シルビアのエンジンパーツ一式 結晶塗装承りました!

silvia こちらは以前ランサー?のパーツで何回かご依頼頂いた方からのご依頼で、今回は今までに無かったシルビアのエンジンパーツをご依頼頂きました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!確かコスワースのエンジンとか積んでサーキット走られていましたよね?

silvia1 ヘッドカバーの他にサージタンク、インマニも一緒にご依頼頂いています。ご依頼内容は「結晶塗装の黒」となります。

silvia2ヘッドカバーにはオイル、サージタンクにはカーボンが結構付着していますので最初にアルカリ洗浄液槽に入れて漬け置きしておきます。その後ヘッドカバーは旧塗膜の剥離を行います。

ちなみに今回の案件とは全然関係無いのですが、海外のサイトでうちの事が出ていたのでちょっと紹介させて頂きますね。

http://zilvia.net/f/chat/372208-kouki-180sx-aero-thread-iii-300.html

ブレーキキャリパーについては勘違いされているようですが(私が買い漁っている訳ではありませんよ。笑)、その下にあるレッドキャンディーなテールレンズはまさしく私が塗った物ですね。昨日はドバイからお問い合わせがありましたが良く解らないので謝っておきました(流石に海外発送は出来ませんって・・・)。

インプレッサテールランプ(from東京) 塗装承ってます

imptokyo こちらもすっかり紹介が遅れました。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

こちらのご依頼は下で紹介した2件のインプテールとは違って「スモーク塗装」がベースとなります。レッドキャンディーには塗りませんし、外側の大きい方のレンズも塗りません。リヤゲートに装着されるこの2点となります。

ご依頼内容としては以下の通りです。オーナー様から頂いたメールそのまま抜粋です(手抜きですいません。笑)。

① バックランプのみの左右2個
② 標準より濃い感じのスモーク お任せコース
③ ランプ白抜き
④ 柱は有り
となります。依頼内容の詳細参考画像は以下の通りです。↓

imptokyo1と、中々解りやすいイメージ図を頂き有難う御座います。助かります。

ちなみにイラストには「1.3cm」と記載されていますがプラス5ミリの誤差は頂いています。

インプのテールランプとしてはちょっと他では見ない仕様となりますが、こういった遊び感覚で自分の好みにしてしまうのは中々良いと思います。事故で破損した物を直す訳では無いですから楽しまないと勿体無いですよね。ただ余り過激にやり過ぎると後で反省する事もありそうですが(笑)。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。作業着手まで今しばらくお待ちくださいませ!

インプレッサテールランプ(from横浜) 塗装承ってます

impyokohamaこちらはタイトルにもあるように神奈川県は横浜市からご依頼頂いたインプレッサのテールランプです。インプレッサのテールランプはちょっと久しぶりだったのですがまさか3セット重なるとは思いませんでした(まだ他にもあるのです・・・)。

こちらのご依頼内容は下で紹介した案件と同じで、

・レッドキャンディー

・クリアー抜き(柱無しVer.)

・おまけスモーク

・クリスタルクリアー

となっています。

「おまけスモーク」に関しては、レッドキャンディーを塗ったその上に軽くスモークを塗る仕様で、その名の通り「おまけ」の塗装なので濃度の指定などは全く出来ませんが、赤だけだとちょっと派手過ぎるところもあるので「少し落ち着かせたい」と言うご要望に応じて¥8,000の追加費用で追加出来るようになっています。

効果としては先ほど記載した通り見た目がちょっと落ち着く事と、通常の色に比べて褪色し易い「透過性の赤」を出来るだけ長持ちさえる為に紫外線を抑える役割も担っています。サングラスを掛けているような感じですね。濃度の目安としては「極薄め~薄めの間」といった所になります。

crystal

 

で、「クリスタルクリアー」ですが、これは勝手に私が銘銘した訳では無く、スタンドックス(私が使っている塗料メーカー)にあるそういった製品です。品質・作業性のバランスが良いので私的に気に入っていて長く使っています。他にも名前が似た塗料が出ましたがあちらは微妙ですかね(苦笑)。なのでいつ廃盤になっても良いようにかなりの数を買い溜めしています。

メーカーサイトで紹介していた効用としては、「耐擦り傷性」「耐候性」「耐薬品性」などに優れていて、これを使う事で「ハイクオリティシステム」になる等記載されていました。今はそこまでは記載されていないようですが今まで使ったクリアーではやはり良い物だと解ります。

今回のような「透過性のある塗装」の場合は通常の塗装に比べて褪色し易い可能性がありますので、その上に塗るクリアーは耐UV性能に優れたものにするようにしています。

かといっていつも使っているクリアー「イージークリアー」(同社STANDOX製)も決して悪い塗料ではありません。使い勝手は凄く良いのでこれも気に入っています。ちなみに同じスタンドックスユーザーさんなら解ると思いますが、私が気に入って使っているイージークリアーは初期のタイプです。その後マイナーチェンジ?したハイソリッドなイージークリアーはかなり酷かったですよね。その後また新しくなったかも知れませんが私が使っているのはそれでも無く一番初期の物です。とっくに廃盤になっているのですが、実は最後に4ケース(12缶)を買い溜めしたのです(爆)。

自動車や電化製品などもそうですが、「新しい物」には今まで無かった問題を抱えているケースが多々あって、うっかりそれを信用して嫌な思いをするのは嫌なので(仕事だとそれも自己責任でしょうし)、だったら今まで良いと思っていた物を出来るだけ長く使い続けた方が間違いは無いだろう、って思うようになりました。 メーカーも頭が良いので問題が起きたらそれを隠蔽しつつ、パッケージはそのままで中身だけを改善していたりと、エンドユーザー(塗装屋)が気付かない内にトラブルを抱えこんでしまったりするケースもあるのです。まあこの辺はノーコメントで(笑)。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

インプレッサテールランプ(from鳥取) 塗装承ってます

imptottoriすっかり紹介が遅れてしまい申し訳御座いません。未だ紹介していない案件が6件くらいありますが、順次紹介していきますのでもう少々お待ちくださいませ。

こちらは鳥取県から届きましたインプレッサのテールランプ一式です。県を記載しているのはこれと同じ部品のご依頼が3件重なっているのでちゃんと区別がつくように、ですね。去年は特にこのテールランプのご依頼が凄まじかったのでいつもこうやって県を表示して区別出来るようにしていました。

ご依頼内容としては、

・レッドキャンディー塗装

・クリアー抜き(柱無しバージョン=クリアー抜き部分が分割されていません。装着されて並ぶと繋がるデザインの仕様です)

・おまけスモーク(最後に全体に薄くスモーク)

・クリスタルクリアー

となっています。解り易いように以前ご依頼頂いた案件の画像を紹介させて頂きますね。↓

impこれが「柱無し」のバージョンで、ウィンカー部分のクリアー抜きが「コ」の形になっているのが解ると思います。「柱有り」のバージョンだとクリアー抜きの部分が「□」の形になります。このテールランプが車体に装着された時、それぞれのクリアー部分が柱によって独立するデザインになります。そちらは後ほど違う案件で紹介したいと思います。「おまけスモーク」と「クリスタルクリアー」についても後ほど紹介させて頂きますね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

メガネフレーム 素地調整

megane4 今回のご依頼品のように複数の色で構成されているメガネフレームは「違う色の樹脂」を組み合わせて作られています。塗装では無いんですよね。

ただそれだけに溶かし込んで付けた時の歪み?のような物が残っています。まあ気にしなくても良いのかも知れませんが今回の肝な部分なので先にここを処理しておきます。

megane5 メガネフレームに使われている樹脂素材は比較的切削性が良いので簡単に削れます。溶け込みも良さそうで恐らくはアセテート樹脂でしょうか。

研ぎはいつものサフェ研ぎと同様、#320→#400→#600として平滑に研いだら最後に全#800で全体的に足付け処理を行います。

megane6そして素地調整~足付け処理はこんな感じで終了です。鼻当ての部分は塗装しないのでペーパー傷が付かない様にマスキングをしています。本塗り時にはちゃんとマスキングし直します。

次は色の作成ですね。進行しましたらまた紹介させて頂きます。