TANABEアルミタワーバー塗装 完成

tanabe7 大変お待たせしました!タナベ社のタワーバーアルミシャフト部の塗装、本日完成となります。

tanabe元はこんな感じの派手なレッドアルマイト仕上げだった物を今回「半艶黒」でご指定頂き塗装しました。

tanabe9アルマイト処理された表面には塗装の密着性が悪いので下地処理をした上で塗装を行なっています。経年で塗装が剥がれたりはしませんのでご安心下さいませ。塗料は接着剤とは違うので何もしないで塗ると後でペリペリと剥がれてしまいます。

tanabe8 ちょっと珍しく縦で撮ってみました。

tanabe11裏側も同様に綺麗に塗れています(着くと見えませんが・・・)。

tanabe10両端に着いていたボルトナットは最初に外していたのでどういった物なのかすっかり忘れていたのですが、こちらはどうやらブラックメッキ?っぽい仕上りになっていて、単なるメッキよりもこれの方が今回の半艶黒には良い感じに似合っています。予想外に嬉しいですね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

いすゞ117クーペ フロントグリル 本塗り

isuzu31 先日グレーで下塗りを終えていたいすゞ117クーペーの純正フロントグリルです。一緒にご依頼頂いているテールランプと一緒には塗れませんのでこちらを先に本塗りします。

画像はヘラに#1200相当の研磨材(アシレックスオレンジですね)を巻いて升目の内側を足付け処理している所です。番手が細かいので作業回数はその分多めになり、数えてみたら一升辺り30~35往復だったのでこれを全部の孔にやるとなると・・・なのです(笑)。

isuzu32 全体の足付け処理が終わったらシリコンオフとウェスを使って脱脂処理をしますが、今回は既に下塗りがされていますから油が付着している可能性は低いので比較的楽です。と言っても一升一升拭き上げる作業自体は変わりありませんけどね。

isuzu33 色はボディカラー同色の「マッターホーンシルバーM」(カラーコード:821)で、今回これを「艶消し仕上げ」で承っています。

ちなみに上の画像では既に艶消しになっていますが、これはベースコート(色)を塗っただけなので耐久性はありません。この上に艶消しクリアーを塗る事によりクリアー中の硬化剤がベースコートに浸透し2液反応を起こして塗膜として完成します。外資系塗料のベースコートは1液タイプが殆どですが、これは塗料が1液ラッカーと言う訳では無く、こういった感じで2液反応するれっきとしたウレタン系塗料です。

isuzu34 クリアーは艶消し専用の物で、塗り方は艶有りの時と同様にウェットに2コート塗り込みます。

isuzu35塗り難い格子状の箇所はスプレーパターンを一番細くして最初は裏から縦横斜めにたっぷり塗っておき、その後表側に移って全体に塗ります。表側からだけだと奥までしっかり塗料が行き渡りませんし、無理に塗ろうとするとどうしても垂れ易いので裏からしっかり塗る事によってそれらを防いでいます。艶消し仕上げでも肌が悪いと汚いので、やはりウェットに塗り込んでツルンとした艶消しが良いですよね。

一緒にご依頼頂いたテールランプも来週中には本塗り出来ると思います。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

フェーエルキャップ塗装承ってます

atenza111先日到着しておりましたマツダのフェーエルキャップです。この度ご贔屓頂きありがとう御座います!

こちらは以前BMWのサイドマーカーをオレンジキャンディーに御依頼頂いた方で、今回マツダのクリーンディーゼル車に乗り換えたとの事でフェーエルキャップの塗装を御依頼頂きました。「フェーエルキャップを塗るの?!」と思うかも知れませんが結構前例はありまして、以前これと同じ製品を塗装しておりますのでその時の完成画像紹介させて頂きますね。

atenza60御依頼頂いた内容は以前行った時と同じグリーン色で、今回御依頼頂いたオーナー様曰く、「最近のディーゼルはとても静かで、家族も使うのでうっかり間違えてガソリンを入れないように」との事です。塗装の3大要素である内の一つ「識別」が役立つ訳ですね。

atenza112ちなみに素地はこんな感じでザラザラですからそのまま色を塗っても上の画像のように艶のある仕上がりにはなりませんから、やはりいつもの様に「研磨→プラスチックプライマー塗布→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行います。

その他こんなキャップも塗っていたりします。sti12これは元々もっとザラザラした状態だったのですが、それを艶々のハイオクカラーに、そして文字はパッと見は判りませんが紫っぽくなっています。簡単そうに見えますがうちの技術の全てを注ぎ込んだような内容でして・・・(笑)。まあそれは大袈裟ですが、思った以上に大変なのは本当です。

bmw27こちらは以前御依頼頂いた時のBMWの純正サイドマーカーです。元々クリアーだったレンズをオレンジキャンディーに塗装御依頼頂きました。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂きありがとう御座います!

SUBARU XVテールランプ塗装承ってます

xv115 先日無事到着しておりましたスバルXVハイブリッドの純正テールランプです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

御依頼内容はいつもの定番で(と言っても前例はまだ5回くらいですが)、

・全体をレッドキャンディー塗装
・ウィンカー&バックランプ部分をクリアー抜き
・全体に薄くスモーク(おまけスモーク)
・クリスタルクリアー

となっております。以前施工した時の完成画像がありますので紹介させて頂きますね。

xv100こんな感じになる予定です。全然違いますよね(笑)。

ちなみにこちらはクリアー抜きにする部分のマスキングシートのデータは出来ていますので、「これと同じ様な感じで」と言う御依頼であれば【お任せコース】で対応可能です。ただ初めて御依頼頂く場合は塗り分け位置の打ち合わせなどが必要ですのでその場合は【標準コース】でのお受付となります。どうぞご了承下さいませ。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ヴィオラ・ダ・ガンバ カーボンケース 下準備

viola10 こちらも遂に実作業開始しましたのでご安心下さいませ。ヴァイオリンより大きい弦楽器のヴィオラ・ダ・ガンバ(し、舌を噛みそうな・・・)用のカーボンケースです。

ちなみに付属品を固定しているリベットを外した際にケース内側のウレタンフォームを部分的にカットしていますが、最後にここを塞ぐウレタンシートをようやく現在の物に近い物を見つける事が出来ました。取り付けはリベットでは無くネジ&ナットで固定する予定で、現状の穴よりも大きめにカットして両面テープを貼って取り付けるか、穴に詰め込むような感じにする予定です。穴が密集している所は四角くカットして貼った方がスマートそうですかね。

viola11 そして作業前に裏側を養生しておきます。今回は汚れるのが嫌なので水は使わず全行程空研ぎで行くつもりです。

viola12 ちなみに下地処理を要する箇所は傷部分のみを想定していましたが、やはりと言うか傷が無い箇所でも塗膜の状態は余り良くありません。うーん、何ででしょう。

viola13 傷のある部分を削ってみて判ったのですが、どうやら既存の塗装ではカーボン樹脂の上にラッカーパテを多用している模様です。茶色いのが多分そうで、それ故にあのような痩せたような模様になっていたのだと思われます。日本だと昭和の時代に終わったようなやり方ですが(少なくとも私が塗装屋になってからこういうやり方はやっていません)、まあこの辺は仕方無いですかね。

viola14 と言う事で、当初はサフェーサーは部分的に留める予定でしたが、結局全体的に#180~#240を掛けて全面下地処理を行なう事になりました。まあいつもの通りですね。

viola16 ちなみに今回ちょっと気になっていたのですが、それぞれのカバーの断面は角が立った状態で、これのせいで蓋を閉じる時に塗装が剥がれていた箇所もあったので、今回はここの面を取って極力滑らかに開閉出来るようにしておきます。まあ厚みが1ミリくらいしか無いので意味があるかはどうかは微妙ですけどね。ただやっておけばスッキリしますので。

viola17 と言う訳で素地調整が完了です。傷自体はそんなに無いのですが広範囲に散らばっているので部分的な補修では意味が無く、しかも何でも無いところの素地もあんな感じでしたから結局最後はこんな感じになってしまいますよね。

viola18カーボンは比較的薄く全体的にたわむのでサフェーサーには軟化剤を入れて塗膜を割れないようにしておきます。と言うか軟化剤を入れなくてもサフェーサーが割れるくらいなら先にカーボンが割れますから、今更ながらこれが無意味だと言う事に気付きました・・・。まあ入れて悪いことは無いのでその点はご安心下さい。

とりあえずこの状態で数日寝かし、他に何か熱を入れる時にこれも一緒に当てておく予定です。その後はサフェ研ぎですが、その前に一度各付属品を仮組みしてみようかと思います。新たに入手したネジは長過ぎるのでカットしないといけないんですよね。ただ素材が真鍮なのでそんなに大変では無いと思います。もう少々お待ち下さいませ!