スバルプレオヘッドカバー 結晶塗装承ってます

preo3 先日はわざわざご足労頂き有難う御座いました。またこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらは今までも何回か施工例のあるスバルプレオのヘッドカバーです。軽のエンジンですからサイズは小さいのですが普通に四気筒なのでスモールライトで小さくしたような感じです。中々味があるデザインですよね。

今まで施工した画像ありましたのでちょっと紹介させて頂きます。

vivio形は同じですがプレオではなくヴィヴィオのエンジンとの事でした。定番の赤です。

preo4 普通の青ではなくパール粒子を入れています。「何か」が違うのは判りますよね。

preo5そして時々ご依頼のあるオレンジです。ポップな感じが良いと思います。

そして今回ご依頼の色はスバル「STI」のあのピンクです。な、なるほど・・・これは盲点でした(笑)。中々面白いかも知れませんね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

TE27レビン フェンダーミラー素地調整

TE276 こちらもお待たせしました。TE27レビン?のフェンダーミラーですね。もしかしてダルマ(セリカ)の物かと思ってネットで検索していたら中古品が左右で4万円とかで取引されていました。見た目と違って随分と高いんですね・・・(そう言えば部品自体がもう手に入らない物だって伺ってました)。

TE277 ちなみに一見すると金属製にも見えますが素材はプラスチック製で、ちょうど中心となる繋ぎ目には結構凄い段差が一周しています。恐らく製造方法としては「たい焼き」を作るようなやり方だと思いますが、現代のように嚙み合わせ部分が上手くいかなかったのだと思います。まあこの時代にこの形をプラスチックで作る事自体凄い技術だったんでしょうね。意図としては軽量化の為でしょうか・・・。

TE278プラスチックプライマーを塗ったら続けてサフェーサーを塗布します。サフェーサーは勿論2液ウレタン性なのでタップリと6コートくらい塗っておきます。後で段差を研いで平滑にする為ですね。

ちなみに「サフェーサーの厚塗りは問題が出るんじゃ」なんて事を聞いたりしますが、それは迷信と言うか恐らく使っている材料が宜しくないと思います。確かに厚塗りをすると巨大なブリスターが発生するようなサフェーサーも存在します(当然何度も煮え湯を飲まされてます・・・)。

今使っているSTANDOX社のシステムフィラーなら10コート塗っても大丈夫ですし(勿論フラッシュオフタイムは十分に取って)、それで「艶引け」が起こるとしたらそれは別の何かで問題が出ているだけです。例えばエッジマッピングはチヂレの一種なのでこれは材料云々では無く根本的にやり方を見直さないと駄目ですかね。色々試してみると宜しいかと存じます(塗装屋ならば誰しもここは悩むところだと思いますので・・・)

それではこちらももう少々御待ち下さいませ!

TE27レビンヘッドカバー 結晶塗装本塗り

te273 大変お待たせしました!TE27のエンジンヘッドカバーは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さい。

ご依頼頂いているのは結晶塗装の黒で、これとは別のロードスターのヘッドカバーも同じく黒の結晶塗装だったのですが、ちょっとタイミングが合わなくこちらだけ先に本塗りと致しました。ただどの道GW前にはちょっと間に合わなかったですかね・・・すいません。

te274 部品は既にオーナー様の元で下でサンドブラスト処理をされていたもので、そこからさらにリン酸処理をしてプライマーを塗ります。

te275そして黒の結晶塗料を塗装し、焼付け硬化も完了した状態です。均一で綺麗な結晶目が出たと思います。

この後凸部を面研して光らせたら最後にクリアーを筆で塗って完成となります。フェンダーミラーの方も作業進行しておりますのでそちらも紹介しますね。もう少々御待ち下さいませ。

cannondale F400 塗装承ってます

cannondalef4001先日はご足労頂きありがとう御座いました!こちらはキャノンデールF400なるアルミフレーム&フォークで、ご希望頂いている色はベースカラーをグレー、ロゴは赤と白、クリアーは艶有り仕上げで承っております。

cannondalef4002この画像だと今回選んで頂いた色は判り難いですが、イメージとしてはこんな組み合わせになります。後日イメージイラストも作成しますのでそちらでご確認頂ければと思います。

cannondalef4003で、今回はブレーキの台座部分の撤去も承っております。ブレーキシステムの変更でしょうか。カットして削って平滑に慣らすように仕上げておきます。先日買ったバンドソーの出番かと思いきや、これくらいなら普通のエアーソーで十分ですかね・・・。

作業は連休明けからになると思いますが、フレームは先に溶剤槽に漬けておき、休み中に剥離剥離作業を進行出来るようにしておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

CANONレンズフードの色 確認

canon1キャノンのレンズの色は以前作成しておいた物が二種類あって、ただネタ(この場合液体の塗料を指します)のままだと色の確認が出来無いので、実際に色板にスプレーして色味を確認します。

canon2統計を取って来て判ってきましたが、同型のレンズでは感じられる程の色ブレは無いと思います。こちらは70-200mmのレンズですが、今までのご依頼でもこの型のレンズはどれも同じ色っぽいですね。

これ以外だと70-300mmとか、レンズを支える土台部分とかではかなり大きな色ブレでしたから、それぞれの製品毎に色を作成しておけば大きな色違いは起きないと思います。

ただこの色も残り少なくなって来ましたから、そろそろまた新たに作り直さないとならないタイミングに来ていたりします。

実は一番最初にご依頼頂いた方からは調色費を頂いていて、その方のお陰で調色をせずとも今この色が残っているのです。ラーメン屋の秘伝おタレよろしく、大事に取っておいて来たんですけどね。あと二本分くらいですかね(赤は沢山あるのですが・・・苦笑)。