ホンダS2000ハイマウントランプ 本塗り

 先日下準備をしておいたホンダS2000純正のハイマウントストップランプです。

その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

 レンズ系は表面が凸凹としている為、当て板を使ってしっかり研ぎつけます。

 ただ固い当て板を使うと曲面がカクカクとしたラインになってしまうので、その後はスポンジパッド(3M 5585)を使って滑らかなラインにします。指だけを使うのは最後だけです(指の痕がついてしまいます)。

 その後良く清掃し、マスキングを貼り直して本塗り準備完了です。片手で持って塗れるよう、いつものようにボール紙の芯棒に固定しています。

今回のように本体にネジが着いている部品は、それを利用して台に固定するという方法もありますが(昔はそうしていました)、片手で持って回せると非常に塗り易く仕上がりも良くなるので、今はほぼこのスタイルにしています。ただパーツ数が多いと大変ですが・・・(塗っているよりもそれの準備の方が時間が掛かります)。

 まずはベースコートの塗布です。色はホンダ純正のグランプリホワイト(カラーコード:NH565)となります。

 ベースコートは一度に塗るのではなく、しっかりウェットに塗りつつ、コート毎のフラッシュオフタイム(乾燥時間)を設けて4~5コートに分けて塗ります。ベースコートが塗り終わった時点で肌がガサガサしていたら、その上にどんなに艶々にクリアーを塗っても硬化後に(または納品後にも)艶が引けてしまうのでNGです。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

 装着時にはボディとの隙間からレンズの裏側も見えるのでフチまでしっかり色を入れておきました。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMWエンブレムバッジ塗装承ってます

 先日到着しておりましたBMW純正のエンブレムバッジです。こちらのオーナー様は先日同じ部品を2個、青い部分をイエローに塗装をご依頼頂いた方で、今回は新たにこちらの一個をご依頼頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

今回はこちらの一個を、白い部分をポルシェ純正色のレーシングイエロー(カラーコード:L1S1)で承りました。前回は白とイエローでしたが、今回は青とイエローの組み合わせですね。

前回ご依頼頂いた時の画像と、装着された画像も頂きましたのでそちらを紹介させて頂きます。

 この時は青い部分をイエローに塗っています。

仕上がりはイメージ以上と喜んで頂けたようで何よりでした。ちなみにボンネットは現在補修中で、それが終わってから取り付けられるとの事なのですが、その間に違う仕様も・・・と言う事で今回のご依頼になったのだと思います(笑)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

インプレッサインマニ結晶塗装承ってます

 先日到着しておりましたスバルインプレッサ(GC8)のアルミ製インテークマニホールドです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!」

 現状はこの型にありがちな塗膜がペリペリと剥がれた状態ですが、

 アルミ素地自体は比較的綺麗な状態です。

ただ念のため、今回はサンドブラスト処理(軽め)の作業も承りました。

 ちなみにこうなってしまった原因は、素地調整(足付け処理やリン酸処理など)がしっかりされていなかった、またプライマーが塗っていなかった事が理由で、塗膜が劣化したからという訳ではありません。未だに「焼き付け塗装じゃないと」といった都市伝説のような話を聞きますが、そういう訳では無いのです(そもそも結晶塗装も焼き付け塗装です)。

ご依頼内容は結晶塗装の赤で、以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介させていただきますね。

切削加工されたネジ穴周りが艶消し黒に塗られているのはサンドブラスト処理を行ったからで、今回もこちらと同じような内容&仕上がりとなります。以下の記事より作業内容が見れますので宜しければご参照くださいませ。

SUBARU 22B STi Intake Manifold

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ブレンボキャリパー赤塗装承ってます

 先日到着しておりましたブレンボキャリパー一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 現状ぱっと見は綺麗そうに見えるのですが、

ロゴが層間剥離してしまった状態です。下地のゴールドとロゴの赤が剥がれ、さらにその上のクリアーも剥がれるという状況です。

ご依頼内容は赤色での塗装で、以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介させていただきます。

今回はこちらと同じ赤で、元々新品のブレンボキャリパーに塗られている赤の近似色となります。詳しくはこちらのページで紹介しています。またその他の完成画像はこちらのページで紹介しておりますので宜しければご参照くださいませ。

下地処理についてはいつものブレーキ屋さんにお願いする予定で、そちらも紹介させていただきます。画像は以前当店とそのブレーキ屋さんが間借りをしていた知人の工場での風景となります。ブレーキキャリパーの下地処理についてはこちらのページで紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

尚、今回と同時に別の案件で同じようなブレーキキャリパー一式の塗装をご依頼頂いておりまして、そちらも内容が決まり次第後日改めて紹介をさせていただきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ。

銅製エフェクトマイク マスキングデータ作成

 先日下準備を行っていた、ファイアーパターンの塗装でご依頼頂いているボディが銅製のエフェクトマイクです。その後熱を入れてサフェを硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

 先にマスキング用のデータを作成しようと思っていたのですが、サフェの厚みで寸法が変わってしまう為、先に研ぎを終わらせておく事にしました。

 サフェ研ぎ後、仮組みも行っておきました。本体と蓋とのクリアランスはかなり狭く、クリアーまで塗ると蓋が被さらない事が判り、この状態で塗るか、または重なる部分はマスキングをして行う事になるかと思います。

最初に紹介した完成イメージのイラストも記載しますね。

画像左側のマイク部分が艶消し黒、アダプターを差し込む画面左側(後方)が艶あり黒となります。

ファイアーパターン塗装の場合、2~3mm幅のラインテープをフリーハンドで貼っていくか、または全面にマスキングテープを貼ってカッターで柄の形を切っていく方法がありますが、今回は「これに合わせてマスキングシートを作る」と言う方法で行います。

 と言う訳で、まずはマスキングシートのデータ作成を行います。

まずは本体側、細い方からです。

本体の直径から外周の長さを求め、まずは予め作成しておいたデータからざっくり切り取ります。

 違和感が無いかを確認します。

 当然ですが、そのままでは繫がる部分はこんな感じで全く合わない状態です。

 それを調整しながら、このような感じでファイアーパターンが繋がるようにします。

ただ同じようなパターンが連続してしまったので、この後デザイン自体を修正しました。

 本体のファイアーパターンが決まったら、次は蓋部分のデータとなります。当然ですが外周が変わるのでそのままのデザインは使えません。

 一回り大きい蓋の直径から外周を求め、それに合わせてデータを拡大します。画面上だとX軸はそのままに、Y軸の値のみを大きくしています。

こういうのがアナログデータだったら凄く大変な筈ですが、数値の変更だけで出来るベクトルデータでの作業はとても助かります。

 とは言っても実際に行うのは現場作業(塗装)なので、何度もトライ&エラーを繰り返してはいます。

 そして完成です。つなぎ目部分もピッタリに処理し、またファイアーパターンもデザインを変更して隣同士が重ならないようにしました。

 先ほどの画像から120度回した状態です。

基本的には繰り返しのパターンですが、どれも微妙に違うデザインになっています(エンドレス柄では無く、一つ一つペンツールで描いています)。

さらに先ほどの状態から120度回した状態です。

黒い部分(マイク側)が艶消し黒、白い部分(コネクター側)が艶あり黒になる予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!