BMW E30インテークマニホールド 結晶塗装承ってます

 先日到着しておりましたBMW E30の純正インテークマニホールドです。この度も当店をご贔屓頂きまして誠に有難う御座います!

 ご依頼は「グレーシルバー」の結晶塗装で、また下地処理にはサンドブラスト作業(軽め)も承っております。

 通常ヘッドカバーは「片面」のみの塗装となりますが、インマニの場合は部品全体への塗装が必要となる為、どうしても金額は割高となります。特にこのインマニは形状が複雑で、そして凄く重く、先に裏側を塗って固定した台ごとひっくり返す!と言う力技が必要となります。

またBMWのエンブレム部は「黒・青・白」で塗り分け、フィンを含む凸部は研磨して光らせるよう承っております。以前の施工例がありますのでそちらの画像を紹介しますね。

この時は赤ですが、今回こちらをグレーシルバーの結晶塗装で承っています。

そちらの参考画像も紹介しますね。

その他の画像はこちらのページからご覧いただけます。

またこちらのオーナー様から以前ご依頼頂いた案件も紹介させて頂きますね。

こちらは7年前くらいにご依頼頂いた案件で、ヘッドカバーを結晶塗装の黒に、凸部をBMWの「Mカラー」で塗装すると言う、今のPRO_Fitだと普通の事くらいにはなりましたが(笑)、当時としてはかなり前衛的なご依頼となりました。作業内容は先に凸部を塗装し、その後結晶塗装を施しています。以前の日記で、この辺りのページから施工内容を見れるかと思います。

こちらは同じカラーリングで「///M」の部分を塗装したオイルキャップです。その他の画像はこちらのページからご覧いただけます。

こちらはフューエルキャップで、今でも時々「これと同じように」といったお問い合わせが多いです。こちらのページから他の画像や作業内容もご覧いただけます。各ロゴはデカールですが、水色の部分は色を合わせたくてわざわざ後からそこだけ塗装したのを今でも覚えています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度も当店をご利用頂き誠に有難う御座います!

メルセデスベンツW124ヘッドカバー 本塗り

先日お預りしておりましたメルセデスベンツW124のヘッドカバーとプラグカバーです。

 ブラスト専門店にてサンドブラスト処理を行ってもらい、腐食を根こそぎ削り落として貰いました。

 その後シンナーで洗い流すようにして脱脂清掃を行い、

 まずは裏側全体に浸透型エポキシプライマーを塗布します。

入り組んだ個所の奥や裏はスプレーでは届かない為、筆で塗り込んでいきます。

 フィンの谷部分も全て筆指ししておきます。

 溝も全て塗りました。

 その後一旦60℃40分くらい熱を掛けて塗膜を硬化させ、

 裏側からマスキングをし、続けて表面の塗装となります。

 同じように全体にエポキシプライマーを塗布します。

 ヘッドカバーは未使用品ですが、やはりと言うかささくれた個所が多いです。

 こういった個所もスプレーでは奥まで入らないので、

 虱潰しに筆指しをしていきます。

 奥まで染み込ませました。

 再び熱を掛け、

 結晶塗装用の塗料(リンター)を塗布します。こちらは鮮やかな赤です。

 時間差で「濃い目のグレー」を塗布します。

 再び熱を掛けます。少量のエネルギーで済むよう、網棚の下に反射フィルムを貼った板を敷いてます(かなり有効です)。

 120℃で30分くらい熱を掛け、結晶目が出た状態です。大変お待たせしました!

グレーはかなり黒寄りで、以前施工したレパードのエンジンパーツの結晶塗装を参考にしています。

この後は恒温器でもう一度120℃20分程熱を掛け、オイルフィラーキャップ取り付け口を研磨し、プラグカバー装着部の当たり面に元々着いていたスポンジモールを取り付けておきます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!