塗装屋にしても非常に難しく、しかも使う物が缶スプレーでは技術云々の前に限界はあると思います。というかそれで綺麗に出来たら私(我々)の仕事は無いですし(苦笑)。

cygnus9 ちなみに今回は市販のスモーク塗装専用缶スプレーとの事ですので、下手に触れずそのまま送って貰いました。案の定、比較的低溶解である脱脂用溶剤のシリコンオフで簡単に溶け落とす事が出来ました。

ちなみに店頭ではスモーク塗料とそれを剥がす為のリムーバーなる物が一緒に売られているみたいですが、それってまさに巷で言うマッチポンプって奴では・・・(恐)。まあきっとそういう所を見習わないといけないんでしょうね。そのせいかいつまで経っても会社のお金が増えませんでして(笑)。

cygnus10 という事で無事元の状態に戻りました。下手に2液のウレタンクリアー などを塗られていたら要部品交換でしたが缶スプレーだけでの塗装で本当に良かったです。

尚御依頼内容としてはつい先日に同じ物を塗った時の塗り分けと同じく、ただスモークをもっと濃くした仕様で承っています。先日完成した時の画像を紹介させて頂きますね。

cygnus7 今回の御希望としてはこれよりもスモークを濃く、細かいニュアンスとしては「なんとなくでも赤が塗ってあるのは判るようにしつつスモークをギリギリまで濃く」といった感じです。なので多分上の画像のような撮り方だと真っ黒に見える程だと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!

レジェンド内装ウッドパネル塗装 完成

legend12 大変お待たせしました!ホンダレジェンドの内装ウッドパネルは艶有り黒への塗装で本日完成となります。大分雰囲気変わりましたよね。

legend 元々の状態がこちらで、一見すると綺麗に見えるのですが各部で塗装が割れていました。

legend6ただ実際に割れていたのは塗膜では無くその下の突板で、劣化と言うよりは部品を脱着する際に力が加わって折れてしまったのだと思います。割れた部分はそこまで抉り削り落とし、エポキシ接着剤を充填してパテで成型しています。

legend15割れていた事は感じられないと思います。

 

legend13 ただ既存の塗膜の状態は悪く無く「総剥離」とならなかったのは幸いでした。そうなると通常の金属やプラスチック製品のようにサフェーサーだけでは済まなく「総パテ」での下地となるのでとても厄介です(手間も費用も)。

legend14レジェンドと言えばホンダの高級車で、ちょっと前に読んだ記事では「新車の塗膜は職人が 一台一台手磨きで」みたいな事が書いてあった記憶がありますが、記事中にはポリッシャーを使って磨いているいる写真があってつい噴いてしまいました(笑)。恐らく記事の内容としては塗装途中の「中研ぎ」の事を指しているのだと思いますが、そこにポリッシャーの写真は無いでしょう・・・と心配になった次第です。塗装屋的なイメージとしての手磨きはポリッシャーなど使わずウエス片手にシコシコと磨いている光景をイメージしてしまいますからね(と言ってもそれでは延々傷は取れませんが・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

マイク デカール作製

mic41キャンディーレッドに塗装を御依頼頂いているオーディオテクニカのマイクで、オーナー様より入稿頂いたイラストを印刷してマイクに合わせてみます。サイズは良い感じで、ただここまで細かいと塗装では対応出来ませんので今回はデカールを作って対応します。

mic1 デカールの作成はモデラーの世界では有名なアルプス電気のドライプリンターで、もうとっくに絶版になっている製品なのですがうちのような場末の工場では未だこれが現役です。と言うかこれが本当に凄い機械でして・・・(惚)。

mic2ドライプリンターの印刷方式は昔ながらのインクリボンですが、白やメタリックカラーなど普通のプリンターでは出来ない印刷が可能です。しかも顔料プリンターのようなインク詰まりはゼロですから、数年経って動かそうとしても普通に印刷が出来たりします。インクジェットプリンターが主流になって、コストパフォーマンスの悪いインクリボン方式は衰退してしまいましたが、使い方を特化してしまえばこんなに使えるプリンターは無いんですけどね。

とりあえずデカールの準備は終えましたが本塗りはまだ先になりますので引き続き御待ち頂ければと思います。

TREKカーボンフレーム 旧塗膜剥離

trek_1お待たせしておりましたトレックのカーボンフレーム(とフォーク)は作業着手しておりますので御安心下さい。相当粉っぽい作業になるので他の予定があると何も出来ませんからタイミングを見計らっておりました(ただそうこうしている内に既にパンク状態になってしまいまして・・・苦)。

上の画像は粗研ぎ後の状態で、あっという間にここまで剥がれた感じですが気合が入り過ぎて色々撮影し忘れました。最初はかなり粗めの#80で始めましたが、削っても削っても塗膜しか出てこず相当の厚みがあったようです。かなり辛い作業でしたが最初に重量を計っておいたお陰でモティベーションは最後まで維持出来ています(笑)。

trek_2先ほどの画像の状態まで削った段階で下に落ちていた塗膜の粉を集めてみました。目見ですが缶コーヒーの中に詰まるくらいの量があるかと(恐)。

trek_4さらに番手を落として剥がした状態です。かなり落ちたように見えますがこれでもグレー色の下塗り塗膜はかなり残っているのでまだかなり時間は掛かります。最終的には目を細かくしなければならないのでその作業も大変なんですよね。

ちなみに手研ぎでの剥離作業ではさすがに大変過ぎますから、こういった場合ではエアーツールが頼みの綱で、ただシングル系のサンダーはフレーム本体を傷つけてしまうのでダブルアクションサンダーをメインに各サイズを使い分けて、その他オービタルサンダーやリューターも使っています。

trek_5濃い目のグレーまで削るのを目安にしています。この状態でシリコンオフをスプレーして艶を出してみると・・・

trek_3こんな感じにカーボン目が出ているのが判ると思います。ただ私のTREK同様、余り綺麗なカーボン繊維では無いみたいでして・・・(苦笑)。

と思って何て言うカーボン繊維なのか調べてみたら参考になるサイトを見つけました。TREKのUSA工場をレポートしたようです。どうやら小刻みにカットしたカーボンシートを継ぎ接ぎしたような貼り方みたいですね。なるほど納得です。

こちらの作業もまだ当分続きますので(フォークもですし)、下塗りクリアーまではもう少し時間が掛かりそうです。作業進行しましたらまた紹介しますのでどうぞ今しばらくお待ち下さいませ!

ブレンボキャリパー 本塗り

brembo31 本日は業者さんからご依頼頂いておりましたポルシェブレンボキャリパー1台分を塗っていました。ですので詳細は紹介出来ませんがとにかく見た目が良かったので一応撮影しておきまして画像だけでも紹介させて頂いた次第です。作業内容はいつもの通りで、一旦ブレーキ屋さんに送って洗浄→サンドブラスト旧塗膜剥離→脱脂洗浄→マスキングまでを行って頂き戻って来た物を塗っています。

新たなご依頼品もかなりの数が入っておりまして、それらも随時紹介していきますのでどうぞもう少々お待ち下さいませ!