ゼンハイザーSKM835ワイヤレスマイク塗装承ってます

先日到着しておりましたゼンハイザーSKM835-XSWワイヤレスマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ゼンハイザーのワイヤレスマイクは幾つも塗っていますが、今回のモデルは初めてです。今までのワイヤレスマイクに比べるとかなり軽く、なので長く使っていても疲れなさそうな感じです。

色に関しては「紫混じりのブルー系」との事で、予めお貸出しした色見本帳の中からこちらのスバル「パシフィカルブルーメタリック」(カラーコード:23W)を選んで頂き、さらにこの中に使われているバイオレット系原色を、20%から40%(倍の含有量)へ増やすよう承りました。

また今回はさらに「ガラスフレーク」の追加も承っています。最初にブルーメタリックで仕上げ、その上にさらにこちらを重ね、最後にクリアーを塗る3コート仕様ですね。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレムアクリルプレート 本塗り

先日クリアーで下塗りを行っておいたスバルソルテラ用フロント&リヤの純正エンブレムアクリルプレートです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、再度研磨して足付け処理を行っておきました。メッキの枠は先に艶消し黒で本塗りを終えています。

メッキの枠は先に艶消し黒で本塗りを終えています。

既にクリアーで下塗りされているのでプラスチックプライマーを塗る必要は無く、そのままベースコート=スモーク塗装を行います。

以前施工した時の画像を参考にスモークを重ねて濃度を微調整し、

濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

スモーク等の透過性塗装はある程度の数を纏めて塗るようにしていましたが、その方式だと体力的にかなりキツくなってきたので、効率は悪くても今回のように小刻みに塗っていく事にしました。

透過性塗装は塗膜中を光が通り抜けて色味(彩度・明度・色相)を表現するので、見る角度によって大きく印象が変わるのが特徴です。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダNBOXオイル&フューエルキャップ 二度塗り

先日本塗りを終えていた ホンダN-BOX用のオイルキャップとフューエルキャップです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

通常であればこれで完成なのですが、デカールの段差が目立つので、

 

#800相当の砥石(クリスタルブロック)を使って段差を均し、その後スポンジパットで#800の水研ぎ、最後に#1500でペーパー目を均し、全体を布状研磨副資材(アシレックスオレンジ)で足付け処理を行います。

よく脱脂清掃をしたら、

エアーブローで埃を飛ばして本塗り準備完了です。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーだけであれば比較的短時間で本塗りは出来ます(コート間のフラッシュオフタイムを入れても10分掛からないかと)。

ただクリアーを用意したりスプレーガンを洗ったりするのに手間は掛かるので、これ単体では無く何かしら塗る物と一緒に行うようにしてコストを下げています。熱入れもそうですね。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日もう一度60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

RB26→RB28タイミングベルトカバー 凸文字加工

先日お預かりしておりました日産スカイラインのRB26エンジン用タイミングベルトカバーです。その後アルカリ洗浄槽→溶剤槽に浸け置きをして旧塗膜を剥がしておきました。

多少残っている部分がありますが、この後のサンドブラストで除去するので問題ありません。

ブラストボックスに入れ、

サンドブラストを行いました。

裏側もスッキリです。

ちなみにいつもは先に「6」を削るのですが、今回は他の御依頼品でサンドブラストを行うタイミングだったのでそちらと一緒に作業しています。

まずは砥石のグラインダーで粗削りをします。番手で言うと#20~#40くらいでしょうか。

その後#120のシングルサンダーで研磨し、

#120のダブルアクションサンダーで均します。

最後に#120と当て板を使って面出しを行っておきます。

その後リン酸処理を行いました。

新たに取り付ける「8」です。以前は一から自分でアルミ板をカットして作っていましたが、現在は金属加工専門の業者さんに御願いしています。ただそのまま使うには仕上がりが粗いので、

棒ヤスリを使ってラインを整え、またフチが若干斜めに(テーパー状に)なるようにします。

その後リン酸処理を行います。

そして「8」の接着です。

使用するのは3M社のDP460オフホワイトで、この接着剤の特徴としては「優れた強度と高い耐衝撃性、耐疲労性を備え、厳しい接着条件を満たすことができます。多くの用途でボルトやビス、ネジ、リベット、スポット溶接の代わりに使用することができます。」との事です。

位置を決めたらズレないようマスキングテープで固定し、そのまま#60℃30分程の熱を掛けます。

その後テープを剥がします。

 

食み出たが固まると全く歯が立たなくなってしまうので、

熱々でまだ柔らかい内にカッターとピックツールで余分を削り落とします。

続けてフチにエポキシプライマーサーフェサーを塗って隙間を埋めておきます。わざわざ手間を増やしているようですが、仕上がった時に自然に見えるようにする為の作業となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

NCロードスター樹脂製ヘッドカバー 本塗り

 先日サンドブラストを行っておいたマツダNCロードスターの樹脂製ヘッドカバーです。

よくエアーブローをして、まずはプラスチックプライマーを塗布します。

入り組んだ箇所は塗料が入り難いので、エアー圧を下げてスプレー方向を変えながらしっかり塗り込みます(しかしながら塗り過ぎは逆に密着不良の原因になるのでその点に注意します)。

まずは凸文字の周りに、

高輝度シルバー=STANDOX JLM-906を塗布します。粒子が細かく輝度感の高いメタリック原色ですね。マツダのマシーングレーに使う為に日本向けに販売されている製品との事です(先日行ったオートサービスショーでスタンドックス社の方にそう聞きました)。

シルバーが乾いたら凸文字部のマスキングを行います。

元の文字ピッタリでは無く、0.5mm程食み出る感じにオフセットしています。ピッタリのサイズで貼るとフチに塗料が溜まってガタガタになってしまうからですね。

またマスキングシートは一枚だけだと溶剤に侵されてシナシナになってしまうので2重に貼っています(今回に限らず大体いつもそうしています)。

色はこの時と同様、結晶塗装用の黒原色(リンター)にパウダータイプのブルーパールを入れています。入れ過ぎると黒がグレーになってしまうのでその辺にも注意してですね。

そして全体の膜厚が均一になるよう塗布します。

ウェットで一気に6コートくらい重ねたら直ぐに熱を入れます。今回は赤外線ヒーターではなく、最初から恒温機(乾燥炉)に入れて熱を入れました。

120℃30分程の熱を掛けるとチヂレ目が発生し、塗膜が硬化(熱重合)します。

凸文字のマスキングは熱が冷める前に剥がしておきました(糊の跡が付きそうだったので)。

スプレーの仕方は「被塗面に垂直」が基本ですが、こういった歪な形状の物でそれをやるのは物理的に難しいので、手首の角度を変えつつガン距離は一定にコート毎に角度を変えながら全体の膜厚が均一になるよう意識して塗っています。

ぱっと見は黒にしか見えませんが、光に当たると青味が感じられます。

ちなみに凸文字の塗り分けは多少気になる箇所があるので、二度焼き後に細部を調整(シルバーを再塗装)しておこうと思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!